【ETS.MATERIAUX】 - 普遍的なインディゴ -
こんにちは
ETS.MATERIAUX PRESSの小島です。
例年暑さが増している気がしますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
先週神奈川県の南部の避暑地に行ってきて、まったりとした時間を過ごしてきました。
都会から離れて、自然と戯れるのはやっぱりいいですね。
たまには何も考えずに目を閉じているだけの時間も大事ということを認識し、色々とリフレッシュ出来ました。
結局体中、日焼けで悩まされていますが、、笑
先週STAFF桂の方から秋冬待望の新型デニムのご紹介があったと思いますが、僕もその流れでインディゴにフォーカスした内容を。
■【ETS.MATERIAUX】インディゴ コック ジャケット
春夏シーズンにツイルの生地にて展開していた、”あの”形を更に好き者の為にアップデートして帰ってきました。
インディゴってワードだけで、反応してしまうのは洋服好きあるあるですよね。特に男は尚更惹かれてしまうかと。
ツイル生地の方を持っているのですが、生地分量に対してとても軽さのある着心地で今時期にも袖を通しやすく先シーズンはとてもヘビロテしていました。
ベースとなっているUSのホスピタルジャケットの形がとても好きで、更に釦はイギリスのワークウェアに用いられるチェンジボタンの仕様になっている。現代の解釈によって出来上がるディティールや元ネタから一目惚れでした。
ヴィンテージのモノだと、シルエットが武骨すぎてしまい現代の装いに対してバランスが取りにくいところが難点でしたが、強めの肩傾斜、身幅と着丈を丁寧に整えているので、よりデイリーにハマりやすくなっているのがやっぱり手に取る頻度も高い理由かと。
経糸にインディゴ染めの糸を用いて、ツイルの織で生地を表現し、秋冬のライトアウターとしては勿論、更にアウターの中に差し込む事でインディゴの表情を取り入れられるのも嬉しい点。緩めのコートでフラノやメルトンあたりの毛並みの良い素材の中に差し込むのは間違いないかと思います。
ツイルとインディゴで異なる面になりますが、ツイルはこなれていく過程を楽しめ、インディゴは色の抜け具合と起毛の過程が楽しめますね。物欲が。。
元々ベースがある組み上に対して、"このジャケットの形にこんなのがあったら良いよね。"と空想で手掛けた組下がこちら。
■【ETS.MATERIAUX】インディゴ コック パンツ
大胆に広がったワタリに対して、テーパード の緩急が裾まで効いたこちらのINDIGO COCK PANTS。
インディゴの素材感ですが、インディゴと聞くとなんだかんだデニムをイメージしてしまうかと思います。
同じインディゴでも織が違うだけで、こんだけ別ベクトルになるのもやっぱり洋服は面白いですよね。
勿論デニムとは違った面構えになっており、青みが濃く綺麗に染まっているのでスタイリングも自然と締めてくれます。
個人的に今時期の装いとしては少し霜降ったインディゴのシャンブレーシャツに色味のトーン違いで魅せたりするのも気分です。
視覚的にはデニムに近いので、幅広いワードローブに刺さってくれるのも秋冬シーズンの装いにはありがたいですよね。
元のベースがある物ない物に対し、構築的な考えや発想から生まれたモノは日々のデイリーユースに纏い易く、時代を跨いでブラッシュアップされております。
AWの1stデリバリーから本質的な事を再度認識させてくれました。
是非一度肌で実感してみては如何でしょうか?
小島
ETS.MATERIAUX 新宿店
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