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【Circles】 RAL SHIRT ’25

突然ですが、シャツっていいですよね!
なにがいいって、色々いいんですよ。

襟がついてるから、ちゃんと見えるってのもあるんだけど、実際ライドの時に良い。
脱ぎ着がしやすいので気温に対応しやすいし、日差しよけにもなる。それに何より、シャツを全開で自転車に乗るのって、本当に気持ちがいい。

シャツの裾がひらひらと舞って、そのリズムに乗るだけで最高の気分になる。その風に乗ってどこまでも行ける気がします。
今回はシャンブレーシャツが作りたくて、生地を探して、デザインを考えて、かなり自信が持てるシャンブレーシャツができました。

Why Chambray Shirts?

なんでシャンブレー?と聞かれたら、こないだMKSで別注させてもらった真鍮ペダルのように、使いこめば使い込むほど良くなるものが作りたかったから。
製品は新品の時ってほんと一瞬だし、劣化じゃなくて、使い倒して唯一無二になっていく経年で進化していくものが個人的に大好物です。他のものを選ぶ時だって、そういう基準でなるべく選んでる。
そういう理由もあって、RALをやり直すときに最初に手をつけたかったのは、年明けリリースしたジーンズと、このシャツ。こういう考えがRALのアイディアの基盤になっています。

元々古着が大好きだってのもあるんですが(いや、お金がなくて汚い服しか買えなかっただけかもしれないが)
個人的に敬愛している元Bridgestone USAで、Rivendellの創業者であるグラント・ピーターセンが名著「ジャストライド」で「ビューセージ / 使いこまれた美しさ」という表現を使っていて、「その価値観めっちゃわかる!!」と勇気をもらったのも、自分の好きな価値観を丸出しで企画していこうと思った理由でもあります。
この手の話が好きで、まだこの本読んだことない人がいたら絶対読んでみてください
 

Details

おっと、話をシャツに戻そうか。
インディゴブルーと白の糸で織られたシャンブレーは、元々「汚れが目立ちにくい」って理由でワークウェアに採用されていたくらいだから、当然作業の時にも調子いいやつ。

肘に補強がしてあったり(このデザインはめちゃくちゃこだわった)、胸ポケットのディテールなど、ヘタリそうな場所にはしっかり補強が入ってます。

あと、どうでもいいこだわりは縫製の運針数と縫製仕様。1インチ間に入っているステッチ数なんですが、一見するとマジでどうでもいいことなんですが、神は細部に宿るんです。チェーンステッチと本縫い、巻縫を各部位で使い分け、何度も洗っているうちにステッチにアジが出て、使い込むほどにどんどん雰囲気が良くなっていくように設計しています。

タフなディテールを採用しているんですが、使用している生地は日本製のしなやかで柔らかいコットン100%の生地を使用しています。柔らかくて気持ちがいいし、打ち込みも甘めなので、糸と糸の間にほどよい隙間があって風通しもいい。縦糸はもちろんインディゴ染めなので、こちらも洗っていくうちにどんどん良くなる。うん、間違いない。

Circles TOKYO

RAL / ラル シャンブレーワークシャツ

ネイビー | M

More Variations

また、このスタイルを使って、綿麻のチェックシャツも一緒に作りました。

ウェイト感はほぼ同じに合わせたんですが、触ってみると、生地の密度によるものか、シャンブレーより若干薄めに感じます。シルエット、縫製仕様全て一緒です。製品で洗ってありますので、洗濯していくうちにサイズが変わることはありません。こちらも生地感含めて、非常に良い出来。

 

Circles TOKYO

RAL / ラル C/L マドラスワークシャツ

ブラウン | S

Circles TOKYO

RAL / ラル C/L マドラスワークシャツ

レッド | M

Circles TOKYO

RAL / ラル C/L マドラスワークシャツ

イエロー | L