〜数あるワークウェアの中で異彩を放つSMITH'Sの魅力〜
〜数あるワークウェアの中で異彩を放つSMITH'Sの魅力〜
レリュームでは毎シーズン別注アイテムを展開している、アメリカブルックリン発のワークウェアブランド、『SMITH'S AMERICAN』
青いステッチや可愛いトリコロールカラーのブランドタグなど、どこか可愛げのあるデザイン。
僕らがイメージするワークウェアとはちょっと違うアイテムを展開する、『SMITH'S AMERICAN』ってどんなブランドなんだろう?
ということで、聞くなら本物のSMITH'Sラバーに、と
日本のライセンシーである『美濃屋株式会社』にて『SMITH'S AMERICAN』の商品企画兼営業担当を務める、大迫 寿基 さんにお話を伺いました。
ーよろしくお願いします。
大迫 よろしくお願いします。
ー早速ですが、大迫さんの経歴と現在のお仕事について教えてください。
大迫 『SMITH'S AMERICAN』(以下SMITH'S)の日本のライセンシーである美濃屋株式会社で、『SMITH'S』の営業と商品企画を担当しています。
ー『SMITH'S』は大迫さんがデザインしている現行の日本企画のものも古着も共通してカラーステッチの印象が強いですが、どういった経緯でこのデザインは出来上がったのでしょうか?
大迫 カラーステッチのデザインは、当時どこも同じようなデザインであったワークウェアの中で”ファッション性”という切り口で差異化を図るべく先人達が考えついたものであると言われています。
これは1976年のアメリカの百貨店とのコラボキャンペーンでのビジュアルなのですが、この資料からも『SMITH'S』には昔から”ファッション性”がキーワードとしてあったことが伺えます。
1976年の合同キャンペーンのメインビジュアル。
当時は髭が生えた体格の良い男性がモデルを務めることが多かったワークウェアブランドの中でも『SMITH'S』は異彩を放っていた。
ーなるほど。腰回りがタイトなペインターパンツ、新鮮ですね。
大迫 僕がこの業界に入った90年代あたりでも、お洒落な先輩方が『SMITH'S』のペインターパンツを履いていた記憶があります。様々なカルチャーをミックスしたファッションが流行っていた当時、綺麗目なスタイルにもハマる『SMITH'S』の細身のペインターパンツは取り入れやすかったんじゃないでしょうか。
ラコステのポロシャツでフレンチに、アイクベーハーのシャンブレータブカラーシャツでブリティッシュアメリカンに、とザアメカジだけでない多様な着こなしをしていた記憶があります。
ー『SMITH'S』のペインターパンツは現在も細身の作りになっているんでしょうか?
大迫 いえ、日本展開の現行品は時代の流れに合わせてややゆったり目のサイジングに調整しています。ただ、先ほどお話しの上がったカラーステッチや、トリコロールカラーのブランドタグは残していて。これを見れば『SMITH'S』とわかるとようなディテールは残しつつ、現在のトレンドに合わせた商品作りを心がけています。
ー今日大迫さんが履いているのも『SMITH'S』のペインターパンツですよね?ハーフパンツタイプもあるんですか?
大迫 これは現行のものを履き倒して、先日自分でリメイクしたものなんです。裾をカットオフして、汚れが目立つ部分にはワッペンを縫いつけたりして。ところでこのスマイルマーク、見覚えありませんか?(笑)
ー言われてみれば、どこか既視感がありますね、、
大迫 これ、レリュームさんで購入したエコバッグを切って貼ってるんです。気に入って使っていたんですけど、汚れが目立ってきていたので、インタビューが決まってから急いで縫いつけて。(笑)
ーあ〜!(笑)すみません、気づかなかったです、、
普段から物作りが好きで、趣味で没頭しているプラモデルでは賞を取ったこともあるという大迫さん。
使ったのはハサミと画材と手縫い針。オールハンドメイド、さすがのクオリティです。
ー最後に、今回の別注シリーズ、大迫さんオススメの着こなしなどあれば教えてください。
大迫 カットソータイプのものは、やはりカジュアルな印象が強いアイテムなので少しドレッシーなアイテムと合わせていただくとバランスが取れてよいかと思います。Tシャツだったらスラックス、ハーフパンツだったらシャンブレーシャツやボタンダウンシャツといった感じで。
大迫 シャツカバーオールは、是非普段シンプルな格好をしている方にも挑戦してみて欲しいですね。
シャンブレーシャツやワークシャツを羽織る感覚で着ていただくだけで、ステッチやポケットの形などがアクセントになりグッと洒落感が増すと思います。
ちなみにこちらの半袖タイプのシャツカバーオールは、レリューム別注限定の形。
他のどこでも買えない完全別注仕様となっております。
最後は営業車だという『AFFINITY』の自転車とともに。
ちなみに『AFFINITY』も『SMITH'S』と同じブルックリン生まれのブランドという、さすがのこだわりっぷり。
大迫さんは『SMITH'S』の公式ホームページも管理しているそう。
服好きなら微笑んでしまうような大迫さん直筆のブログや著名人へのインタビューなど魅力的なコンテンツ満載の『SMITH'S AMERICAN』公式サイトも是非チェックしてみてください!
大迫さん、お忙しい中ありがとうございました!