色彩は力
《ファッションは自由》というのを大前提にお話しますが、、
街中を歩くと男性も女性も若い方も大人の方も、全身をブラックで固めたスタイリングを良く目にします。
女性は、髪色のバリエーションが昨年から増え、ブラックベースのスタイリングが明るい髪色に映えたり、一方男性の間では、アウトドアウェアをオールブラックで都会的に着こなすスタイリングが主流になっていたりと、色彩豊かな洋服はどこか敬遠されているように感じます。
こんにちは、五月女です。
個人的には一抹の淋しさを覚えます。
色に救われることが多くありました。
心身が落ち込んだときに明るい色を着ると自然と心身も明るくなり、仲間と色を揃えることで帰属意識も芽生えます。
色彩には力があります。
そんな力のある色彩を今一度身に纏っていただきたい。
そんな想いを1つのブランドに託し、ご紹介いたします。
【BONSAI ボンサイ】
Made in Italyにこだわりを持つイタリアブランド。
全てのアイテムがイタリア製でモノづくりの良さを残しつつ、今までのイタリア製のイメージを覆すような色彩豊かなアイテムたちが魅力です。
スタイリングを交えてアイテム群をご紹介いたします。
まずは1コーデ目、、、
満月と木々が目を引くニットは、世界を誇るニッティング技術を誇るイタリアならでは。
一枚で主役級の1着です。
それに合わせたのは、パープルのデニム。
一見難しそうですが、ニットの色を拾い統一感を出すと合わせやすいです。
続いて2コーデ目、、、
ベロアのような光沢感が特徴のコットンニット、イタカジをイメージして、ゆったりとした白のチノパンを合わせて、現代解釈のイタカジを作り上げました。
さらに3コーデ目、、
写真では伝わりにくいですが、実はパーカの中には中綿が!
ゆったりしたサイズ感なので、着膨れしている見え方もなく着用できます。
パープル×ネイビーのツートーン。
色数を絞ると明るい色も難なく合わせられます。
まだまだ続きます。
4コーデ目、、
こちらも1撃必殺のニット。
ニットが目立つようにボトムスはシンプルなブラックを選びました。
ニットの立体感をより強調させるために、ツルッとした生地のフェイクレザーを選んだのもポイントです。
さらにさらに5コーデ目、、
リーバイスのシルバータブのようワイドテーパードのデニム。
実はステッチにパープルを用いているシンプルすぎないデザイン。
シルエットをベースに90年代スケーターをイメージしたスタイリングを作りました。
ステッチの色を拾いアウターをパープルにして統一感を出しています。
怒涛のコーデ5連発を見ていただしました。
お付き合いいただきありがとうございます。
もちろん、ブラックベースのスタイリングは、合わせやすいし、ミニマムでカッコいいです。
しかしたまに明るい色彩を取り入れたスタイリングに挑戦してみるのもファッションの楽しさだと思います。