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『彼女のスタート地点』vol.7 仁村紗和 | JOURNAL STANDARD

女優、モデル、アーティスト、芸人など…各分野で活躍する女性の “スタート地点”とは? 活躍に至るまでの道のりやエピソードをスタート地点となる場所でインタビュー。 第7回目は、2014年に芸能界デビューをし、瞬く間にテレビやCMに引っ張りだこ、さらなる活躍が期待されている女優の仁村紗和。 太めの眉にくっきりとした目鼻立ちで凛々しい印象を持つ彼女の表現力の原点、 モデルや女優のお仕事をすることになった経緯や、将来の目標などを伺いました。

2019.07.17
JOURNAL STANDARD

女優、モデル、アーティスト、芸人など…各分野で活躍する女性の “スタート地点”とは?
活躍に至るまでの道のりやエピソードをスタート地点となる場所でインタビュー。
第7回目は、2014年に芸能界デビューをし、瞬く間にテレビやCMに引っ張りだこ、さらなる活躍が期待されている女優の仁村紗和。
太めの眉にくっきりとした目鼻立ちで凛々しい印象を持つ彼女の表現力の原点、
モデルや女優のお仕事をすることになった経緯や、将来の目標などを伺いました。

ーー仁村さんのスタート地点として今日は中野で撮影&インタビューを行いましたが、なぜこの場所をスタート地点として選ばれたのでしょうか?

わたしのスタート地点は、中野にある<つばきハウス>というシェアハウスです。上京してお仕事をはじめて1年くらい経った頃、撮影で知り合ったメイクさんと仲良くなり、その人の友だちがここに住んでいて。ある日、「<つばきハウス>でご飯会があるから来ない?」と誘われて行ったのがはじまりです。それまではシェアハウスなんておしゃれな言葉を聞くことがなかったので、“なんだか東京っぽいな”と思いました(笑)。訪れてみると、日本家屋のような外観や広い畳のリビングが、まるでおばあちゃんの家に来たような、妙に居心地の良さを感じてしまって。それからは住人でもないのに、暇さえあれば足を運んでいましたね(笑)。

ーー誰かが帰宅したら仁村さんがいる、そんな不思議な状況だったんですね(笑)。<つばきハウス>は仁村さんにとってどんな場所だったのでしょうか?

上京してから1年くらいは友だちもできなかったし、プライベートであちこち行くタイプでもないので、東京のことがあまり分からないままで。だけど、この<つばきハウス>で知り合った人たちと仲良くなってからは、その人たちからいろいろなことを教えてもらいました。近くの中野や高円寺へ遊びに行くうちに、東京という街に興味を持ったんです。住民の方にはクリエイターや建築家など、個性が強い人が多く、一緒に話していて楽しかったですね。この場所で今のわたしが形成された気がします(笑)。

ーー今も<つばきハウス>に行くことはありますか?

当時の友だちが引っ越してしまったので、最近は行っていませんね。ただ、毎年<つばきハウス>で忘年会をしていて、そのときは皆が集まれるので嬉しいです。今日も中野や高円寺に来るのは久々だったのですが、新しいお店ができているけれど、雰囲気はそのままで、なんだかホッとしました。

ーー仁村さんの軸が形成された大切な場所だったんですね。女優やモデルの仕事をはじめるきっかけはなんだったのでしょうか?

東京へ遊びに行ったとき、代々木体育館の近くで今の事務所にスカウトされたのがきっかけです。ちょうど進路に迷っていた高校3年生のときで、その頃は“ダンサーになりたい”、“空港で働きたい”など、漠然とですがやりたいことがたくさんありました。ただ、そのなかに上京してお芝居の仕事をする選択肢はまったくなくて。でも、好きなダンスをお芝居に生かせたらいいなと思い、上京を決意したんです。

ーー上京して初めてのお仕事を覚えていますか?

確かCMのお仕事だったと思います。現場もお芝居も、なにもかも初めてのままやりきったという感じでしたね(笑)。それからも、CMのお仕事を立て続けにいただいたのですが、15秒、30秒という短い時間で求められる演技が難しくも楽しくて。終わったあと、“こうしたらよかったかな、今度はこうしよう”というように、自分のなかで芝居への欲が出てきたんです。もっと演技がしたい、女優になりたいと思えたのもCMのお仕事のおかげだと思っています。

ーー今では映画やドラマ、モデル、広告、MVなど、多方面で活躍されていますね。さまざまなジャンルのお仕事をするときに、気持ちを切り替えたりはしていますか?

あまり意識はしていません。現場によって雰囲気が違うので、それぞれの空気を楽しむようにしています。でも、バラエティは楽しいんですが少しだけ苦手で。よく見た目が賢そうと言われるんですが実際はそうでもなくて、関西弁で、ギャップもかなりあるから、それがバレちゃいそうでこわいんですよ(笑)。

ーー関西弁、可愛いですけどね! しかもダンサーを目指していただなんて、画面で見る仁村さんとはまた違う活発な一面があることに驚きました。ダンスはいつからはじめたんですか?

父がダンスをしていた影響で、中学1年生からダンススクールに通いはじめて。それからはダンス漬けの日々でした。今も休みの日に友だちとスタジオを借りて、1、2時間ほど練習しています。

ーーお父様の影響っていうところがいいですね。今でも仲はいいんですか?

