【T/E徹底解剖】 Product Twelve × EDIFICE-都市生活を変える?「モダン・ミリタリー」の機能美-
都市生活におけるファッションの「理想」と「現実」のギャップに悩んでいませんか?
タフでオーセンティックなデザインを愛しつつも、現代の気候変動や忙しい日常に対応できる機能性は譲れない。そんな要求に応えるのが、Product TwelveとEDIFICEによるコラボレーションレーベル「T/E」の新作アイテムのご案内。
空軍パイロットジャケットが、都市の戦闘服に生まれ変わる
ベースにしたのは、60年代フランス軍のパイロットジャケット。
名作のディテールはしっかり残しつつ、現代の我々が日常で羽織れるよう、機能性とシルエットを徹底的に洗練させています。
1. クラシックとモダン、絶妙な「上品ミリタリー」
ミリタリー由来のタフな機能性を持ちながらも、このブルゾンが醸し出すのは、どこか上品な佇まい。それは、素材選びとシルエットの調整の妙でしょう。
武骨すぎず、かといって華奢すぎない、まさにデイリーに羽織るためのパーフェクトなバランス。
これなら、シャツやスラックスと合わせたクリーンな着こなしにも難なくハマってくれます。
軍モノ特有のゴツさが削ぎ落とされ、洗練された大人のためのブルゾンに昇華されているんです。
2. 快適性の追求:「撥水ナイロン、メッシュ、中綿」の三位一体
T/Eコレクションの真骨頂は、やはりその機能性。このブルゾンにも、現代のテクノロジーが惜しみなく投入されています。
撥水ナイロン: もちろん、素材には撥水性のあるナイロンを採用。小雨や汚れを弾いてくれるので、着用シーンを選びません。そして、その軽やかな着心地は、重厚なアウターを脱ぎたい今の気分にぴったりです。
薄中綿イン: 薄手ながらも確実に保温性を確保する中綿を内蔵。ボリュームが出すぎず、シャープなシルエットを保ったまま、季節の変わり目から冬のインナー使いまで対応できるのが賢い。
メッシュ裏地: そして、地味に効いてくるのが、内側の高通気性メッシュ仕様。着用時のムレを軽減し、常に快適な温度をキープしてくれる。肌離れも良いので、Tシャツの上にサッと羽織れる。結果、ロングシーズンで活躍する万能アウターが完成しているわけです。
3. 襟を立てろ!スタイルを変えるストラップディテール
極めつけは、特徴的な襟のディテール。ここはストラップ付きの仕様になっていて、襟を立てて着用することが可能になっています。
普段は寝かせてクリーンに。風の強い日や、少し気分を変えたいときには襟を立てて、フレンチパイロットらしいタフなムードを演出する。
このちょっとしたギミックで、スタイリングの幅がグッと広がる。 このブルゾンは、ルーツへの敬意と、我々が都市で生き抜くための機能が、高次元で融合した、まさに「現代の戦闘服」と言っていいでしょう。
T/Eのワイドパンツ、つまり「M-52チノ」が現代に覚醒した
ご存知の方も多いでしょうが、コイツのデザインベースは、あのフランス軍の「M-52チノ」、数ある軍パンの中でも、特に洒落っ気と迫力を兼ね備えた不朽の名作。
T/Eでやったのは、このオーセンティックなルーツを最大限にリスペクトしつつ、現代の都市生活者(つまり、我々ですね)が本当に求めている機能で、完全にチューンアップすること。
1. 無骨さと品格、その危うい均衡
M-52譲りの2タックは健在。これが生み出すのは、巷によくある「だらしないワイド」じゃなく、迫力満点のワイドシルエットです。
ミリタリーの泥臭さ、無骨さは残っている。。。でも、この素材感と計算されたパターンのおかげで、ちゃんと街着としての「品」を担保している。
この絶妙なバランスこそが、T/Eの本領でしょう。カジュアルなトップスと合わせても、なぜか大人っぽく決まるのは、この均衡のおかげです。
2. 撥水ナイロン、そして「見えない中綿」の企み
