レイヤードあれこれ。
今回はレイヤードについて、お話させていただければと思います。
古来より、日本では重ねて着ることに美しさを感じる。
十二単なんかがまさにそれですね。
ここ数年は街中でもシンプルな装いの方が多くなったような感じもしますが、
個人的には、洋服に対して自信が無い人や、人におしゃれだと思われたい人がいたとすれば、
レイヤードは特効薬の1つではないかと思ってしまいます。
レイヤードする方にも、しない方にも
観ていただきたい。
そんな事を思いながら書きましたので
少し、お付き合いください。
ルーズなシャツ。
最近はバランスを非常に上手くとっているもの自社、仕入れともに多いと感じるのですが、
毎回単体で着るだけではなんとなく物の良さに頼りきりな感じがしてしまいます。
着丈の長いシャツとの掛け合わせは個人的にもいい雰囲気かなと思っています。
が、意外とマイノリティなのかもしれませんね。
個人的にはイチオシではあるんですが。
レイヤードといえばカットソーのレイヤードが最も認知されているのではないでしょうか。
ここ数シーズン個人的に気に入って頻繁にしてしまうのは、同色のレイヤード。
同色の物でまとめた時、露骨に出したようないやらしさの無いその雰囲気に
セットアップやジャンプスーツを着た時の様な"統一感"のカッコよさを感じます。
長短に大きく差があっても、違和感がないのも取り入れやすさに繋がりますね。
これは正確に言うとレイヤードでは無いのかもしれませんが、、
個人的に柄のシャツや羽織りを着ることが多いのですが、
柄物自体のパンチに固執して、シンプルに1枚で着ることが多くなってました。
そうなってくると柄やシルエットに飽きると途端に着なくなる。
その時、たまたま読んでいた本にあった僧侶の袈裟の写真を見た時にインスピレーションを受けた記憶があります。
当然のことながら、すでにこういう着こなしをしている人は当たり前にいましたが、
日本にも古くから重ねて着るという思想があったことに感銘を受けました。
そういう理由もあって、私は前に生地が来るように腰に巻いています。
関係ない話を挟みましたが、
洋服に対して考えることがおもしろいと思ったスタイリングですね。
レイヤード。
もちろんなんでもかんでも重ねればオシャレな訳では無く、
私自身もタックインしたり、シンプルに着ることもしばしばあるのが実際のところでございます。
足し算と引き算。
両方の振れ幅が大きい人ほど、
素敵なスタイリングをされているような気がしてしまいます。
ゆっくり考えることができる今だからこそ、
そんなところまで考えてみるのはいかがでしょうか。
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