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【Beginタイアップ】BAYCREW'S DNA:Drama - 四天王レーベルの源流とは -

服飾部門だけを切り取っても、同業他社と比べてとりわけバラエティに富むのがベイクルーズの'面白味'。醍醐味たるクリエイティブの振れ幅の広さ、その源流とは?各ショップの今季キーアイテムと、そのキーパーソンに迫る。

2019.04.16
417 EDIFICE EDIFICE JOURNAL STANDARD JOURNAL STANDARD relume

─ すべてはここから始まった ─

服飾部門だけを切り取っても、同業他社と比べて
とりわけバラエティに富むのがベイクルーズの"面白味"。
醍醐味たるクリエイティブの振れ幅の広さ、その源流とは?
各ショップの今季キーアイテムと、そのキーパーソンに迫る。

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一枚仕立て&アンクル丈パンツで初夏に最適なセットアップ。
それでもジャケットはラペルのロールや肩の表情で、
パンツではクリース入りダブル仕上げで上品さをキープ。

四半世紀前に渋谷は明治通りに1号店をオープン。当時よりイームズの家具を扱うなど、趣味やライフスタイルをトータルで提案していた。

 1977年の創業時はベイクルーズって卸のシャツメーカーだったんですよ。そこに個性的なファッションピープルが集い、1994年に自社初のメンズショップであるエディフィスを立ち上げるに至りますが、根底にあるのはドレススタイルと、それをベースにしたドレスカジュアル。シャツ屋のDNAが連綿と受け継がれているからか、ドレススタイルというバックボーンは今日まで不変です。
 ただ、ここ10年くらいで世の中のドレススタイルそのものが大きく変わってきましたよね。そんななか、ジャケットを着てもらうにはどうしたらいいか。そのひとつが2000年代爆発的にヒットしたクールマックスの紺ジャケット。
 2014年頃から展開しているファンクションモバイルも基本的には同じコンセプトです。市場でスーツが売れなくなって、クールビズも浸透し、そんななかどうやってドレススタイルに袖を通してもらうか。それがカジュアルなスーツや、ドレス派生のセットアップに繋がるわけです。当時は化繊生地が進化し、

 1977年の創業時はベイクルーズって卸のシャツメーカーだったんですよ。そこに個性的なファッションピープルが集い、1994年に自社初のメンズショップであるエディフィスを立ち上げるに至りますが、根底にあるのはドレススタイルと、それをベースにしたドレスカジュアル。シャツ屋のDNAが連綿と受け継がれているからか、ドレススタイルというバックボーンは今日まで不変です。
 ただ、ここ10年くらいで世の中のドレススタイルそのものが大きく変わってきましたよね。そんななか、ジャケットを着てもらうにはどうしたらいいか。そのひとつが2000年代爆発的にヒットしたクールマックスの紺ジャケット。

2014年頃から展開しているファンクションモバイルも基本的には同じコンセプトです。市場でスーツが売れなくなって、クールビズも浸透し、そんななかどうやってドレススタイルに袖を通してもらうか。それがカジュアルなスーツや、ドレス派生のセットアップに繋がるわけです。当時は化繊生地が進化し、エレガントに見える化繊が登場し始めてきていました。
そこで「これならエディフィスらしくできる」とシリーズにしたんです。イージーケアという特徴を際立たせるためにスタッフサックになるポーチを付属させています。

ルーズシルエットの大潮流には乗らず、パターンはあくまでスマートなもので、着丈も短丈すぎてカジュアルに見えることのないように。ポケット位置などのディテールもベーシックを逸脱させず、あくまでスーツの延長線上として。とにかく生地の奥行き感の有無がエレガンスのキモなので、だからこそデジタルプリントで柄を表現しています。
 エディフィスってコンサバなんです。だからこそ時代に合わせた「エレガントな大人のブランド」でいたいなと。ファンクションモバイルはまさにその結晶。今のセットアップブームを担ったと評価していただいているのだとすれば、その理由はエディフィスらしさを大事にしていたからだと思います。