素材の話に移りましょう。生地は撥水性のあるナイロン、これがタフさと軽快さを両立させている。
雨なんて気にしなくていい、この身軽さこそが今の服に必須の要素。 そして、このパンツの最大の「仕掛け」が、薄中綿のインサートで一見、春から秋にかけての薄手のワイドに見えるんですが、実は適度な保温性まで持たせている。
見た目のクリーンさはそのままに、秋から冬にかけてもガンガン穿ける。賢い。というか、服としての隙がないわけです。
3. ベルトレス推奨。だって、細部が最高に気の利いた仕様だから
ベルト、いりません。ウエストにはテープ式のバックルが付いているんで、ギュッと絞るだけでジャストフィット。
無駄な手間を省き、即座に快適性を確保。この実用性への振り切り、最高です。
M-64パーカーが、軽快かつ知的な都市型コートに進化
今回、手を加えたのは、フレンチミリタリーの名作アウター、「M-64パーカー」。ミリタリー好きなら垂涎の、あの機能美を誇る一着を、現代のコートとして再定義。
仕上がったのは、膝上丈の洒脱なコート、元のM-64が持つ本来の機能美はそのままに、街で軽快に羽織れる現代的なシルエットと着心地にアップデートされているんです。
1. M-64のムードはそのままに、サイズ感を刷新
ミリタリーコートの持つ、あの特有の無骨なムードはしっかり残されている。
しかし、そのままのサイズ感では重すぎる、、、T/Eは、そのバランスを熟知していてシャープな膝上丈に調整。
これにより、カジュアルにもクリーンにも振りやすい、絶妙な汎用性を手に入れた、もはや重厚な軍用具というより、スマートな都市型コートと呼ぶべきでしょう。
2. タフなのに着心地はライト。「撥水ナイロン×中綿×メッシュ」の黄金律
表地は撥水ナイロン: もちろん、雨や風をシャットアウトする撥水性のあるナイロン素材を採用。見た目はタフですが、驚くほど軽やかな着用感を実現しています。コートなのに肩が凝らない、これって実はすごく重要ですよね。
中綿&メッシュ裏地: そして、ボリュームを抑えた薄手の中綿入りで、必要な保温性はきっちり確保。さらに、裏地はメッシュ素材。これにより、ムレを防いで通気性を高め、気温差の激しいシーズンでも快適な温度をキープしてくれるんです。
ミリタリーウェアの見た目と、ハイテクな機能素材の組み合わせ。この機能美の黄金律が、このコートをただのコートで終わらせていない理由です。
3. 汎用性の高さこそが、このアウターの真価
このコートは、オーセンティックなルーツと、現代的な機能性を極めて高いレベルで融合させている。だからこそ、ON/OFF問わず、本当に汎用性が高い。
休日のカジュアルな着こなしから、ジャケットの上から羽織るスタイルまで、シームレスに対応してくれるはずです。 無骨さと軽快さ、そして機能性。この三要素をバランスよく実現したT/Eのコートは、あなたのワードローブを間違いなく底上げしてくれる、賢い選択になるでしょう。
フリースなのに「クリーン」。その秘密は Polartec Alpha にあり
さて、T/Eコレクションの中に、かなり面白い立ち位置のアイテムがあります。それが、このフリースカーディガン。
フリースと聞くと、アウトドアやカジュアルすぎるイメージがあるかもしれませんが、T/Eが手がけるとこうなる、という見本のような「クリーンなフリース」に仕上がっています。
1. ノーカラー仕様が実現する、大人のためのフリース
まずはデザイン、Vネックやクルーネックではなく上品なノーカラー仕様。
これにより、フリース特有のカジュアルさが払拭され、シャツやタートルネックの上から羽織っても、まるでミニマルなジャケットのようなクリーンな印象にまとまります。
フロントは、控えめながらもアクセントになるスナップボタン。カーディガンらしい軽快さと、ブルゾン的な実用性をちょうどよく兼ね備えた、非常に使い勝手の良いバランスです。
