LE Hunting Jacket|英国由来のハンティングジャケットを日常着に。
ようやく長い夏も終わりを迎え、秋冬は何を着ようかと考えるのが楽しくなってきました。
少し涼しくなり外に出るときちょっとした羽織物を着るようになりましたが、本格的な冬のアウターの出番はまだ少し先。
ウールのロングコートやダウンジャケットのような防寒着をクローゼットから引っ張り出す前に、秋から春先など長いシーズンで着用できるアウターをLEで新たに制作しました。
ベースになったのは、前回の海外出張の際に見つけたヴィンテージの英国製Burberryのハンティングジャケットです。
ハンティングジャケットは19世紀のイギリスで貴族の狩猟スポーツの流行をきっかけに生まれ、現在ではファッションアイテムとして親しまれているクラシックなアウターのひとつ。
型もブランドやハンティングの種類に寄って様々ありますが、ガンフラップや大きなゲームポケットなど特徴的なディティールがいくつもあったりします。
今回サンプリングしたジャケットはそういったガチャガチャしたディティールがなく、とてもシンプルなもの。
4つのポケットがフロントに配されていて、ユーティリティなデザインはフィールドアウターらしいデザインとなっています。
低めのポケットや、袖口が開くデザインが特徴的で、襟先は立てた時に留まるようにLEのバルカラーのディティールを追加しました。
生地はコットンのバックサテンを使用しています。よくミリタリーであるバックサテンなどに比べると少し肉感があり、モールスキンの様なタッチ。
上品で鈍い光沢感もあり、とてもタフな素材です。
また、裏地は肌触りのよいコットンネル素材を使用しています。通常このようなハンティングジャケットはBurberryをはじめ、代表的なBarbourやL.L.Beanなどブランド特有のハウスチェックを使用することが多いですが、LEでは着用しやすい無地を採用しています。
そういえば去年リリースしたウールのチェスターコートもヴィンテージのBurberryをベースにしながら制作していました。
クラシックなメンズのコートは英国由来の物が多いです。
その中でもBurberryは英国の既製服の発展を牽引してきた歴史あるブランドでした。
ですので、つい日常的に手に取りやすいメンズの定番アウターを考えた時にそこに行きつきやすい。
海外出張でたまたまそういった良い古着に出会えたという偶然も重なり、レショップらしい一着が出来上がったと思います。
流行に左右されずに、長い期間着用しやすい便利なディティールのアウター。
こういったものが一着クローゼットにあると安心します。
是非店頭でもご覧ください。

L'ECHOPPE
【LE / エルイー】Hunting JK
ベージュ | 2

L'ECHOPPE
【LE / エルイー】Hunting JK
ブラック | 3