小スペースデスクで広々としたお部屋に「Lille desk」
「リモートワークが増えたのでデスクは欲しいが部屋が狭くて。。。」
「置けるけどしっかりと雰囲気があって、なおかつ圧迫感のないモノが欲しい。。」
そんなお悩みを持ってデスクを探されている方は多いのではないでしょうか。
今回は昨年の11月から販売を開始しました"Lille desk"(リル デスク)を紹介いたします。
と、言いましても以前にもブログでご紹介していますので今回は開発のウラ話をメインにさせて頂きます。
開発ウラ話
この企画を進めるにあたってはまず、
1)コンパクト
2)雰囲気
3)価格
の、3つのポイントを念頭に入れながら企画を進めました。
1、コンパクト
「コンパクトと言ってもどれぐらいのサイズがコンパクトと言うのだろうか?
「コンパクトすぎて作業性を損なうのはちょっとなぁ。。」
等とモンモンとしながら家の中の至る所をメジャーで測りながら引き算を繰り返すこと、
僕が行き着いたのが、幅80 × 奥行45 × 高さ73(cm)と言うサイズでした。 ※主観で恐縮です。
最初は「幅90 × 奥行50(cm)は欲しいな。」などと考えていたのですがコレが意外とそんなスペースが無い!
という事実が発覚。喪失感を感じながらメジャーで計測を繰り返していくと幅80(cm)なら置ける所が
ちらほらあるじゃないですか。そんなこんなで幅は80cmで決めさせて頂きました。
奥行きに関しても同様に
「50cmだと椅子をしまった場合でも少し出っ張っちゃうなぁ。最低でも45cmあれば何とかなるなぁ。」等と
考えをめぐらせた結果になります。しかもこのサイズならもしかするとキッチンの隙間スペースに置いて、
子供のリビング学習ならぬキッチン学習も出来ちゃうのではないかな?と思ったりして。。
使わない時は作業机としても使えるし。
そんな妄想を膨らませてサイズは固まったのですが、それでも満足できないのがいつもの癖でして。。
僕は結構デスクの上を散らかしてしまうタチなので「少しだけでも良いから収納が欲しい」という
欲望にかられて棚板を天板の下に追加しました。
そう。ただの棚板なのですが侮ってはいけません。
これが意外にも片付けたい時にサッと片付けられるので凄く重宝するんです。
2、雰囲気
小さいサイズのデスクって探すと結構たくさんありますよね。
せっかくおしゃれな空間にしたの簡易的なデスクを置いちゃうとなんかそこだけ
こざっぱりし過ぎて台無しだし。。
この商品は、ACME / journal standard Furniture で展開している
「Grandview series、Lille series , Sens series」の家具と
合わせやすいようにデザインしています。
オークの木目がくっきりと出たアンティーク家具で見られるような
味わいを出すような仕上げを心がけました。
これらはラフな仕上げが売りな商品ですが机ですので平滑な天板です。
もちろんその他の家具にも比較的合わせやすい色味で仕上ていますので
組合せを楽しんで頂ければと思っています。
また、デスクですので通常の家具と比べると割かし雑に扱っちゃうんじゃないかな?と
思いまして敢て少し綺麗に仕上ています。
僕がそうなのですが、デスクですと不用意に物をぶつけてしまいがち。
デスクチェアなんかもたまに勢い良くぶつけちゃったりしてドキっとする時があります。
ガシガシ使って頂いてさらに味わい深い表情に育って行ったら良いな。と願って仕上ています。
▲天板のトップは突板ですが、外周の小口には無垢の板を貼っています。
デスクチェアなどを不用意にぶつけてしまっても突き板を傷める事がないので安心です。
▲アメリカンヴィンテージで70年代のスクールデスクのデザインを元に脚部をデザインしました。
※下の写真がヴィンテージのスクールデスク
学校の机って、無駄が無いので勉強に集中できる気になりますよね。 ※僕だけかもしれませんが。。
ボロボロになっても良い雰囲気になるのが想像できます。
3、価格
昨年からリモートワークが始まった方もきっと多いですよね。
「今まさにデスクが欲しいけどコロナウイルスが終息したらリモートワークじゃなくなっちゃうから我慢している。」
と言う方もきっと多いのではないかと思います。
ですので、今作のデスクはそんな方にも手に取りやすいように価格面も比較的抑えて販売出来るようにしました。
これはメーカーさんや工場と協力しあって価格をギリギリまで調整し、
尚且つワガママを聞いてもらって現在に至ります。
とは言っても、作りや強度に関しては決して妥協していませんのでご安心下さい。
以上になります。
まだまだ語り足りないですが十分に魅力はお伝えできたのでは?と思います。
是非、店頭で見かけた際は以上の点も踏まえて現物を確認して頂けると
より一層魅力を感じて頂けるのではないかと思います。
宜しくお願い致します。