エレガントに見える化繊が登場し始めてきていました。そこで「これならエディフィスらしくできる」とシリーズにしたんです。イージーケアという特徴を際立たせるためにスタッフサックになるポーチを付属させています。ルーズシルエットの大潮流には乗らず、パターンはあくまでスマートなもので、着丈も短丈すぎてカジュアルに見えることのないように。ポケット位置などのディテールもベーシックを逸脱させず、あくまでスーツの延長線上として。とにかく生地の奥行き感の有無がエレガンスのキモなので、だからこそデジタルプリントで柄を表現しています。
 エディフィスってコンサバなんです。だからこそ時代に合わせた「エレガントな大人のブランド」でいたいなと。ファンクションモバイルはまさにその結晶。今のセットアップブームを担ったと評価していただいているのだとすれば、その理由はエディフィスらしさを大事にしていたからだと思います。

エディフィス コンセプター

紺野浩靖さん

入社18年エディフィス一筋。ドレスのみならず服飾全般への造詣が深く、現在のエディフィスを体現するドレスカジュアルの達人だ。

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  • ※クレジットの記載がないアイテムは入荷次第記載されます。

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  • ※クレジットの記載がないアイテムは入荷次第記載されます。

ワークのディテールを詰め込んだ「オフ」に着るセットアップ。綿と紙を使用した別注の岡山産デニムを使用。独特の風合いで速乾性、吸水性に優れ、肌触りも良い。このアイテム作るのはココ、という信頼関係のある工場にて生産される。

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ジャーナル=ニュースなトレンドものと、スタンダード=定番・ベーシックの相反する両方を扱うのが屋号の由来。ゆえにセレクトの幅が広い。

 ジャーナル スタンダードの一号店って実は福岡なんです。昔からファッションが盛んな街で、かつては東京よりも早く上陸するブランドが少なくありませんでした。
 当時はすでに他のセレクトショップさんが確たる地位を築いていて、ベイクルーズ内でもエディフィスが渋谷店からトレンドを発信していました。そのため東京にはないものをということで、独自の世界観を目指していたと思います。皆さんの抱くジャーナル=アメカジのイメージもそれが根底にある気がします。今から20年前っていわゆるアメカジは驚くほどのダウントレンドだったので、そのスタイルでいかに面白い提案をするかが「らしさ」だったのかなと。
 僕が関わってきたホームステッドはその姿勢が特に顕著で、ワークやミリタリーのヴィンテージがベース。古きよきアメリカを掘り下げたラギッドなセットアップでは大変な反響を頂戴しました。今日ではそこには固執せず、筋は通しつつも昔ながらの服好きに“今”響くモノを探しています。そう俯瞰したときに面白さを感じたのが、日本の伝統的な産地の生地や手法に焦点を当てるモノ作りでした。

 ジャーナル スタンダードの一号店って実は福岡なんです。昔からファッションが盛んな街で、かつては東京よりも早く上陸するブランドが少なくありませんでした。
 当時はすでに他のセレクトショップさんが確たる地位を築いていて、ベイクルーズ内でもエディフィスが渋谷店からトレンドを発信していました。そのため東京にはないものをということで、独自の世界観を目指していたと思います。皆さんの抱くジャーナル=アメカジのイメージもそれが根底にある気がします。今から20年前っていわゆるアメカジは驚くほどのダウントレンドだったので、そのスタイルでいかに面白い提案をするかが「らしさ」だったのかなと。

