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『彼女のスタート地点』vol.1 紗羅マリー | JOURNAL STANDARD

女優、モデル、アーティスト、スポーツ選手など……。 各分野で活躍する女性のスタート地点とは? 現在の活躍に至るまでの道のりやエピソードをスタート地点となる場所でインタビュー。 第1回目に迎えたのは、モデルやシンガー、ブランドディレクターなど、さまざまなジャンルで才能を発揮する紗羅マリー。 なかでも今、彼女になくてはならない音楽というジャンルについて、シンガーとしてのスタート地点を伺いました。

2019.05.17
JOURNAL STANDARD

女優、モデル、アーティスト、スポーツ選手など……。
各分野で活躍する女性のスタート地点とは?
現在の活躍に至るまでの道のりやエピソードをスタート地点となる場所でインタビュー。
第1回目に迎えたのは、モデルやシンガー、ブランドディレクターなど、さまざまなジャンルで才能を発揮する紗羅マリー。
なかでも今、彼女になくてはならない音楽というジャンルについて、シンガーとしてのスタート地点を伺いました。

ーー<LEARNERS(ラーナーズ)>のヴォーカルとして、ライブやイベントに引っ張りだこですね。今日は下北沢にあるリンキィディンクスタジオに来ているのですが、“シンガー・紗羅マリーのスタート地点”としてこの場所を選んだ理由を教えてください。

わたしが妊娠中で仕事をセーブしていた頃、当時ギターのチャーベさん(松田“CHABE”岳二)が企画していたラーナーというイベントに、たまに歌いにきたら? と誘われて。それで何度か遊びに行くようになり、そこから2人でイベントに呼ばれることが増え、ラーナーから<ラーナーズ>になりデュオで活動していたんです。それから、2015年6月に開催されたブラック・リップスの来日公演のオープニングアクトで<ラーナーズ>が呼ばれた時にその日限りのスペシャルメンバーでやろうと、チャーベさんがドラムに太一くん(古川太一)、ベースにハマ兄(浜田将充)、ギターにちー坊(堀口ちえ)という3人に声をかけて、初めてリハーサルをしたのがこのスタジオ。チャーベさんはメンバーそれぞれとつながってはいたものの、5人で集まったのは初めて。それなのに音を出した瞬間に震えがきたのを今でも覚えてます。その感動は私だけじゃなくて、「やばいね! これだけで終わるのはもったいない」と全員が思っていたみたい! それがきっかけで5人で活動することになったんです。だから、このスタジオは今の<ラーナーズ>が誕生した大切な場所であり、スタート地点というわけです。

ーーそのとき5人でリハーサルをした楽曲はなんだったんですか?

『Fools Fall In Love』かな、多分…。あれ、うろ覚え(笑)。チャーベさんとバンドを組む前に<浅草ジンタ>のオショウさんと音楽活動をしているときにその曲を歌っていて、それを聴いたチャーベさんが気に入ってくれて私に声をかけてくれたの。今では<ラーナーズ>のライブに欠かせない1曲になっています。

ーー紗羅さんがアーティストデビューしたきっかけはなんだったんでしょうか?

2010年にCDデビューをしたのですが、その1年前にスペースシャワーTVの音楽番組『SPACE SHOWER MUSIC UPDATE FRIDAY』で<TOKYO No.1 SOUL SET>の渡辺俊美さんと一緒に進行役をしていて、チャーベさんともそこで知り合ったんです。それからデビューの話をもらって迷っていたところ、俊美さんやチャーベさんに「一度世に出てみるといいよ。1回やってみてダメだったら僕たちと音楽をやろう!」と言われてデビューを決めました。ただ、当時は若すぎたのか、方向性を見出せなくて結局やめてしまって。その後、俊美さんのイベントに呼ばれて歌ったり、チャーベさんとデュオだったときの<ラーナーズ>のCDも番組で共演した方の自宅で録ったり。そうしたつながりが今の自分の音楽の幹となる部分。とてもいい経験をさせてもらいました。

ーー紗羅さんにとって<ラーナーズ>はどんな存在?

