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【レコードの日×Boice】 橋本徹さんインタビュー(後編)

2017.12.06
BOICE FROM BAYCREW'S

"Q.デジタルの発達が進んでいく中で、「アナログへの回帰」という動きもあると思います。レコードの日もそうですが、アナログに光が当たることについてはどういう感想をお持ちでしょうか?
僕としては、アナログな人間なんで(笑)、嬉しいと思いますよ。逆に言うと、自分がハイテクなものをどんどん開拓していくようなタイプではないこともあるので、自分が好きで大切にしてきたものに、次の世代の人たちが興味を持ってくれていることは大歓迎です。人肌感が伝わるモノの価値がわかる人が増えてきているんじゃないですかね。

Q.Boiceでは、デジタル化が進んでいく中で少なくなっているように感じる偶然性やハプニング的な出会いを大切にしていきたいと思っています。
レコード屋さんに行って、レコードを探している途中で目的のものとは違うレコードに惹かれたり、お店のスタッフの人と話をしたりして好きなレコードと出会うというようなことを、オンラインショップで実現するということですよね。とても面白い試みだと思います。"


Q.Boiceでは、レコードの取り扱いも予定しています。今回、橋本さんは4つのタイトルのリリースに関わられていらっしゃいますが、この4つのタイトルを選ばれた理由としてはどういったことが挙げられるのでしょうか?
こういうものがあったらいいなと以前から思っていたもの、実際に自分が今欲しいと思うものを念願叶ってリリース出来たというのが大きいですね。今回の4枚に関しては、自分のルーツを見つめ直すという部分も大きくて、20代前半に、音楽に関するアクションを起こし始めた時に好きだったものを集めたということがあります。CDや配信などの時代が続いてきた中で、こういうものをアナログ盤でという企画は正直、10年前には思いもつかなったことなんですね。それが、ここ数年の流れでそういう機会に恵まれたので、このタイミングで是非とも形にできたらということで、この4作を提案させていただきました。

Q.今後のファッションや音楽のカルチャーが盛り上がっていくために必要なことはどのようなことだと思われますか?
まずは、レコードにしても洋服にしても興味を持ってもらえるような環境を作っていくことが僕たちの仕事かなと思いますね。Instagramに投稿するための写真を撮るためにレコ屋に行った女の子が100人いたとして、そのうちの1人でもレコードや音楽に興味を持ってくれたらそれはそれでありなのかなと思いますね。

Q.Boiceで扱っている商品もバイヤーが強い思いを持って買い付けているものばかりなのですが、それを伝えていくのはなかなか難しいとも思っています。
そうですよね。なぜそれを提案したいのかっていう物語の部分を形にして伝えていくことも重要ですよね。敷居は低くしながら奥行きを作っていくことが必要で、何も興味がないところにそういうものを突っ込んでも、受け手としては関心がないだけで終わってしまうので、ちょっとでも興味を持ってくれた人に対して少しずつ想いを伝えていくということの方が、効果的だと思いますね。

Q.ファッションと音楽というような異業種の結びつきが新しい流れを作るということもあると思うのですが、いかがでしょうか?
僕も仕事で店舗のBGMを選曲したりしているのですが、オンラインショップであっても店舗をイメージした音楽が流れるような仕組みがあると世界観が表現出来て良いのではないかと思いますね。音楽と香りは、記憶と結びつきが強いっていうじゃないですか。だからインターネットを使っても、人間の感覚にアプローチできると良いですよね。僕はBGMでも飲食やパブリックな空間の依頼が多かったので、ファッション関係をやるようになって、ただ心地良い空間を作るだけじゃない方向のBGMにトライしているので、セールのようにテンション高めで売上を伸ばさなきゃいけない時の音楽などにはまだ正解を見出せていませんが、楽しんでやらせていただいてます。


ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ
"ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ〜スペシャル・7インチ・ボックス"

