【ÉDIFICEコンセプターが語る賢いアイテム選び】
エディフィスのコンセプトを作る"コンセプター"紺野氏に年始SALEでのオススメアイテムを聞きました。
エディフィス一筋18年の経験に裏打ちされた豊富な知識と鋭い目利きでこの時期に買うべき4つのアイテムにフォーカス。
是非年始SALEのお買い物の参考に御覧ください。
【TATRAS別注 Merano ワッシャーナイロンフードブルゾン】
- TATRAS別注は毎シーズンEDIFICEで展開してますが、今季のおすすめポイントを教えて下さい。
紺野:まずポイントは上品な丈感の"MERANO"で別注したところです。昨今のスポーティなスタイルが多い中、大人の男性が上品な雰囲気をキープしながら絶妙な丈感で着れるモデルです。
また素材も肌に触れたときに軽さがある"ワッシャーナイロン素材”を採用。素材特有のシワ感や深みのある光沢が、一枚でこなれた雰囲気を演出してくれます。
今季は暖冬が続き、ダウンの出番をまだかと楽しみにしている方には是非とも手に入れてもらいたいですね。
- TATRASのダウンジャケットはサイズ感もタイトでスタイリッシュな印象ですが、今回の別注ダウンのおすすめのスタイリングはありますか?
紺野 : 余計なものを削ぎ落としたミニマルなカラーリングが大人っぽい印象を与えてくれますが、実際に大人になると地味さが出てしまいますよね。
大人は、どこかに色を使う着こなしで色気を出せます。
例えばブラックとは反対色の明るい色を挿してあげる。ベージュやカラシ色を取り入れるとスタイリングの幅が広がり、ちょっとした発見があると思います。
【AURALEE ダブルフェイスチェックステンカラーコート】
- 冬コートの一番手としてファッション業界でも人気を誇るオーラリーのコートですが、今回ピックアップした理由を聞かせてください。
紺野 : 大前提として"素材と商品がリンクしている"ということ。オーラリーはデザイナーが日本各地、世界各地を回り、厳選した素材を存分に使用します。
素材の良さを最大限に生かすことのできるようにデザインされた洋服が、熟練の職人の手によって作られています。
ベーシックなアイテムが多いですがメゾンブランドに劣らない良さがあります。
こちらのコートはふわっとしたシルエットの中にもハリのある生地が一枚で様になるようにデザインされています。柄も定番のチェックからブラウンをベースにしたブリティッシュチェックをセレクトしてます。
このクオリティーの一着をこの時期に手に入れられるのはとてもメリットがあるのではないでしょうか。
- オーラリーのオーバーコートの着こなし方を教えて下さい。
紺野 : 素材が素直に高級なので奇をてらわずシンプルなスウェットやニットで合わせたり、軽く着崩すイメージがしっくりきますね。
とても高級な素材ですが、それを感じさせないラフな着こなしが一目でオシャレ感を出してくれると思います。
【BEGG&CO 別注マフラー】
- 今まさに必需アイテムのマフラーですが、この時季に選ぶポイントはありますか?
紺野 : 毎年セレクトしている"BEGG&CO"。今季はあえて差し色でイエローなども取り入れています。おすすめのカラーはやはり黄色や明るい配色の柄が良いと思います。
また安心感のあるサイズ感なので、贈りものや自身で使うのにも使い勝手の良い一本だと思います。
差し色と合わせたニットやインナーとの組み合わせが楽しめますし、いつも重たい色しか選ばない人でも挑戦しやすいと思います。マフラーは何本あっても良いのでこの機会に取り入れてみても良いですよね。
【adidas STAN SMITH RECON】
- 最後にエディフィスが提案するスタイルには欠かせないスニーカー「スタンスミス」のおすすめポイント教えて下さい。
紺野 : もはや説明不要の王道スニーカーですが、いつ見ても飽きがこないゆえに一足は持っておきたいマストアイテムとして今回ピックアップしました。
基本はシックなデザインをベースにしているので、極限に削ぎ落とされたシンプルな一足としてエディフィスが大事にしているコンセプトには欠かせないです。目新しいデザインのスニーカーが多数存在しますが、こういったクラシックな一足は手持ちの洋服と合わせる時に軽さと安心感を与えてくれるので手放せないですよね。
いかかがでしたでしょうか?
エディフィスのあらゆる分野で活躍している紺野氏がおすすめする4アイテム。
この時期のお買い物の是非参考にしていただけたらと思います。