家族 (笑) 。
ライブやイベントで全国各地、5人でいろいろなところに行ったもん。地方へ行く度に、わたしとハマ兄と太一くんは朝方まで飲んでるし。わたしはお酒が弱いからカシスウーロンで酔いしれる(笑)。そんなことを毎回していて、本当に仲がいいバンドだなって思います。

ーー確かに、楽曲を聴くとそんな仲のよさが滲み出ていると感じます。メンバーを見ると、それぞれ個性の強い5人なのに不思議とがっちりとまとまっていて、<ラーナーズ>にしか出せない空気感が生まれて。そんな雰囲気に皆が酔いしれるんでしょうね。

ドラムの太一くんはヒップホップ、ベースのハマ兄はオルタナティブやハードコア、チャーベさんはポップ、ちー坊はロカビリー、私は割とオールジャンルで。メンバー全員が違うジャンル、見ている方向が違うのが逆にいいのかなと思います。それが1つの曲を奏でることで<ラーナーズ>らしさが生まれるのかなと思う。曲づくりもワガママな私とチャーベさんが、「あれやりたい、これやりたい」と言い、太一くんとハマ兄は地盤をつくって押し上げて、それを困った顔で実現させるちー坊(笑)。あんなに顔がかわいい女の子がロカビリーのギャロッピング(*)を奏でるというのがまた素敵で、洗練された新しい形となって曲が完成する。ちー坊が<ラーナーズ>の曲づくりのキーパーソンなのです。
(*)ギャロッピング……親指でベースライン、そのほかの指でメロディを奏でるギター演奏のテクニックのこと。

ーーライブ衣裳がいつも素敵ですが、どのように選んでいるんですか?

毎回その日の気分だけど、基本はヴィンテージのアイテムを着ることが多いです。最近はアオザイがマイブームで、すでに3着くらい揃えました。ライブに来てくれた子たちからの衣裳についての問い合わせも多いです。直接話すのが恥ずかしいからとSNS上で聞かれたりも。

ーーシンガーだけでなく、モデル、ブランドディレクターと様々な顔を持つ紗羅さんですが、それぞれの現場で気持ちに違いはありますか? プライベートとの両立はどうしていますか?

ありがたいことにいろいろなお仕事をさせていただいていますが、100%の中で配分するのが苦手で…。どれも全力で取り組むから、とくに違いもなければ切り替えもしてないです。それはプライベートも同じ。お金が発生しているから仕事なんだろうけど、仕事を仕事と思ってやっていません(笑)。どれも楽しいから思いのままにやってます。だから仕事の切り替えどころか、プライベートととくに切り替えることなく楽しんでます。

ーーその強いバイタリティの源はどこからくるのでしょう? 壁にぶつかったときのリフレッシュ方法があれば教えてください。

基本的には、仕事でむしゃくしゃすることはあまりありません。あるとしたら自分自身のこと。私は落ち込んだときに、落ち込みに酔いしれることが好きなんです。雨の日もその雨のしっとりした雰囲気に共存することが好き。そして、落ち込むときはひとりでとことん落ちる。落ちきったとき、夜中であれ朝方であれ、よし! って切り替えたあと誰かに連絡して遊びに出かけます。ずっどーん! と落ちて、さっ、飲みに行こ! みたいな感じです。絶対に長くは引きずりません。

ーー今後の目標や、叶えたいビッグな夢はありますか?

<ラーナーズ>としての目標はチャーベさんがきっと持っているはず。わたしはそれについていくだけ(笑)。だって、スケジュール管理さえもできないから。パパのあとを酔っ払いながら子どもたちがついていく感じに近いかな。もちろん自分自身のビッグな夢もあるけど、教えません(笑)。まわりに言うのが嫌いなタイプだから、叶ったらみなさんに報告しますね。それを叶えるのも自分の努力次第なので、頑張ります!


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Photo_Keita Goto
Hair & Make-up_Mariko Adachi
Interview & Text_Kozue Takenaka

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SaraMary

紗羅マリー

人気モデルとして第一線で活動しながら、<LEARNERS(ラーナーズ)>のヴォーカル、自身のブランド<irojikake>の
プロデュースなど、その鋭い感性を生かして幅広い分野で活躍中。


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