服道楽と総菜屋
L'ECHOPPE青山店 中村です
今回初めてL'ECHOPPEのBLOGを書くにあたり「そもそもL'ECHOPPEとはなんなのか?どういったスタイルのお店なんだろうか?」 と考えてみる事にした
先日の事だがL'ECHOPPE青山・渋谷の全スタッフ、加えてコンセプターの金子恵治が集まるミーティングが実施された
L'ECHOPPEがオープンしてから6年もの歳月が流れ現在では新しいスタッフ含めて店舗だけで総勢11名
随分と大所帯になったと灌漑深いのである
メンバーを見てみると随分と味わい深い(俗にいう濃い?)メンバーが顔を並べており良くもまぁこんなメンバーを集めたものだと感じてしまったのだ
集まった理由としては ‘L'ECHOPPEとは’ を考える
丁度このblogの冒頭に書かれた理由と同じである
もともとL'ECHOPPEはセレクト(仕入れの商品)のみのお店としてオープンし2年半前に ‘LE’ というオリジナルレーベルも生まれファッションにおける選択肢も格段に増えたのだ
オープンからL'ECHOPPEが掲げているコンセプトは以下である
「遊びゴコロある着崩しを楽しむファッショングルマン(服道楽)・エピスリー(総菜屋)の店」
「ひとつの服の発見が人々を繋ぐことを願い、まだ見ぬ新しいもの、見逃されてきた価値を追い求め、世界を渡り歩き、収集する。そして、それら価値あるものを発信する」
さらにこの度総勢11名になるL'ECHOPPEスタッフにも自身のスタイル、ファッションの拘りというものを聞いてみた回答が以下の通りである
・品のある着こなし、相対的な物の掛け合わせ
・女性らしい着こなしに影響を受け、色使いやサイズ感は女性的なバランスを意識すること
・人物を建築物と模してそのバランスを意識すること
・自身が培った経験、カルチャーを時流に合わせて落とし込む事
・出会う人、赴く場所を意識し拘りがないのが拘り、
ふむ...
彼らの見た目と同じで難解である
L'ECHOPPEのコンセプトも同様に少々難解である
総じて彼らの拘りというものは自分自身にしか分からない事が圧倒的に多いようだ
そもそもここには我々が提案するファッションにおける着こなしのルールがなく用意されたエピスリーに答えを出すのはお客様 (遊びゴコロある着崩しを楽しむファッショングルマン) なのだ
スタッフのスタイルも同じで表面的に見える拘りでは無く自身にしか分からない答えを持ってまだ見ぬ価値を追い求めて発信している
スタイル・拘りとは各々が持つ self expression (自己表現) の一種でそれをエピスリーを通じて各々の考え方で価値を発信していくことがL'ECHOPPEでいうスタイルなのだろうと思うのだ
上記の画像は去年に発売されたオリジナルレーベル ‘LE’ のジーンズである
完成にたどり着くまでのヒストリーはこちらに掲載されている金子恵治の対談を見て頂ければと思います
そもそもジーンズとはゴールドラッシュで湧く鉱山で働く鉱夫らにリーバイ・ストラウス社が提供し販売されたのが原型となりその後ジーンズがファッションシーンに登場していくのは御周知の通りである
誰しもが影響を受けた映画『理由なき反抗』のジェームス・ディーンを筆頭にスティーブ・マックイーン、ポール・ウェラー、マーロンブランド、セルジュ・ゲンズブール、リバーフェニックス...etc
ジーンズスタイルの象徴的な人物は数えるときりがない
彼らは各々のスタイルで労働者の制服であるワークウェアに新たな価値を見出し着崩しを楽しむ事で新たなファションとして昇華していったのだ
僕らが新しい価値として提案する ‘LE’ ジーンズを各々が ‘遊びゴコロある着崩しを楽しんで頂く’
それがL'ECHOPPEが考える皆さまの ‘スタイル’ になっていけばいいなと思うのだ
それに一緒に考えた方がファッションは楽しいでしょう?
L’ECHOPPE 青山店 中村
【L’ECHOPPE 青山店】
住所: 東京都港区南青山3-17-3 1F
電話番号: 03-5413-4714
営業時間: 11:00~20:00定休日: 不定休
【L’ECHOPPE 渋谷店】住所: 東京都渋谷区神宮前6-20-10 MIYASHITA PARK SOUTH 2F
電話番号: 03-6712-5770
営業時間: 11:00~20:00定休日: 不定休
※L'ECHOPPE渋谷店は4/25~当面の間、休業となります