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【POP UP】Lamrof POP UP開催します!

  • いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

    谷店の湯原です。

    今回はいつもと少し違う内容です。

    716()から3日間から渋谷店でLamrof(ラムロフ)というブランドのPOP UPが開催されます。

    まずは簡単にブランドのご紹介。

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    Lamrof(ラムロフ)はFormalを逆綴りにしたもの。
    「正装を思想的に対極を着る」という意味を持つ。
    シーズンに囚われず着たい服をコレクションとして発表する。

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    2021SSからスタートした新しいブランドです。

    今回はLamrofデザイナーの坂本さんと417 EDIFICEプレス・バイヤーの阿部さんでブランドについてや、今回のPOP UPの経緯、などなどを対談形式でお話してもらったのでそちらをご紹介します。

    いつものブログより多少長くなりますが是非最後まで読んでもらえると嬉しいです。

    それではご覧ください

  • -それでは早速、今回のPOP UPの経緯やおふたりの出会いを聞かせてください。

    阿部坂本 : どっから話しましょうね()

    阿部 : 本当に最初の出会いを話すと同じ地元出身でして。
    僕の中学校の同級生が坂本と高校が同じで、それもあってその同級生を介して出会ったというところがそもそもの始まりになります。

    坂本 : そこから数えると10年以上経っているもんね。

  • 阿部 : 大学生になった時にファッションに興味を持ち始めてその中でお互いあるドメスティックブランドにハマっていた時期があって。

    坂本 : あんまり地元で好きなブランドのものを追求して着ている人とか多くなかったからそういったところでもなんか気が合ったっていうのはあるよね。

    阿部 : よく遊んだし、買い物も一緒に沢山行きましたね。

  • -お互いに友達としても「ファッション」としても気が合う仲間っていう感じなんですね。

    阿部 : 自分も割と洋服が好きで、沢山買ってきたけど、大輔もかなり捨て身で服買い物してたんですよ。2万円しか持ってないのに3万円の洋服が欲しいから着てるシャツ売って買うみたいな()

    坂本 : やってましたね(笑)同世代だったら誰よりも洋服を買ったんじゃないかなって思ってます。

  • 阿部 : ずっと見てきてるから大輔が思う「カッコイイ」がLamrofでは表現されてるんじゃないかなとは思いますよね。

    坂本 : ずっと洋服を買ってきてたけど、ここ2.3年で洋服だけではなく「暮らし」を意識するようになりました。家とかインテリアとかですね。「ライフスタイル」って括るとよくある言葉に聞こえますが、暮らしにこだわりが無い人が洋服だけに特化しててもかっこよくないなと思い始めて。

    阿部 : なんとなくわかります。

    坂本 : まだまだ色々勉強中ですけど、洋服も暮らしもインテリアもいろいろリンクしているところがあると思うんですよね。
    洋服を通じてそういったところを提案していきたいなと思っています。

  • -今回のコレクションはパジャマというか、所謂リラックスウェア的な雰囲気もありますよね。

    坂本 : セットで合わせて着るとパジャマっぽさが出るし、単品で着ればもちろんタウンユースとしても使える。
    お気に入りの大事な1着って毎日着ないじゃないですか?
    けど家着って毎日着るし、お風呂に入ったあとに着たりするので毎日洗うわけでもない。人にはあまり見られないけどこれは毎日着る「正装」として捉えることもできるなって思いました。

    -ブランド名の「Lamrof」は「formal」の逆さ綴りなんですよね。

    坂本 : 正装なのに家で着る、でも逆に言えば家で毎日着るからこその正装という意味もあります。

    阿部 : 自分も家で着る洋服とかに対しても以前より拘るようになったかな。

    坂本 : アパレルの人でも寝る時に限っては洋服に拘ってなくて、自分は誰かに見られてないとしてもちゃんとした格好をしたり、スタイルも持っていることによって人と話したときにそれが出ると思うんですよね。

    そういったバックボーンを自分の中にしっかりと持っていると話をしたときに伝わる瞬間があるなっていうのを洋服に携わる仕事をやっていて感じる部分がありました。
    大袈裟ですけどひとつの「美意識」みたいなものかなと思ってます。

  • -それじゃあアイテムについても聞かせてください。

    坂本 : 今回シャツ・タンクトップ・イージーパンツ・ショーツの4ピースで作りました。
    1枚で着るとどれも私服で使えるのですが、セットで着ると急にパジャマっぽくなれる感じが肝ですね。

    阿部 : しかも「オンブレチェック」を落としこんできたのも坂本らしいですよね。色もすごい良いし。

    坂本 : 僕も聖也も無類のオンブレ好きで、やっぱり外せないなと。男らしさもあるし。

  • 阿部 : このシャツとパンツのパイピングに関してはどんな理由があるの?

    坂本 : オンブレのシャツって無数にあると思うんですよね。外で着る分にはパイピングが無くてもかっこいいと思うけどこのパイピングを加えることで家の中でもパジャマ感・リラックスウェア感が出ると思うんです。
    よくパジャマとかって胸元とかお尻のところにパイピングがあるんですけどそういった変化をつける意図ですね。

    阿部 : 確かに、そう言われるとそうだよね。パジャマにも見えてくる。

  • -このジャケットは一転、雰囲気が変わりますね。

    坂本 : このジャケットはスモーキングジャケットというものでタキシードの原型とも言われているものです。
    主に19世紀頃に着られていたものでディナーの後に吸うタバコやパイプの煙や灰から衣服を守るために着られていたので「スモーキングジャケット」と言われています。
    いわば食後のリラックスタイムに着る服だったんですよね。

    阿部 : そこのリラックスもさっきの4ピースと同じでキーワードになっているんだね。

  • -セレクトした植物を今回いっしょに販売するということなんですが、そこについても教えてください。

    坂本 : このLamrofというブランドは、ファッションを通じて暮らしにこだわるきっかけを作りたいという思いがあって、自分が洋服の次に好きな植物も暮らしを豊かにするものだと思ってます。ですのでこういった機会にオススメの植物をポップアップにて初ローンチしようという流れになりました。
    陶芸家の方に特別に頼んでお願いしている、ジャズ界の帝王と呼ばれたトランペット奏者の顔をモチーフにした鉢も作っているので是非そちらも見に来てほしいです。


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    元々は友達だけど、お互いに刺激を受けあい、かっこいいを共有してこうやって仕事として交わることができたんですね。

    阿部 : 合わせ方によっては417のアイテムとも合うと思いますし、これからの季節のアクセントにはなるかと思います。
    POP UP開催中は店頭のみの発売になるので是非渋谷店までお越しください。