LABEL : ユニバーサル ミュージック合同会社
品番 : UIKY-75031/40
価格(税抜) : 10,000円
伝説のレコード・ガイド「Suburbia Suite」25周年記念スペシャル企画!
"90年代に日本国内のみならず海外のレコード・コレクター・サーキットも含む世界中の都市型音楽シーンに多大な影響を及ぼした、橋本徹(SUBURBIA)編集の伝説的なレコード・ガイド「Suburbia Suite」の25周年を記念して、スペシャル・7インチ・ボックスが登場!
"その主役は、1993年に「Suburbia Suite」のリイシュー監修により旧譜ながら空前の大ヒットを記録し、“ソフト・ロックの最高峰”“渋谷系の聖典”と崇められたロジャー・ニコルス&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ!
"ビートルズやバート・バカラックらと並び称される稀代の名ソングライター(代表作にカーペンターズ「雨の日と月曜日は」「愛のプレリュード」など)、ロジャー・ニコルスを中心とするグループが、60年代ウエスト・コースト・ポップスの名門A&Mに吹き込んだ8種のシングルすべて(1966〜1969)の復刻に加え、アルバムのみに収録の4曲も新たに7インチ・シングル化、ロジャー・ニコルス・トリオ期を含む彼らの音源をコンプリートした、まさに奇跡のアナログ・ボックス・セット!
"惜しくも今年この世を去った名プロデューサーのトミー・リピューマ、編曲家にニック・デカロ/ボブ・トンプソン/マーティー・ペイチらが名を連ねる黄金の制作陣による甘酸っぱい洗練と躍動、そして夢見るように美しいメロディーと瑞々しいハーモニーに彩られた、永遠不滅のエヴァーグリーン!


テリー・キャリアー
"オーディナリー・ジョー c/w ルック・アット・ミー・ナウ"

LABEL : ユニバーサルミュージック合同会社
品番 : UIKY-75028
価格(税抜) : 1,800円
カーティス・メイフィールドと並び称されるシカゴ出身の偉大なる黒人SSWテリー・キャリアー。
ソウル/ジャズ/フォーク/ブルースが溶け合った心震わせる彼の音楽の中でもとびきりの2曲を待望の正規リイシュー。
Free Soulムーヴメントの象徴的名作でありNujabesも本人をフィーチャーしてカヴァーした、慈愛に満ちた歌声と切ないメロディーに胸が熱くなる「OrdinaryJoe」と、ノーザン・ソウル・シーンでも人気のグルーヴィー・チューンで、1968Cadetオリジナル7インチはマニア垂涎高額レア盤の「Look At Me Now」。
これぞ正真正銘の黄金カップリング!


ゲイリー・バーツ
"ジェントル・スマイルズ c/w ミュージック・イズ・マイ・サンクチュアリ"

LABEL : ユニバーサル ミュージック合同会社
品番 : UIKY-75029
価格(税抜) : 1,800円
スピリチュアル・ジャズ〜ジャズ・ファンクの雄として70年代を中心に活躍したサックス奏者ゲイリー・バーツ。
トライブ・コールド・クエスト/ビートナッツ/DJMitsu the Beats×ドゥウェレなどにサンプリングされた、ジェントル&メディテイティヴな1975ジャジー・メロウ名作「Gentle Smiles」と、ウォーレン・Gのサンプル・ソースとしても知られる、シリータの可憐なヴォーカルも印象的な1977アーバン・メロウ・ソウル「Music Is My Sanctuary」のシングル・ヴァージョン(フェイド・インで始まるアルバム版とは異なるDJユースなヴァージョン)。共にラリー&フォンス・マイゼル兄弟によるスカイ・ハイ・プロダクションズ制作のナイス・カップリング!


"アーチー・シェップ
""アッティカ・ブルース c/w クワイエット・ドーン""

LABEL : ユニバーサル ミュージック合同会社
品番 : UIKY-75030
価格(税抜) : 1,800円
ジョン・コルトレーンの志を継いでアフリカ音楽の影響も感じさせるフリー・ジャズ系サックス奏者アーチー・シェップ。
ガリアーノによるリメイクでアシッド・ジャズ・シーンも震撼させた、鬼気迫る問答無用のジャズ・ファンク・クラシックにしてゴスペリッシュな女性ヴォーカルが煽る血湧き肉躍るブラック・ビッグバンド・ファンク「Attica Blues」と、作者カル・マッセイの娘ワイーダによる少女ヴォーカルも魔法的な、桃源郷で奏でられたようなメロウ・スピリチュア ル・ジャズ「Quiet Dawn」。硬軟自在で清濁併せ呑むパーフェクト・カップリング!"