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Spick & Span “Charming Days” vol.03 - 宇田陽子さん -

2019.05.31
Spick and Span

スピック&スパンが目指す女性像、「チャーミングな大人」を体現するゲストと、
プレスの稲葉真理恵が対談するスペシャル企画。
第3回目のゲストは、フラワーアーティストの宇田陽子さん。
初夏の爽やかな陽気の中、宇田さんとパートナーの岸さんが営む、
表参道の『logi plants & flowers』で、撮影を行いました。

宇田陽子さん表参道『logi plants & flowers』
フラワーアーティスト/フラワースタイリスト

稲葉:今日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。実は、会社の隣のデスクの先輩から、「すごくチャーミングなお花屋さんがいるよ!」って、宇田さんの名前を教えてもらい、今日の撮影が実現したんです。

宇田:こちらこそ、ありがとうございます。お声がけいただいてすごく嬉しいです。私、もう20年以上も前のことになるんですけど、今はもうなくなってしまったスピック&スパンの梅田のギャレ大阪店に、すごくよく通っていたんです。

稲葉:本当ですか?

宇田:そのお店に、めちゃくちゃ可愛くてセンスがいいショップ店員さんがいて。その人に憧れて、スピックが大好きだったんです。

稲葉:宇田さんみたいいセンスの良い方にそう言っていただけて、すごく嬉しいです。スピックって、原色とかきれい色とか、“色味”があるブランドなんです。活発な大人の女性がイメージなんですね。これは私の勝手な印象なんですけど、宇田さんの作られるお花って色使いがとてもきれいで、スピックのイメージと合うなって思って。それに、季節によって色味が変わるのも、お花とファッションって似ていますしね。お花屋さんになられたきっかけは何だったんですか?

宇田:私、もともとは全く働く気がなかったんです(笑)。服飾系の短大に通っていたんですけど、卒業したら結婚して、家庭に入りたいと思っていたくらいで。

稲葉:意外です! それが今じゃこんなにバリバリ働いていらっしゃる!

宇田:お花好きの家庭で育ったこともあり、お花屋さんで働くのも楽しいかなとぼんやりと思い、短大を卒業してから、多店舗展開をしているお花屋さんで働き始めて。しばらくは、やっぱりのんびり働いていたんですが、ある日、お花のアレンジメントを作らせてもらったら、いろんな色や質感の組み合わせの面白さに衝撃を受けて、「めっちゃ楽しいやん!」って目覚めちゃったんです。

稲葉:それで東京に出て来られたんですか?

宇田:当時は可愛いお花屋さんって東京にしかなくて、たまに上京しては、お花屋さん巡りをしていたんですね。当時代官山(現在中目黒)の『Matilda』に立ち寄ったとき、大阪店が出来るって教えてもらったのがきっかけで、まずはMatildaの大阪店に入社することができました。1年くらい働いた後、東京での修行スタッフに選ばれて、東京店に1年間異動。その後、大阪店に戻るんですけど、結局、やっぱり東京だって一念発起して、26歳で上京しました。

稲葉:すごいです! お花の修行って、やっぱり大変なんですか?

宇田:当時はまだゴリゴリの時代でしたから、Matildaの師匠はめっちゃ厳しかったですよ(笑)。見て覚えろという感じで、私は要領がいいタイプでもないから人より努力しないといけないのだろうなって思ってましたね。師匠には毎日怒られてばかりでした。でも、師匠が作るお花がものすごくかっこよくて。彼に会って初めて、お花=可愛いから、お花=かっこいいって、思うようになったんです。

稲葉:独立するきっかけは何だったんですか?

宇田:Matildaでもある程度、仕事を任せてもらうようになったり、私が作るお花を気に入ってくれるお客様も増えてきて。それに、28歳で結婚するって決めていて、そのタイミングで独立するのも良いかなと思い、最初はフリーランスでやっていくことにしました。ある日、友人の紹介で、ある会社のグリーンコーディネートの依頼を頂き、 その社長さんと名刺交換をしたんです。その時に、雑誌『SWITCH』の出版社のお仕事だと発覚し、作業を進めていく中で、その方から、「宇田さんさ、うちのビルの1階にお店出さない? 10秒で決めて」って突然言われ、10秒で「やります」ってお返事をしたのが、最初のお店を出すきっかけでした。

稲葉:本当にすごいお話です! 宇田さんのお花を見ていると、“自由”な発想だなって思うんです。そういう自由な発想が、“センス”ってことじゃないですか? そのセンスってどう磨くんですか?

