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LOWERCASE代表 梶原由景氏が仕掛ける、セイコープロスペックス

2019.04.23
EDIFICE JOURNAL STANDARD

エディフィスとジャーナルスタンダードがともに別注しているセイコーのプロスペックス。

今回はその取り組みの仕掛人であるLOWERCASE代表の梶原由景氏にスペシャルインタビューを敢行!
エディフィスMDの大瀧さんとジャーナルスタンダードバイヤーの中本さんを交えて、
発売までの裏話から、今後の取り組みまでを聞きました。
ぜひご覧ください!


梶原由景
LOWERCASE代表

アパレルから通信まで幅広い業界にクライアントをもつクリエイティブ・コンサルティングファーム、LOWERCASE代表。
ファッション、デジタルに精通するほか、美食家としても有名。


エディフィスはスタイリッシュに、ジャーナルはリアルなスタイルに

―まずは今回の別注に至るまでの経緯を教えてください

梶原「4年くらい前にセイコーさんからお話をいただいたんです。その当時のセイコーさんは今ほどファッション領域に踏み込んでなくて。 だからファッション業界での知名度がそれほど高くなかったんです。そこで私に白羽の矢がたった、という流れです。 当初はベイクルーズとは別の会社さんと取り組みをさせていただきました。その時の市場の反応はすごかったですね。3分で完売したんですよ」

―3分で完売はすごいですね!取り組みがきっとセンセーショナルだったんですね。そこからなぜ、エディフィスとジャーナルとコラボレーションしようと思われたのですか?

梶原「市場の反応も良かったのでセイコーさんとの取り組みの継続が決まりました。その段階でエディフィスに声を掛けようと思ったんです。 企画が、クロノグラフのダイバーズで大人っぽかったので頭にエディフィスが浮かんだんです。それがきっかけですね。結局、諸般の事情で頓挫しちゃいましたが(笑)。 そのタイミングでジャーナルのディレクターだった栗原さんから逆オファーをもらったんです。人伝いで交流があったので受けさせてもらいました。 ベイクルーズとの取り組みはこういった流れで実現しました」

―なるほど。梶原さんの中でエディフィスやジャーナルに対して明確なイメージがありそうですね。それぞれのブランドの印象はどのようなものをお持ちですか?

梶原「エディフィスはスタイリッシュなイメージですね。モダンでシュッとした印象を持っています。スーツを扱っていてドレスの印象があるからでしょうね。 ジャーナルはアウトドアのイメージ。今のリアルを上手に表現していると思います」


自分が持っているそれぞれのブランドイメージを形にしています

―今回の別注のポイントを教えてください

大瀧「前回の別注のモデルよりもサイズをひと回り小さくしてもらいました。そうすることで都会的な感じがグッと際立ったんです。 梶原さんからいただいた提案は絶妙でしたね。新品の商品に対してヴィンテージを意識していらっしゃったのには驚きました。 梶原さんならではのオリジナリティがそこに集約されていると感じました」

左:エディフィスMD 大瀧さん

梶原「時計も洋服も、つけてみないと良さってわからないじゃないですか。だからセイコーさんからお話をいただいてからというもの、時計への投資が極端に増えました(笑)。 ロレックスに造詣の深い知人に色々聞いて、色んなロレックスを買いました。そこで退色したベゼル、通称“ゴーストベゼル”の時計と出会ったんです。 ダイヤルが日焼けした感じがまた良くて。それを今回のエディフィスのもので表現してみました」

ジャーナルスタンダードバイヤー 中本さん

中本「サイズはエディフィスと同じく、レギュラーモデルよりひと回り小さくしてもらっています。 ジャーナルの今シーズンのカラートレンド、ゴールドが使われていて今の気分とすごくマッチしてます」

梶原「ミリタリーカラーってジャーナルのイメージなんです。アウトドアとか、無骨とか。太い芯がある感じですね。今回の別注モデルはそこを意識して作りました。 ジャーナルの気分にはまっているっていうのはいいですね。」


セイコーと梶原さんとベイクルーズ、3者の化学変化とこれから先

―ブランドの意向と、梶原さんのイメージが合致していてとてもいい形で仕上がっている別注ですね!

梶原「別注ってブランドがやりたいことそのままだと、結局ブランドのエゴで終わってしまってウマくいかないことが多いんですよ。 2者だけの別注企画だと、関係性によってはお互いが無理を聞くことになって、その結果破綻することもしばしば起きる話です。 けれど今回の別注は3者でそれぞれがお互いのイメージを尊重してできた結果、このような形で着地しているんです。 私がセイコーさんとベイクルーズの間に入ることによって化学変化がおきて、そこにユーザーがハマる形が理想的ですね」

大瀧「いつも半歩先を進んでいて、そこに梶原さんのアレンジを加えながらいただく提案にはいつも驚かされます。 自分たちだけではたどり着けないようなところと間を取り持っていただくので、お客様にはこれから先の別注にもぜひ期待してもらいたいですね!」

梶原「今回のモデルはこれで一旦終了です。この次は別のモデルでやりたいですね。新鮮味って必要だと思うんです。 時計に関しては別の角度から提案させてもらいたいと思ってます」

時代の先を読みながら、梶原さん独自の視点を取り入れた表現が形になった今回の別注企画。
独自の表現は梶原さん自身の体験や、ひとつの物事に対して探求し、突き詰めた考えから生まれていることがわかりました。
他では絶対に真似できないエディフィス、ジャーナルスタンダード別注のセイコー・プロスペックスをぜひお試しください!


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text by 谷本 春幸

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