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『彼女のスタート地点』vol.4 渡邉みな(めがねちゃん) | JOURNAL STANDARD

女優、モデル、アーティスト、スポーツ選手など…。各分野で活躍する女性のスタート地点とは? 活躍に至るまでの道のりやエピソードをスタート地点となる場所でインタビュー。 第4回目は、YouTuber“めがねちゃん”として、多くの視聴者から人気を集める渡邉みなが登場。 小さい頃からの夢だった舞台女優としてスタートをきった場所とは? 大阪から上京し、1年が経った今の心境やYouTuberになった理由など、たくさんのお話を伺いました。

2019.06.17
JOURNAL STANDARD

女優、モデル、アーティスト、スポーツ選手など…。各分野で活躍する女性のスタート地点とは?
現在の活躍に至るまでの道のりやエピソードをスタート地点となる場所でインタビュー。
第4回目は、YouTuber“めがねちゃん”として、多くの視聴者から人気を集める渡邉みなが登場。
小さい頃からの夢だった舞台女優としてのスタートをきった場所とは?
大阪から上京し、1年が経った今の心境やYouTuberになった経緯など、たくさんのお話を伺いました。

ーー昨年秋に初舞台『メロメロたち』でヒロインという大役を務めたわけですが、スタート地点として中野を選んだ理由を教えてください。

昨年6月に上京してから、東京が拠点になりました。なかでも中野には初舞台の稽古場があって、舞台女優・渡邉みなとしてのスタートをきった思い出深い場所なんです。舞台稽古がはじまってから本番が終わるまでの間ずっと中野にいて。稽古の休憩中に外の空気を吸いにいくのも、共演者の方とご飯に行くのもこの街だったんです。上京したばかりで右も左も分からなかったわたしでも、中野に関してはかなり詳しくなったと思います(笑)。人混みの多い都会が苦手で、プライベートで出歩くこともないから、わたしが知っている東京の街といえば中野なんですよね。

ーー中野のどこが好きですか?

中野ってお店が多くてごちゃごちゃして見えるけど、実際は意外と落ち着いていて。稽古場がある場所は新中野駅からも近かったのですが、わたしは中野駅で降りて、商店街を通って行く道が好きでした。純喫茶とか少し懐かしい雰囲気がなぜかしっくりきて心が安らぐんです。だから毎日稽古場まで通うのがとても楽しかったですね。

ーーそれでは初舞台を終えたとき、自身の気持ちに変化はありましたか?

最初は「あっという間だったな」と感じましたね。でもしばらくすると「もっともっと演技がしたい、いろいろな役を演じてみたい!」とやる気が沸々とわいてきました。昔から課題がある環境、やらなきゃいけない環境に置かれることが好きなんです。あと、わたしって小さい頃から個人競技をすることが多くて。習いごとも、絵や水泳みたいに自分だけで完結するものばかり。だから、今回のようにたくさんの人とひとつのものをつくり上げるということがほぼ初めてでした。でも、すごく新鮮だったし、学ぶことが多かったです。助監督さんに「めがねちゃんは人付き合いが苦手そうだね」って言われて、ドキッとしましたが(笑)。わたしの考えを受け入れてくれて、丁寧にアドバイスもいただける、こんなあたたかい場所にいられたことがなにより嬉しかったです。

ーー渡邉さんが演技に興味をもったのはいつ頃ですか?

中学2年生の頃です。中島らもさんの舞台『リリパットアーミー』をよく観に行っていたんです。それがきっかけで「わたしも絶対演技をやりたい!」と思うようになりました。小さい頃はひねくれていて、言いたいことをうまく伝えられない自分のことが嫌いだったんです。だから「漫画や映画の主人公のようになりたい」という思いが強くて、“自分以外の誰かになりたい=演技”に結びついたかもしれません。ただ、今回の舞台で親友と電話するシーンがあったのですが、そういった経験が今までなかったので、どう表現すればいいか悩みましたね。

ーー確かに今までしたことがない行動を演技でするのは難しいかもしれないですね。でも、そういう課題があると燃えるタイプですよね?

