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CALMERが、THOMAS MASONを選び続ける理由

《CALMERが、THOMAS MASONを選び続ける理由》

毎シーズン、少しずつ表情を変えながら、
CALMERが作り続けているTHOMAS MASONのシャツ。

新しいものが次々と生まれる中で、
なぜ、同じ素材と向き合い続けるのか。

その理由は、
THOMAS MASONという名前や歴史だけにあるわけではありません。

CALMERが大切にしているのは、
必要なものを残し、余計なものを削ぎ落とす「ミニマム」という考え方。

服としての美しさをつくるために、
デザインを足していくのではなく、
何を残すべきかを考える。

その考え方は、シルエットだけでなくポケットやステッチ、
細かなディテールにまで落とし込まれています。

そして、そのミニマムなデザインを支えているのが、
THOMAS MASONの生地。

程よくハリのある生地が身体から少し離れ、
その間に生まれる空間が、シルエットをつくる。

ただ着るだけで、
どこか凛として見える。

けれど、決してかしこまりすぎない。

そんなCALMERが大切にしているバランスを、
この素材が支えています。

《長い時間を経ても、美しいもの》

1796年、イギリス・ランカシャーで誕生した
THOMAS MASON。

200年以上にわたり、シャツ生地と向き合い続けてきたブランドです。

1990年代にはイタリアのAlbini Groupへと受け継がれ、
英国の伝統に、イタリアならではの技術や色彩感覚を重ねながら、
現在までさまざまなシャツ生地を生み出しています。