宇田:経験が7割くらいかな。とにかく20代は引き出しを増やしなさいと師匠にも言われて、お店で働きながら早朝に花市場について行くんですね。体力的にはすごく辛いけど、そこで色々な素材を直で見られたのは、センスを磨いてくれるいい経験になりましたね。あとは日々の積み重ねかな。私ね、お花屋さんって、心配性な人はできないと思うんですよ。お客様から、「こういうお花が欲しい」と言われても、市場に入荷がなければ作りたいと思っていたお花が作れないんですね。失敗を恐れてしまうと、“無難”なお花しか作れなくなる。だから私はある程度お任せしてもらえる案件であれば、「直前の一番いいお花でやらせてもらえますか?」って言うようにしていて。昔はドキドキだったし、失敗もしたけれど、いまは経験も増えて、その分説得力も増して、どんどんやりやすくなっていますね。

稲葉:今日も即興で、「稲葉さんのイメージです」ってブーケを作っていただいたのが、すごく嬉しかったです。

宇田:そカラフルなお花の中に1輪、ランの一種のパティオペリウムというお花を入れたんです。キラキラした明るいイメージの中の、可愛らしい白いお花。それが稲葉さんの印象でした。

稲葉:日々、忙しくされている宇田さんのプライベートが知りたいです。

宇田:家にお花は必ず飾っています。ふと目にするだけでもゆったりした気分になりますよね。

稲葉:ファッションにはこだわりがありますか? 宇田さんは、センスが人一倍あるし、“地”がおしゃれな方だなって、今日、撮影をしていて思いました!

宇田:普段は、どうしても仕事が中心のファッションになっちゃいますよね。仕事柄、毎日がスニーカー。スニーカーだとバランスが悪くなるから、私の体型だとデニムが履けないんですよね。だから、ゆったりしたパンツを履いて、細く見えるバランスを見つけるようにしています。

稲葉:私は、フィッティングで宇田さんに初めてお会いしたとき、原色系の服を是非、着てほしいと思ったんです。オレンジのワンピースもグリーンのカーディガンも、すごくお似合いでした。

宇田:本当ですか? 嬉しいです。私、顔が濃いから、これ以上、お客様に暑苦しく見えちゃいけないと思って、今までは原色を避けていたんですよ(笑)。

稲葉:(爆笑)。今回の4体の中で、気に入ったスタイリングはありましたか?

宇田:ストライプのシャツと柄のパンツのコーディネートが好きでした。柄×柄が新鮮でした。

稲葉:はい、あの服もすごくお似合いでした! 今日はとても楽しかったです。本当にありがとうございました!

宇田:ありがとうございました。

撮影:rikki(SANJU)
スタイリング:水野遼平
ヘア&メイク:松田陵(Y's C)
取材・文:磯部 安伽

ストライプ柄シャツ×プリント柄パンツで、着映え力と清涼感を両立する夏スタイルに。

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  • ※クレジットの記載がないアイテムは入荷次第記載されます。

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今シーズンらしいタック入りのワイドパンツは、しなやかなリネン素材。グリーンのカーディガンをプルオーバー風にコーディネートして、爽やかな装いに。

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今シーズンらしいタック入りのワイドパンツは、しなやかなリネン素材。グリーンのカーディガンをプルオーバー風にコーディネートして、爽やかな装いに。

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原色のお花を彷彿とさせる、鮮やかなオレンジカラーのマキシワンピース。風通しのいいシルエットだから、真夏にも涼しく着られます。日差し除けにもなる白シャツをさらりと羽織って。

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原色のお花を彷彿とさせる、鮮やかなオレンジカラーのマキシワンピース。風通しのいいシルエットだから、真夏にも涼しく着られます。日差し除けにもなる白シャツをさらりと羽織って。

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スニーカーでもバランスが取りやすい9部丈のきれいめパンツ。リラックス感のあるドット柄のブラウスをブラウンのベルトで締めたトラッドスタイル。

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スニーカーでもバランスが取りやすい9部丈のきれいめパンツ。リラックス感のあるドット柄のブラウスをブラウンのベルトで締めたトラッドスタイル。

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生地をたっぷりと使用したドラマティックなきれい色スカート。ノースリーブとのワンツーコーディネートでも、とびきり華やかな印象に。

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FLOWER ARTIST / FLOWER STYLIST宇田 陽子(YOKO UDA)

2004年に独立しフラワーコーディネーターとして活動。06年西麻布にconceptshop『plants&flowers』をOPENし、その後09年ディレクター岸大介が加わり表参道に『logi plants&flowers』(ロジプランツアンドフラワーズ)をOPEN。2014年 生花が放つ、その時その瞬間の美しさをずっと見つめていたい!という思いから、新たなブランド UDAYOKO ART WORK BRAND『PAVILION!』が誕生。“ココロニノコルハナ”をコンセプトに花そのものの強さと、時にはその毒々しさもストレートに表現するクリエイターをして空間ディスプレイ、広告撮影、CMなどの装花を幅広く手がけている。


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