「生涯」のパートナーに選びたいOMEGA
OMEGAの新商品が入荷いたしました。
時計を探す中で、「機械式時計」という言葉を見聞きすることがあるのではないでしょうか。機械式時計とは何か、からどのように使うのかをまとめてご紹介いたします。「生涯」のパートナーとして選びたいアンティークウォッチのご参考にしてみてくださいね。
機械式時計とは、巻き上げたゼンマイがほどける力を動力とする時計のことで、英語ではメカニカルウォッチ(Mechanical Watch)といいます。そんな機械式時計ですが、動力となるゼンマイの巻き上げ方によって「手巻き」と「自動巻き」の2種類に分類されます。では、この2種類にはどのような違いがあるのでしょうか。
#手巻き
手巻き時計とは、読んで字の如く手でリューズ※1を巻いてゼンマイを巻き上げる方式の時計のことです。後述する自動巻きに比べると軽く、厚みを抑えることができます。
※1:ケース側面にある時間を調整する突起パーツ
使用方法は、停止した状態からの場合は通常約30回前後巻くようにしましょう。ゼンマイが全て巻き上がると、それ以上に手巻きができなくなり、この状態を「巻き止まり」といいます。巻き止まりの状態から無理に巻き上げようとすると、ゼンマイが破損してしまうため注意が必要です。
#自動巻き
自動巻きとは、手巻きとは違い時計内部のローター(写真上)と呼ばれる半円形の金属部品が、時計を装着した腕の日常の動作によって自然に回転し、自動的にゼンマイを巻き上げてくれる仕組みの時計です。オートマチック(Automatic)と呼ぶこともあります。
注意点として、便利な自動巻きですが腕の動きが足りない時や、着用時間が短いためにローターが十分に回らない時は巻き上げが足りなくなる可能性があります。
自動巻き時計は手巻き同様、手動で巻き上げることも出来るため、上記の場合は少し手巻きしてから使うようにしましょう。
最近の自動巻き時計であれば手の動きだけで巻き上げてくれますが、HIROBで取り扱いのレディースウォッチ、特にケースが小さいものであれば、ゼンマイの巻き上げる力が弱いため、20回前後手巻きした後に着けるようにしましょう。
※自動巻きでも例外として20mm前後と特にケースの小さい自動巻きモデルは手巻き同様の使用方法を推奨しております。前述したローターよりもさらに小さく、巻き上げる力がより弱くなっています。自動巻きの機能は精度を安定させるための補助的な役割として使う形になります。
いかがでしたでしょうか。
一点もののアンティークウォッチとの出会いは、すべてが一期一会。
生涯のパートナーとして寄り添ってくれる時計を是非HIROBで見つけてくださいね。