はい、とても仲良しです! 父が東京に遊びに来るときは、ソウルバーに行って一緒に踊ったり。ダンスをはじめたのも父の影響ですし、かっこいい歳のとりかたをしている姿を見ると、こんな大人になりたいなと思います。親と共通の趣味があるっていいですよね。まわりからもよく羨ましがられるし、わたしもそう言ってもらえるのが嬉しいです。

ーーダンスが今の仕事に生かされていると思うことはありますか?

常に思いますね。表現をするというところで、ダンスもお芝居もモデルも同じなので。女優として、表現者としてのわたしがあるのも、ダンスのおかげ。本当にやっていてよかったと思います。

ーー仁村さんのチャームポイントといえば太めの眉毛ですが、日々のお手入れや美容へのこだわりなどはありますか?

高校時代は細眉ブームというのもあり、すごくコンプレックスで。実は細眉にしていたんです。でも、太眉ブームがきて、「きたーーー!」と思いました(笑)。その後は太眉に戻して、今も手を加えていない自然な眉です。なので、皆さんに褒められたり、太眉で覚えてもらえるのがなんだか嬉しいですね。また、肌のお手入れには気に入った香りのものを使っています。とくにオーガニック系の香りが好きなので、<YON-KA>の化粧水や<Aesop>のオイルでケアをするのがわたしの定番です。

ーーでは、プライベートについて少し伺いたいのですが、休日はどんな風に過ごしていますか?

犬を飼っていて、その子のために時間を費やすことがほとんどですね。普段なかなかできない、スペシャルな散歩コースでのんびり散歩したり。あとは、映画を観ることが好きなので、友だちと映画館へ行ったりもします。

ーー今、ハマっていることはありますか?

ギターを弾くことです。とくに発表する機会はありませんが、弾くのが楽しくて。まわりに弾ける人が多いので、よく教えてもらっています。今後、ギターを弾く場面がお芝居にあるかもしれないと思えば、やっていて損はないかと(笑)。

ーー確かに、ありそうですね(笑)。ところで、仁村さんがインスタグラムにアップされている空や風景の写真が素敵ですが、どんなときにシャッターを切りたくなりますか?

風景の写真が多いと言われると、確かに多いですね(笑)。大体、フィルムカメラで撮っていて、<つばきハウス>で知り合ったカメラマンさんに教わったのがきっかけです。この仕事だと撮影で地方に行くことが多いので、空き時間にふらっと散歩をしていていいなと思った風景を撮ります。とくに、雪が降ったあとや嵐のあとの空ってすごい素敵で…。東京では見られない景色に出会えたときは、思わずシャッターを切っていますね。

ーーファッションに関わるお仕事が多いと思いますが、好きな洋服のテイストはなんですか?

普段の私服は古着が多くて。大阪に住んでいるときから、買い物はもっぱら古着屋さんです。今も吉祥寺、中目黒、高円寺と、それぞれのエリアで好きな古着屋があるので、時間があれば買い物に行ってお気に入りを探しています。

ーー映画を観ることが好きだとおっしゃっていましたが、憧れの女優さんはいますか?

好きな女優さんは市川実和子・実日子さん姉妹です。雰囲気はもちろんのこと、画面に映る姿に安心感がある女優さんが憧れで。わたしもこんな風になりたいなと、お二人を見るたびに思います。まだ共演したことがないので、いつかご一緒できたら嬉しいですね。

ーー今後どんな役を演じてみたいですか?

時代劇に挑戦してみたいです。着物やカツラとか、古風な感じが気になりますし、殺陣にも興味があります。殺陣ってダンスの振りつけと似たような感覚なので、楽しそうだなと! わたしの太眉も生かせそうですし(笑)。

ーー明るくポジティブな印象の仁村さんですが、壁にぶつかったときはどうしていますか?

割とぶつかることは多いのですが、わたしは壁を崩しちゃうタイプです(笑)。以前はぶつかりながら学んでいましたが、最近は引くことも大切だと思うようになって。ただ、俯瞰で物事を考えることが苦手なので、ぶつかるときはとことんぶつかって、翌日にはすっきりするようにしています。

ーー最後に、将来の目標や挑戦したいことを教えてください。

女優、モデル、その他さまざまなことに挑戦しましたが、今は映画女優になることが目標です。音楽もそうですけど、映画も日本だけにとどまらず、世界に発信できるボーダーフリーな世の中なので、ゆくゆくは海外でも通用するような映画女優になりたいなと。そのためには、英語も勉強しなくちゃいけません。先日、海外の映画監督さんとお話をする機会があったのですが、うまく喋れなくて悔しい思いをしました。もともと、語学力ではなく魂で喋っている感じだったので(笑)。
これからも、もっともっとお芝居を勉強して、素敵な女優になれるように頑張ります。

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Photo_Arata Suzuki(go relax E more)
Hair & Make-up_Yuko Aika(W)
Interview & Text_Kozue Takenaka

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Sawa Nimura

仁村紗和

大阪府出身。1994年生まれ。2014年に大阪から上京し、女優・モデルとして芸能界デビュー。デビューしてから2年間でCM15本、ドラマや雑誌など各方面で大活躍し、ブレイク必至の若手女優として注目される。
8月3日(土)より放送スタート 東海テレビ ドラマ『それぞれの断崖』、11月15日(金)公開 映画『地獄少女』に出演。

[Archives] -彼女のスタート地点-

vol.001 紗羅マリーのスタート地点

vol.002 甲田まひる(MAPPY)のスタート地点

vol.003 中田みのりのスタート地点

vol.004 渡邉みな(めがねちゃん)のスタート地点

vol.005 綱川禎子のスタート地点

vol.006 生駒里奈のスタート地点


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