STORIES : 001「ブランド、FOLLが生まれるまで」
UNFOLLOWのプライベートレーベル"FOLL"が生まれるまでのストーリーをデザイナーとの対談を交えてご紹介する連載ブログ"STORIES"。
Photo _ yuya ota
Text _ yuya ota
ー 第一回目ですね。今回からFOLLのアイテムが生まれるまでのストーリーをインタビュー方式でご紹介する"STORIES"という連載ブログを作っていこう。という事で まずはデザイナーの自己紹介からよろしくお願いします。
平沢幹太です。 (以下、平)
2020年4月入社、新卒2年目です。
UNFOLLOWでは商品企画とファッションアドバイザーを担当しています。
ー よろしくお願いします。早速ですが入社して間もなく商品企画に抜擢なんて異例ですよね!学生時代の頃も洋服にまつわる事はしていたのでしょうか?
平 大学時代から洋服関係のアルバイトはしていましたね。
販売のアルバイトからファッション系イベントのPRのアルバイトなんかもしていました。
ただ一番今の自分を形成しているのは、国内のコレクションブランドでインターンをしていた事が大きいと思います。
ー平沢の学生時代の活動をまとめたポートフォリオと影響を受けたという本ー
ー なるほど。学生時代からファッション漬けで、洋服づくりの元となる部分はにインターンしていた頃に培ったと。
次にUNFOLLOWに配属された経緯もお伺いしてもいいですか?
平 そもそもはUNFOLLOWのディレクターとの出会いがあったかもしれませんね。学生の時に学生ファッションイベントを企画していまして、その時にダメもとで協力してほしい旨のメールを送ったんですよ。
ー 面識無い人に直接ってことですよね?(笑)
平 面識ない人に直接です(笑) ただ面識ない僕に対しても、ディレクターが快く相談に乗ってくれましてイベントも無事に行えました。
そしてそれから数年後にディレクターから「UNFOLLOWのパーティーにこないか?」と声をかけてもらって、それからちょくちょく誘っていただけるようになりまして。
大学卒業後はそのままインターン元で制作を行おうと考えていたのですが、ディレクターから「一緒にUNFOLLOWのオリジナル作らないか?」と熱く背中を押してもらって今に至ります。
ー 半ば引き抜きのような形だったんですね。その後すぐにデザインに携わっていたそうですが、やはりもその分の葛藤も大きかったのではないですか?
平 プレッシャーは勿論ですが、まずコロナ禍の影響で新卒の僕は数か月間出勤できない状況からスタートでした。
自宅での研修の合間にデザインを起こしたりイメージソースを練ったりしていたのですが、一番つらかったのは実際に生地や糸、加工現場を見たりが出来なかったことでした。
ー 日本だけではなく海外の業者もロックダウン状態でしたし、モノづくりの現場は全てにおいてスムーズに機能していなかったですよね。
そんな中でスタートしたFOLLでしたが、ファーストシーズンはどうでしたか?
平 本来であればもっと多くのアイテムをリリースするはずだったのですが、クオリティーを下げてまで製品化することがどうしても納得いかなくて…9つのアイテムをリリースするのがやっとでしたね。
ただその9つのアイテム達はコロナ禍の中でもモノづくりの現場を諦めないファクトリーの方々や生地屋さんの協力あって作ってもらったアイテム達なので本当に納得がいく物が作れました。
ー 2020AWシーズンのサンプル生地やサンプル糸、デッサンなどをまとめたイメージボードー
ーファーストシーズンで平沢が特に思い入れのあるアイテムー
ー その想いがあるからこそ、2021ssシーズンは1からこだわり尽くして製作が行えたという事ですね。
そして第一号として誕生したのがこの"daily shirts"だと?平 そうです。細かいディテールと生地に対するこだわりがありすぎるアイテムですね。このアイテムが一番語れるかもしれません(笑)
ー daily shirts ー
ー 尺間に合うかな?(笑)そしたら次回はこの"daily shirts"をトピックしてご紹介しましょう!乞うご期待を!
UNFOLLOWのプライベートレーベル"FOLL"のデザイナーとの対談を交えてアイテムにまつわるストーリーをご紹介する連載ブログ"STORIES"。
次回はいよいよアイテムにトピック!
「STORIES : 002 〝daily shirt〟」
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