SELECT by BAYCREW'S

AUGUST

What’s NEW in May.

〈SELECT by BAYCREW'S〉では、国内外から招聘したショップやクリエイターとの期間限定、見逃し厳禁なポップアップイベントを常時開催中。8月はどんな顔ぶれに? ホットなトピックスをチェック。

SANG IN KIM - ORDER & EXHIBITION - Curated by MIN GALLERY

韓国・安城を拠点に活動する白磁作家、キム・サンインの作品がSELECT by BAYCREW’Sに初登場します。本イベントでは、7月の日本初個展でも完売となった定番作品に加え、新たにセレクトされた作品も並びます。李朝時代の美意識を、今の暮らしに静かに重ねながら、“雪白(ソルベク)”と呼ばれる独特のやわらかな白で凛とした佇まいを表現するキム・サンインの器。シンプルでありながら、ひとつひとつに個が宿るその存在は、ファッションのように、手に取る人のスタイルに寄り添います。日々の暮らしや食卓に、“白”という静かな強さをひとつ。この機会に、キム・サンインの世界にぜひ触れてみてください。
*定番作品はオーダーのみとなります。

SANG IN KIM - ORDER & EXHIBITION - Curated by MIN GALLERY

2025年8月14日(木)~8月28日(木)

金相仁/SANG IN KIM/キム・サンイン

1976年韓国・テジョン広域市出身。
高校時代より陶芸工房に出入りし、中央(チュンアン)大学大学院入学。デザイン学科博士課程を修了。卒業後、陶芸家のイ・キジョ(Lee gee jo)に弟子入りし、住み込みの職人として12年の修業を積む。2010年に独立し、2012年に現在の場所、安城に開窯。李朝白磁の趣きを現代にリデザインする手法に取り組み、2014年には「メゾン・エ・オブジェ」出展。2016年「大韓民国工芸品大展」にて大統領賞受賞。淡くやわらかな光を帯びた「雪白(ソルベク)」シリーズで知られる。

Instagram : @haeinyo

TICCA Archive Meets Now in SELECT by BAYCREW'S

TICCAのTシャツを時を超えて楽しむ特別なポップアップ。JOURNAL STANDARDが選び抜いた1枚と出会える。

TICCA Archive Meets Now in SELECT by BAYCREW'S

2025年8月14日(木)~8月24日(日)

TICCA

traditional / 伝統的な、歴史的な、正統の
individual / 個性的、個々の、個人
contemporary / 現代的な
comfortable / 心地よい、快適な
attractive / 魅力的、かっこいい
服は自分自身の生き方にぴったり寄り添ったものであるべきなのです。身につけていると気分が良く、自分に自信が湧いてきて、セクシーになり、素敵に見えてハッピーになれる。それは、その人だけにしか出せないオリジナルのテイストでありチャームでもある。着ていてとても気分の良くなってくるような服をきちんと揃えて自分のスタイルの基本にする。懐かしくて新しい。時間や流行を超えていつまでも存在し続ける服。ワークの意匠を持ちながらモード顔を見せる、タフさと上品さが備わった服。そんな気品を添えるニューベーシックは自由でしなやかでエレガントなTICCA。

Instagram : @ticca_jp

INFIELDER DESIGN COLLABORATION

従順なアイデアは、つまらない。
遊び心は、常識の向こう側にある。

今回のコラボレーションは、「モップ生地に目をつけたら可愛いし、誰もやらない」という、シンプルで自由な着想からスタートしました。THE STANDでも高い人気を誇る「酔い酔いBAG(YYB)」の仕様をベースに、よりユニークで存在感のあるモデルへと進化させています。「酔い酔いBAG(YYB)」は、持ち手部分にゴムを採用し、手首にしっかりフィットする仕様が特徴です。どんなに酔っても荷物を落としにくく、日常使いはもちろん、フェスやイベントなどアクティブなシーンでも活躍します。今回のモップ素材モデルは、柔らかな質感と愛嬌のあるルックスで、さらにアイキャッチな存在感を放つ仕上がりになっています。

INFIELDER DESIGN MLB CAR MOP YYB BAG
Col:NYグレー / LAブルー 価格:¥5,900(税込)/ SIZE:幅28㎝ 高さ21㎝
Col:LAグレー / LAブラウン / NYグリーン / CUBSブルー / LAパープル / NYオレンジ 価格:¥5,300(税込)/ SIZE:幅18㎝ 高さ13㎝

INFIELDER DESIGN COLLABORATION

THE STAND fool so good(s)

Instagram : @thestandgram

宇佐美雅浩展

宇佐美雅浩の「Manda-la」シリーズは、各地の人々や、その人物にまつわる文化や背景を仏教絵画の「曼荼羅」のように一枚の写真に収める試みです。現地での綿密なリサーチと対話を重ね、その土地の歴史や社会を映し出す本作は、完成までに数年を要することもあります。 学生時代に始まり、25年以上続くこのプロジェクトは、まさに宇佐美のライフワークと言えるでしょう。大きな特徴ともいえる一切の合成を行わない手法は、舞台芸術を思わせる緻密な構成と演出で、写真表現として高く評価されています。

本展では、友人を被写体とした初期作から、最新作《大林春美 東広島 2024》までを一堂に公開いたします。昨年制作された《大林春美 東広島 2024》は、戦時下における東広島の住民が原爆被害者の救護に尽力した歴史や、地域を支えてきた酒造りの文化を織り込み、壮大なスケールで描き出した作品です。また、あわせて展示される《早志百合子 広島 2014》は、広島に何度も足を運び、地元の協力者 500 名以上と共に制作した渾身の一作です。そこには、戦争の記憶を未来へ伝えたいという強い思いが込められています。戦後 80 年という節目の年に、本展が過去と向き合い、これからの時代への問いを投げかける貴重な機会となりましたら幸いです。

宇佐美雅浩展

2025年8月29日(金)〜 2025年11月3日(月)

宇佐美雅浩

1972年千葉県生まれ。1997年武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業。東京を拠点に活動。近年の主な展覧会に2024年「マツモト建築芸術祭 2024 ANNEX」(旧松本市立博物館、長野)、2025年個展「Recollection ⇆ Vision 東広島の過去・現在・未来」(東広島市立美術館)がある。

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