はい、かなり燃えます! 与えられた役になりきるために誰かのことを知ろうとしたり、その役に対して客観視することが演技の好きなところで。でも今回は関西人の役だったので入り込みやすかったですね。性格も自己中で繊細で、わたしにそっくりだったんです(笑)。だから、演じることが自分を見つめ直すことにもつながった気がします。

ーー今回が初舞台でしたが、なにか壁にぶつかったりはしましたか?

体力面がかなり辛かったですね。稽古のたびに筋肉痛になったり、喉を壊して熱を出したりを繰り返して、公演中は点滴とにんにく注射を打っていました。劇中にあった銃を持つ場面で、稽古で使っていた銃は、発泡スチロールでつくられたものでしたが、本番は木製で重かったんです。その重さで筋肉痛になり、初日から病院へ…。公演期間中はずっと身体中が湿布だらけでしたね(笑)。公演が終わるとそのまま帰って、ご飯を食べたらすぐ寝るの繰り返し。体力が毎日追いついていなかったのが思い出です。

ーー聞いているだけでも大変そうですね…! ちなみに今後はどんな役を演じてみたいですか?

じつは今舞台をやらせていただいているのですが、オリンピックを題材にしたお話なんです。『メロメロたち』ではその作品にしかいないかなり濃いキャラクターだったので想像しやすくて。YouTuber“めがねちゃん”とも近いキャラクターで、演じやすかったです。しかし、今度は実話に基づいた物語で、役柄も前回の舞台とはまったく違うわたしが、皆さんからどう見えるのか非常にプレッシャーを感じています。

ーーYouTuber“めがねちゃん”をはじめたきっかけを教えてもらえますか?

高校2年生のとき、友だちとコンビを組んでコントやメイクの動画を撮って遊んでいたんです。その後、自分たちをもっと広めるためにはじめたのがYouTubeでした。当時から<はじめしゃちょー>さんや<HIKAKIN>さんが活躍していたのが印象に残っています。

ーー自分たちで動画をつくる発想が現代的ですよね。では“めがねちゃん”という名前の由来は?

2人で動画をつくっていたとき、相方の名前が3文字だったので、わたしも3文字に揃えた方が語呂がいいよねって。眼鏡をいつもかけていたから、“めがねちゃん”になりました(笑)。キャッチーだし、誰にでも分かりやすいので気に入っています。

ーー“めがねちゃん”といえば美容系の動画が人気ですよね。動画の内容はいつもどうやって考えているんですか?

わたしのファンの方は70%が同世代の女性なんです。その子たちが興味をもってくれそうなのはやっぱり美容かなと思って。あとはわたしがやりたいことを思いつきで自由にやることが多いですね。なかでも『絶対に楽して痩せるんじゃないよ』という動画が人気で、これは高校のときに急激に痩せてしまった自身のことを話したものなんです。その頃は肌荒れや生理不順、精神面もぐちゃぐちゃで…本当にいいことがなくて。健康的に痩せるということが、いかに大切かを知ってもらいたいなと思っています。ときどき、美容製品会社さんからPRの依頼もいただくのですが、美容グッズって個人によって効果がバラバラなので、実際に使って判断しにくいものは断っています。あとは、見ている人が買えないような高額の商品はあまり勧めていないですね。

ーーなるほど! ではYouTuber“めがねちゃん”は素の自分に近いのでしょうか?

そうですね、普段のわたしそのままです(笑)。動画で発信することも経験しないと説得力がないので、美容ネタは全部自分で試します。もしわたしが視聴者の立場だったら知らないものを紹介されるのは嫌ですし、動画内では“ウソをつかない”と決めているので。ちなみに今続けているのは、毎日必ず水を2Lずつ飲むこと。よく美容で気をつけていることを聞かれるのですが、これしかしていません。

ーー動画の再生回数を増やすためにしていることはありますか?

