偏愛すべき、マルジェラ"tabi boots"のススメ
マルジェラのタビブーツが放つ、唯一無二な魅力。
"マルタン・マルジェラ(Martin Margiela)"
といえば?
という問いに、必ず一言目で出てくるであろう、タビブーツ。
真の意味でアイコニックなそのタビブーツをUNFOLLOWよりご紹介。
1988年、マルジェラがデビューとなったランウェイで最初に歩いたモデルが履いたその時から、
30年以上経った今でも世界中のファッションピープルが愛してやまないタビブーツ。
メンズでの展開は、メンズコレクションを始動した1999年のこと。
まずは「ブラック」から。
ヒールは横から見ると太くて高い。
しかし、細くくびれたラストは女性の体を思わせるほど細く官能的だ。
そして、ブラックのカーフレザーの佇まいは男性的な雰囲気すら感じさせる。
身近なものを新たに奇妙なものに作り変え、奇妙なものを美しく作り変える。
マルジェラの真骨頂といえる一足。
水性ペンキで隠されたタビブーツ。
時間の経過とともに表情を変える「ホワイト」
汚れや黄ばみ、朽ちが教えてくれる歳月の経過。
メゾンのアトリエを思わせるその姿は、マルジェラのフィロソフィをより深く感じられるだろう。
「シルバー」フィルムで覆われたタビブーツ。
時の流れに伴い摩耗する銀箔加工は、
一過性の華やかできらびやかに着飾ったファッションシーンへのアンチテーゼとも解釈できる。
長く共にすれば、するほどに本質に近づいていく。
色気を纏った「ベルベット」仕立てのタビブーツ。
しっとりと艶めくベルベット。そしてラッカー仕上げのソール。
そのルックスは高級な1脚のソファを思わせる。
一つ一つの所作に鈍く煌めく様は、美しさの熱量が絶妙に抑制され、
夜更けに聴くゴスペルのような静かなリズムを刻みながらその体温を保っている。
甘くウッディなシガーと楽しんで欲しい。
UNFOLLOWでは今回ご紹介した、タビブーツの他にも、シューズを中心に幅広くラインナップ。
気になるフィット感をお試しの際は勿論。
オンラインだけでは感じ取れない、マルジェラに纏わる物語はぜひショップにて。
ところで、カルト的人気を誇るドイツ・ベルリン発のアート / ファッションマガジン"032c (ゼロ・スリー・トゥー・シー)" はご存知?
詳細
MAISON MARGIELA
(メゾンマルジェラ)
展開店舗:UNFOLLOW各店、BAYCREW'S STORE(online)
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