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Scye × RE-PURPOSE|新たに生まれ変わったSKINS JACKET

レショップで展開しているレーベル「RE-PURPOSE」でおよそ8年前にリリースしたSKINS JACKETという洋服がありました。

 

SKINS(スキンズ)とは「スキンヘッズ」の略で、1960年代後半にイギリスの労働者階級の若者から生まれたカルチャー。労働者階級のアイデンティティを強調したファッションや音楽(当初はジャマイカのスカやレゲエなど)を特徴としていて、その名の通り髪の毛を刈り上げたヘアスタイルが由来になっています。

ベン・シャーマンのボタンダウンシャツやフレッド・ペリーのポロシャツ、リーバイスのジーンズにサスペンダー、ドクター・マーチンのブーツといったアイテムが彼らを代表とするスタイルですが、実はジャケットもかなり特徴的でした。

 

過去にRE-PURPOSEで制作したジャケットは、当時の若者の自己主張に溢れたディティールを取り入れたものであり、そのとりわけマニアックな仕様はスタッフの間で今でも話に上がるくらい印象の強いものでした。

 

それを今回、英国のテーラー技術を得意とするScyeのデザイナー宮原さんに新たに制作をご依頼。

Scye × RE-PURPOSEのダブルネームによるSKINS JACKETが生まれました。

 

 

元になった60-70年代のスキンズジャケットと、過去にリリースしたRE-PURPOSEのディティールを踏襲しています。

オーバーラップポケット(3連のチェンジポケット)や、8連の袖ボタンは当時の彼らの強い自己主張の現れでもあり、現代のジャケットにはほぼ見られないエッジィで目を惹くデザイン。

 

またそれだけではなく、目に見えない部分でも主調の強い彼らのジャケットは、裏地、カラークロスもオーダーメイドで派手なもので、今回は英国製の裏地を贅沢に使用しています。

 

また、見た目の面白さだけではなく、高い技術に裏打ちされたScyeによる作りこみが素晴らしいです。

少し厚みのある肩パットにナチュラルなショルダー。前振りの袖、柔らかなシェイプと腰回りにかけての丸み。

ラペルは古いスキンズジャケットのモデルを参考にやや細めの設計で、フィッシュマウス。低めの襟腰。フロントは3つボタン。

表地は国内の贅沢なウールモヘア生地を使用しています。

 

現代においては狂気的にも感じる遊びの利いたディティールに対し、一方で現代においても狂気的に感じる縫製とパターンの良さ、真面目に作られたテーラードジャケット。

このギャップに心が躍ります。

 

着こなしは自由に。宮原さんも仰っていましたが、スキンズカルチャーだからといってそのまんま着る必要もありません。(勿論、バッキバキのスキンズファッションもカッコいい!)

普段の装いに取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

8年振りとなるリリースで、新たに生まれ変わったSKINS JACKET。洋服好きにこそ手に取っていただきたいジャケットができました。

是非ご覧ください。

 

L'ECHOPPE

【SCYE× RE-PURPOSE】 EX SKINS JKT:ジャケット

カーキ | 46

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【SCYE× RE-PURPOSE】 EX SKINS JKT:ジャケット

ネイビー | 46

 

レショップ公式YoutubeチャンネルではScyeのデザイナーの宮原さんにご出演いただき、更に詳しくお話ししております。

是非こちらもご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=FD5W3Zh5m00&t=18s