日本人が作る「世界一正統なスウェットシャツ」
LOOPWHEELER for LOWERCASEから半袖スウェットが入荷!
「LOOPWHEELER(ループウィラー)」というブランドをご存知でしょうか?
洋服好きな方は既にご存知の方も多いかと。
「LOOPWHEELER」は1999年スタートの日本のブランド。
「熟練した技術を持つ職人の手によって生み出される着心地のよい吊り編みものだけに拘って作成したデイリーウェア」を作り続けています。
さあ、ここに見慣れない専門用語が出てきました。
「吊り編み」って何?
と、読んだ大半の方が思う所でしょう。(これですぐ分かった人は十分洋服が好きな方々かと)
吊り編みを作る「吊り編み機」は1960年半ばまではスウェットシャツの生地を生産するにはごく一般的な編み機でした。
出来上がった生地の最大の特徴はその「柔らかさ」にあります。
そしてくり返し洗濯してもその特性が失われにくい吊り編み生地はスウェットシャツやTシャツの素材として用いられてきました。
しかし、その後の大量生産や大量消費の時代の到来によって、この吊り編み機は徐々にその姿を消してゆきます。
例えばスウェットで使用する「吊り裏毛」は1時間に1mしか編むことしか出来ません。
職人による管理や作業も多い為、生産効率を考えれば当然非効率な物となります。
ここまで読んで頂ければとてもアナログで作るのも大変手間のかかる素材という事はご理解頂けるかと思います
しかしこの着心地や質感はこの素材でしか楽しめないという現実があるのも事実。
ここに着目し、現在に至るまで作り続けているのが今回ご紹介するLOOPWHEELERです。
現在は世界でも和歌山に数台だけ現存する吊り編み機を使用し、職人の手により丁寧に紡がれる高品質なスウェットはこのブランドのコンセプトにある「世界一正統なスウェットシャツ」の代名詞となっております。
今回は前置きがかなり長くなってしまいましたね・・。
さて、今回入荷の商品はこちらになります。
昨年から好評頂いているLOWERCASEのコラボアイテムになります。
今回はインラインでも稀にしか発売されない半袖スウェットを採用。
LOOPWHEELERの使用する素材の中でも通年で着やすいLWライト素材を使用しているので、春夏は一枚で。更に気温が下がれば羽織り物のインナーとして使えますので汎用製の高いアイテムです。
柔らかさの中にしっかりと芯を感じるコットンスウェットは、着用と洗いを繰り返す事でふっくらとした質感が増していきます。
毎日着たくなる服とはきっとこういった物を指すのでしょうね。
ベージュ系、カーキ系、ブラウン系の3色展開から今回はベージュ系のカラーをピックアップ。
明るすぎず、良い意味でかすれた感じのする色目は絶妙です。
(身長182センチ、体重70キロで今回はXLサイズを着用)
今回は着こなしも少しだけトラッドな要素を加えたかった為、KAPTAIN SUNSHINEのシアサッカー素材のトラウザーをチョイス。
足下はBENCH × JOURNAL STANDARD 別注モデル。
本来こういったパンツは革靴やローファーを合わせたくなりますが、ここは敢えてビッドとタッセルが入ったサンダルで抜け感をプラスしました。
僕だったらこう着るかなという主観で今回は組ませて頂きましたが、少しでも参考になれば幸いです。
「日本が世界に誇るスウェットシャツ」
大人が着るベーシックアイテムとしてクオリティも確かな物があります。
是非、直接お手に取ってみて下さい。
それではまた次回!