高さが2段階の調節ができる!コンパクトな新作テーブル
今回は新作「アルヴェスタ ダイニングテーブル」を開発者自らご紹介します。
スペーサーで高さ調整可能
こちらのテーブルは同アルヴェスタのLDシリーズとして開発しましたが
通常のダイニングテーブルとしても使用できるように高さを2段階で調整できるようにしております。
付属のスペーサーを外せば高さ67cmで、昨今のリビングダイニングやソファダイニングと言われる
少し高さをおさえたテーブルとして。
スペーサーを入れることで通常のダイニングテーブルの高さである72cmにて使用できます。
天板サイズは130cm×75cmと非常にコンパクト。
ワイド方向で130cmというサイズは4人座るにはギリギリのサイズ感ですが、このテーブルは脚が天板の四つ角になく、天板内側に入り込んでいるため、窮屈に感じることなく使用できます。
天板の四つ角に脚があるテーブルだと、どうしてもその脚の内側に椅子類を入れ込んで使用しなければなりませんが、この脚のデザインであれば、脚の圧迫感が無く、座り位置を調整できます。
脚が天板内側に入り込んでいるのにはもうひとつの利点が。
ベンチ類を合わせて使用した場合、テーブル脚が邪魔にならずに立ち座りが可能です。
ベンチはどうしても横からスライドするように立ち座りを行いますので
テーブルの四つ角に脚があると、脚が邪魔でわざわざベンチを後ろに引いてから立ったり座ったり。
ましてやベンチの片側に人が座ってたりすると、その人にも一回立ってもらわないと自分が立ち上がれない、なんてことも。。。
そんな理由からこのような脚の形状となっています。
天板はアルコール消毒液なども使用して拭くことができます
木材は堅く強度があり野球のバットに使われたりもするアッシュ材、天板のみメラミン化粧板になっています。
このメラミン化粧板はミッドセンチュリーと言われる1950年代から家具に多用された材料で北欧ではアルヴァ・アアルト、アメリカではジョージ・ネルソンなど様々な著名デザイナーが好んで取り入れた素材。
「熱、汚れ、傷」に非常に強い材でアルコール消毒液なども使用して拭くことができますので、感染症予防の観点で今まさに時代にフィットしている素材なのではないでしょうか。
*アッシュ木材部分はアルコール不可になりますのでご注意ください
デザイン面では北欧家具を意識して開発しましたが、北欧でもデンマークではなくフィンランド。
個人的な印象ですが、フィンランドの家具はデンマークよりも少し優しくて可愛らしいイメージがあります。
天板のエッジや脚の細部にRを多用して、そのあたりを意識してデザインしましたので、このテーブルから皆さんフィンランドを感じて頂けたらなぁ、と思います。
フィンランドに行ったことはありませんが、このテーブルおすすめです。