美しい発色。

繊細なストライプ。

そして、服に仕立てたときに感じる、
端正な表情。

長い歴史があるから選ぶのではなく、

今、袖を通しても美しいと思えるから選ぶ。

CALMERにとって大切なのは、そのことなのかもしれません。
長く残るものは、
必ずしも目を引くものとは限らない。

何度着ても飽きがこないこと。
その時々のスタイリングに自然になじむこと。

そして、時間が経っても
「また着たい」と思えること。

THOMAS MASONの持つ普遍的な美しさは、
CALMERが考えるものづくりとも重なっています。

《ミニマムから生まれる、ディテール》

CALMERのTHOMAS MASON SHIRTは、
一見すると、とてもシンプルです。

少しゆとりを持たせたシルエット。

小ぶりな襟。

大きめのポケット。

ダブルカフス。

そして、
後ろ姿に立体感を生み出すバックタック。

一見すると、
どれもシンプルなディテールに見えるかもしれません。

けれど、CALMERが目指しているのは、
ただデザインを減らした「シンプルなシャツ」ではありません。

必要なものだけを残し、
そのひとつひとつに意味を持たせる。

それが、CALMERの考えるミニマムです。

たとえばポケット。

大きさや位置だけでなく、
シャツ全体のバランスを崩さず、
実用性も備えながら、
正面から見たときの佇まいまで考えて設計しています。

ステッチも同じ。

目立たせるための装飾ではなく、服として必要な美しさの中に自然に収まるように。

細かな部分まで過剰に飾らず、それでも、よく見るときちんと考えられている。

そうした積み重ねが、このシャツの静かな存在感につながっています。

その佇まいを支えているのが、生地の持つ程よいハリ。

身体のラインに沿いすぎず、少し離れたところでフォルムを保つことで、
オーバーサイズでありながら、ルーズになりすぎない。

バックタックから生まれるボリューム。

袖をまくったときに残る、自然な立体感。

横から見たときの、身体と服の間の余白。

デザインを足すことで目立たせるのではなく、必要なディテールだけで美しく見せる。

着る人の身体を強調するのではなく、その人自身を美しく見せるためのシルエット。

CALMERがこのシャツで大切にしていることです。

《きちんと着なくても、美しい》

シャツだからといって、
いつもきれいに着る必要はありません。

・ボタンを少し開ける。

・袖を無造作にまくる。

・裾を出して着る。

・デニムと合わせる。

・ワイドパンツと合わせる。

その日の気分に合わせて、少し着方を変えてみる。

それでも、素材の持つ端正さが残っているから、
スタイリングは崩れすぎない。

きちんとしているのに、力が抜けている。

CALMERが考える日常の服は、そのくらいの距離感がちょうどいい。

特別な日のためだけではなく、何気ない日に自然と手が伸びる。

そして、何度も着るうちに、その人自身の着方が少しずつ加わっていく。

そんな時間まで含めて、長く愛用してもらえるシャツでありたいと考えています。

《同じ素材から、違う服が生まれる》

THOMAS MASONの生地は、
世界のさまざまなブランドで使われています。

同じTHOMAS MASONを選んでも、
出来上がる服は同じではありません。

クラシックなシャツに仕立てるブランドもあれば、
大胆なシルエットへ落とし込むブランドもある。

素材をどう捉え、
どう仕立て、
どんな人に着てもらいたいのか。

そこに、
それぞれのブランドの考え方が表れます。

CALMERが惹かれたのは、
この素材の上質さだけではありません。

その端正な表情を、
少し力の抜けた日常の服へ変えられること。

そして、
ミニマムなデザインだからこそ、素材そのものの美しさを感じられること。

THOMAS MASONの持つ品の良さと、CALMERのリラックスしたシルエット。

そこに、必要なものだけを残したディテール。

異なるものが重なることで、このシャツのバランスが生まれています。

《着た人だから気づく、後ろ姿》

実際にCALMERのTHOMAS MASON SHIRTを
手に取ってくださった方から、

カラーやデザインだけではなく、
「バックスタイルも抜かりない」

という声をいただきました。

正面だけを美しくつくるのではなく、
横から見たとき、
後ろから見たときにも、
その人の佇まいが美しく見えること。

バックタックによって生まれる立体感も、
CALMERがこのシャツで大切にしているディテールのひとつです。

着ている本人には見えにくいところまで、
きちんと美しく。

そんな小さな積み重ねが、
一枚の服の印象をつくっていきます。

《なぜ、作り続けるのか》

CALMERが大切にしていることのひとつに、
「物を大切にする」という考えがあります。

新しいものを次々と手に入れるのではなく、気に入ったものを長く使う。

何度も着て、自分のものとして馴染ませていく。

だからこそ、
服をつくるときにも、長く愛用されることを意識して、
デザインやディテールを意図的に考えています。

毎シーズン、新しい服をつくることはできます。

けれど、
新しいことだけが価値ではないとCALMERは考えています。

何度も着たくなるもの。

季節が変わっても、また袖を通したくなるもの。

数年経っても、自分のワードローブに自然と残っているもの。

そのために、デザインを必要以上に複雑にしない。

流行を強く取り入れすぎない。

素材の良さを活かし、
着る人の生活に自然になじむものにする。

長く使われることを考えることも、
CALMERにとってはデザインの一部です。

THOMAS MASONのシャツも、
CALMERにとってそんな存在のひとつ。

同じものを繰り返すのではなく、
その時々の気分や色、
スタイリングに合わせて少しずつ変化させながら、
作り続けていく。

変わらないために、少しずつ変わっていく。

それもまた、
CALMERが考えるベーシックのひとつです。

《良い素材を使う、その先へ》

THOMAS MASONだから、
このシャツを作っているわけではありません。

CALMERが作りたい服があり、
そのシルエットや佇まいを表現するために、
THOMAS MASONという素材を選んでいます。

良い素材を使うことが目的なのではなく、
作りたい服のために、良い素材を選ぶ。

素材のハリがフォルムをつくり、

ミニマムに考えられたデザインが、
その素材の美しさを引き立てる。

ポケットやステッチといった細かなディテールにも、
CALMERらしい考え方を込める。

上質だけれど、かしこまりすぎない。

ミニマムだけれど、何もないわけではない。

ベーシックだけれど、どこか違う。

そして、何年経ってもワードローブに残っている。

そんな服を、これからも。

CALMERが選び続ける、THOMAS MASON。

今季の一枚も、
ぜひ袖を通して、その佇まいを感じてみてください。

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