よく見られる曜日や時間帯などを考えて投稿していますね。週明けで憂鬱になりがちな月曜日には少しでも元気が出るきっかけになるような動画を出したり。あとは、皆さんからのコメントを読んで、それを反映できるように日々努力しています。

ーーコメントのなかには悲しい内容もありますか?

もちろんあります。最初はひとつひとつを真に受けて泣いてしまうこともありましたが、今はあまり気にならなくなりましたね。「今度は書かせないようにしよう!」というぐらいポジティブになりました(笑)。視聴者の方からのコメントは嬉しいし、次の動画制作のヒントだと思っていて。だから、なにも反応がなかったときが1番悔しいですね。

ーーそれでは、YouTuberをやっていて良かったことを教えてください。

芸能ごとが学べる高校へ進学しましたが、舞台女優までの道のりってすごく大変だなと思ったんです。そんなとき、自分の動画をYouTubeにアップすることが、渡邉みなを知ってもらえる近道になって。そのおかげで、街を歩くと声をかけていただけるようになったのが嬉しかったですね! 今後も女優業と並行して、YouTuberとしての活動も続けていきたいと思っています。

ーーところで、SNSに載せている私服がいつも素敵ですが、おしゃれに目覚めたきっかけは?

高校生のときに古着に出会ってから服が好きになりました。ただ、おしゃれの定義がいまだに分かっていなくて、着たいものを着ているだけなんです。同世代の方からも、「どうしたら自分のおしゃれに自信をもてますか?」とよく聞かれるのですが、着たいものを着たらいいとしかコメントを返せていないですね…。

ーー動画内で着る服はどうやって選んでいるんですか?

基本、普段着です(笑)。とくに動画だからという意識はしてなくて、そのときの気分で決めます。ただ、YouTubeに登場した洋服は1回きりにするようにしています。見てくれる人たちが飽きてしまう気がするので。そのかわり、家にある服の量がどんどん増えてしまいましたが(笑)。

ーー6月5日に誕生日を迎えましたが、20歳の抱負を教えてください。

今年はYouTuber“めがねちゃん”よりも渡邉みなとして、もっと多くの方にも知ってもらえるように頑張ります! 次に演じる作品は、わたしの初舞台を見てオファーをいただいたので、これが続けられるようにしていきたいです。

ーーこれからの大きな目標があれば教えてください。

自分で映画をつくってみたいです。誰にも見せていないのですが、脚本をいくつか書き溜めていて。それをいつか形にできたらいいなと思っています。でも今はまだこの世界の第一歩を踏み出したばかりなので…。これからたくさんの舞台に立って、まずは舞台女優としての経験値を上げていけたらなと思っています!


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Photo_Chihiro Tagata
Hair & Make-up_NAYA
Interview & Text_Kozue Takenaka

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Mina Watanabe

渡邉みな

(めがねちゃん)

YouTuber・タレント・女優。大阪府出身。“めがねちゃん”の名で大人気のYouTuber。自身のチャンネル「めがねっとわーく。」では、チャレンジ動画からメイク動画やコント動画まで、さまざまなジャンルにトライする個性全開の動画が話題となり、チャンネル登録者数は36万人を超える。また、モデルやタレント・女優としても活動の場を広げている。また、6月23日(日)まで、シアター風姿花伝にて、ナナシノ( )本公演『祭典』~オリンピック史上最も有名な一枚~に出演中。
チケット予約はこちらから!
https://www.quartet-online.net/ticket/saiten?m=0mbjchj

<めがねっとわーく。YouTubeチャンネル>
https://www.youtube.com/channel/UC7fN-mbfjZVUo755gu-1VuQ

[Archives] -彼女のスタート地点-

vol.001 紗羅マリーのスタート地点

vol.002 甲田まひる(MAPPY)のスタート地点

vol.003 中田みのりのスタート地点


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