2. 素材が全てを語る。「Polartec Alpha」という名の異次元
しかし、このアイテムの真の価値は、使用されている素材にあります。
採用されているのは、ハイパフォーマンス素材の代名詞、Polartec Alpha(ポーラテック アルファ)。、この素材、とにかく「驚異的」の一言。
軽量性: 羽織っていることを忘れるほどの軽さ。
保温性: 確実に温かい。
通気性: そして、蒸れにくい。
つまり、動いている時は熱を逃がし、立ち止まっている時は温かいままという、矛盾した快適性を同時に実現しているわけで、フリースにありがちな「暑くなりすぎる問題」を、このAlphaが見事に解決。
3. バッグに忍ばせておけ。「コンパクト収納」という都市機能
さらに、このPolartec Alphaは、圧縮性が非常に高いという特性も持っています。
小さく畳んでもシワになりにくく、カバンの中にコンパクトに収納可能。気温が読めない季節の変わり目や、電車内での温度調整、出張の際など、「とりあえず持っておく」という使い方に最適です。
ミニマルなデザインと、ギアとしての機能性。この両立こそが、T/Eが提唱するモダンウエアの姿、このカーディガンは、スタイリングの幅を広げるだけでなく、あなたの行動範囲と快適性を広げてくれる、文字通りの万能フリースです。
フリースジャケットは「ミッドレイヤー」として真価を発揮する
T/Eコレクション、締めるのはこのフリースジャケット。先ほどのカーディガンと同じく、ベースにあるのは機能性、そしてミリタリーの血統、 デザインベースは、フランス軍のフリースジャケット。軍モノ特有の質実剛健な実用性はそのままに、現代の都市生活、そしてアウトドアのフィールドでも通用する高機能フリースとして、見事に再構築されています。
1. タフなルーツと、都市的な「ミニマル」の融合
ミリタリー由来の実用性、つまりガシガシ使えるタフさやポケットの配置といったディテールは残している。
でも、このジャケットが優れているのは、それらを日常で快適に使えるルックスに落とし込んでいる点。
過剰な装飾はなく、非常にミニマル。フリースでありながら、その表情はどこかシャープで都会的。これこそが、T/Eが提唱するハイブリッドな機能美の真骨頂。
2. 再び登場!「Polartec Alpha」の異次元スペック
そして、キーとなるのはやはり素材、さいほども登場したPolartec Alpha(ポーラテック アルファ)をメイン素材に採用しています。
この素材が持つスペックは、まさにアクティブウェアの理想形です。
優れた通気性&保温性: 汗をかいてもムレにくく、それでいてしっかり温かい。ハイキングやサイクリングといったアクティブシーンでストレスがないのはもちろん、満員電車での「不快な蒸れ」からも解放してくれます。
驚異の軽量性: 着ていることを忘れるほどの軽さで、動作を一切邪魔しない。
この「着心地のストレスのなさ」こそが、現代のウェアに求められる最重要項目でしょう。
3. アウターにも、ミッドレイヤーにも。賢すぎるユーティリティ
さらに、Alphaは圧縮性が非常に高く小さく丸めてバッグに放り込んでもOK。 これによって、このフリースジャケットの真価が発揮されます。
アウターとして: 季節の変わり目に、Tシャツやカットソーの上からサッと羽織る。
ミッドレイヤーとして: 真冬には、先ほど解説したM-64パーカーやパイロットブルゾンの下に挟む。
この「レイヤリング(重ね着)」の核となる機能性を持っている。T/Eのフリースジャケットは、あなたのワードローブの中で、最も賢く、最も頼れるユーティリティプレイヤーになるはずです。
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