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【レコードの日×Boice】 大塚広子さんインタビュー(前編)

2017.11.28
BOICE FROM BAYCREW'S

"Q.先ほど、Boiceのポップアップもご覧頂きましたが、DJとして活躍されていらっしゃる大塚さんは、先日のVougue Fashion Nightoutなどのイベントでもプレイされていらっしゃいますが、ファッションにも関心はありますでしょうか?
そうですね、高校時代だと思いますが物心ついた頃に雑誌などでファッションを通して音楽に入ってた流れもあるので、私の中では特にファッションとクラブミュージックが密接に繋がっていましたね。その後は、音楽の方へどんどん魅了されて今に至ります。笑

Q.ファッションから音楽へ入ったということですが、きっかけになったアーティストやミュージシャン、大塚さんにとってアイコン的な方はいらっしゃいますか?
ジャンルでいうと、音楽はパンクから入ったのですが、パンクとファッションが密接に関連していた時代だったこともありましたし、裏原系のファッションと結びついて一つのムーブメントがあったので、ファッション的にはパンクに惹かれましたが、音楽についてはいまいちピンときていなくて、音楽的に好きだなと思ったのはソウルミュージックでしたね。そこから、ブラックミュージックが好きになっていったのが流れですね。
ソウルとファッションは自分の中であまり強く結びついてはいないのですが、ローリン・ヒルのファッションは好きだなと思うことがありましたね。日本人でも取り入れられるような感じもありましたし、当時はお手本にしていたように思いますね。

Q.アイコンの話は松田Chabe岳二さんや橋本徹さんにもお聞きしたのですが、皆さん違ったきっかけで音楽に入っているのに、最終的に近いところにいらっしゃるのは面白いですよね。
そうですね、確かに面白いですね。時代感もあるし、世代によっての違いもあって面白いと思います。例えば、ロックは私よりも上の世代の方々がよく聴いている印象がありますし、私の中にはロックのスタイルというかそういった精神はないと思います。ファッションは時代性が現れるのが面白いですよね。 "


"Q.時代性というところで言うと、最近アナログなもの、例えばレコードやカセット、ポラロイドなどが再注目されている動きがありますが、普段アナログ盤でDJをされている大塚さんは、どのように感じていらっしゃいますか?
良いと思いますね。レコードやカセットなどのモノをきっかけにして、音楽自体に興味を持ってもらえたらそれは嬉しいことですけど、飾るだけのインテリアのようになってしまうと少し寂しい気はしちゃいますね。ただ、間口は広いに越したことはないので、買ってしばらくは聴くことが無くても、時間が経ってふとしたきっかけで聴いた時にしっくり来ることがあったら素敵ですし、色々な楽しみ方があって良いと思います。

Q.今、音楽を聴く環境は選択肢がたくさんあって、ただ聴くということはいくらでも出来ると思います。大塚さんが主に活動されているジャンルであるジャズなどはライブ感が重要とお話しされていらっしゃいました。DJをプレイされる時にアナログにこだわる理由としては、どんなことがあるのでしょうか?
大きな理由としては、アナログじゃないと不安ということですね。私は「音が出るところ」を見れたり、触れたりといった自分で操れている感覚があるものが好きなんです。音とは関係ないですが、匂いとかも好きで。笑
音楽は体で感じるものだと思っていますし、自分が好きな「この一瞬」を流したいし聴いて欲しいという思いが強いからですかね。


Q.身体性という部分では、インターネットではなかなか伝わりにくい部分だと思います。SNSなどの発達によって人と簡単に繋がることができるようになった反面、好きなものだけを見聞きすることで閉じてしまう可能性もあると思います。そういった現状について感じられることはありますか?
少し話がずれてしまうかもしれないですが、一つの空間の中で流れている音楽を皆んなが聴いているということが重要だと思っていて、SNSなどインターネット上で一つの話題で盛り上がっていても、同じ空間を共有しているわけではないから、感じ方も違ってくると 思うので、そこは私が好きなこととは違うのかなと思います。私自身も、クラブなどの場所を通じて音楽を感じてきたし、色んな人がいる中で音楽を見つけた人間なので、そこは大切にしていきたいなと思います。"