 僕が関わってきたホームステッドはその姿勢が特に顕著で、ワークやミリタリーのヴィンテージがベース。古きよきアメリカを掘り下げたラギッドなセットアップでは大変な反響を頂戴しました。今日ではそこには固執せず、筋は通しつつも昔ながらの服好きに“今”響くモノを探しています。そう俯瞰したときに面白さを感じたのが、日本の伝統的な産地の生地や手法に焦点を当てるモノ作りでした。
 今季の京都山城との取り組みもそのひとつ。京縮み、楊柳クレープなどと呼ばれる生地なのですが、緯糸にのみ撚りを強くかけた強撚糸を使って織り上げ、それからサラシ(糊の一種)を落とすと、緯糸だけが縮んで独特の凹凸感が生まれます。

それを普段バイイングしたり製造したりしているアイテムとの相性を考え、ボタンレスのカーディガンやショーツといったアイテムに落とし込みました。コーディネートに取り入れやすい色展開も当然意識していますよ。
 現在はビジネスの規模的にトレンドの中心的なアイテムの取り扱いも少なくありませんが、カウンター的視点は根底に抱き続けているつもり。特にホームステッドでは30代中盤〜40代が主な顧客像ですが、世の中ではオンオフ両方いけるというキーワードが隆盛ですよね。それは間違いではないし、正しい時代感。でも、だからこそ僕らはオンならオンに、オフならオフに特化したモノを作りたい。万能ではないけれど、あるシチュエーションでは重宝するような。もともと不器用なので、そういうモノ作りしかできないというのが実態なんですけどね (笑)。

 今季の京都山城との取り組みもそのひとつ。京縮み、楊柳クレープなどと呼ばれる生地なのですが、緯糸にのみ撚りを強くかけた強撚糸を使って織り上げ、それからサラシ(糊の一種)を落とすと、緯糸だけが縮んで独特の凹凸感が生まれます。それを普段バイイングしたり製造したりしているアイテムとの相性を考え、ボタンレスのカーディガンやショーツといったアイテムに落とし込みました。コーディネートに取り入れやすい色展開も当然意識していますよ。
 現在はビジネスの規模的にトレンドの中心的なアイテムの取り扱いも少なくありませんが、カウンター的視点は根底に抱き続けているつもり。特にホームステッドでは30代中盤〜40代が主な顧客像ですが、世の中ではオンオフ両方いけるというキーワードが隆盛ですよね。それは間違いではないし、正しい時代感。でも、だからこそ僕らはオンならオンに、オフならオフに特化したモノを作りたい。万能ではないけれど、あるシチュエーションでは重宝するような。もともと不器用なので、そういうモノ作りしかできないというのが実態なんですけどね (笑)。

MEN’S DIV.
オリジナル開発Sec.
STORE MD

鷹野 徹さん

ホームステッドの商品企画を担当。ワイルドな風貌と実直な人柄で、ナイジェル・ケーボン他こだわりのデザイナーからの信頼も厚い。

 よく「ジャーナル スタンダードとの違いは何ですか」と聞かれるのですが、もしかしたらオールエイジを意識しているところかもしれません。モノ作りとして男性と女性ともに受け入れられる「気の利いたもの」とでも言いましょうか。オリジナルでもバイイングでもそこを意識しています。男女同時に別注したり、素材調達をするアイテムも多いですし。
 スタート当時は、今も得意としていますが米綿といったオーセンティックな素材感のものが中心でした。で、そのときから考えていたのが「気の利いた」素材開発です。当初は東南アジアの生地なども視野に入れていましたが、レリュームとしてオーセンティックな雰囲気と上質さにこだわった結果行き着いたのが、日本は能登半島にある腕利きの生地メーカーです。
 人づてに聞いて初めて足を踏み入れたときはビックリしましたよ。だって工場の周りには何もないんですから。でも、ことモノ作りに関しては非常に信頼のおけるメーカーさんです。ビギンさんにはアルトリティモという素材の商品をよく取り上げていただいていますが、今回の能登ファブリックは開発に2年もかかっています。上質な雰囲気を持ちながら快適な着心地を求めた完成体と言っても過言ではありません。そうそう、価格も「気の利いた」と感じていただけるよう頑張っています。
 この9月にレリュームは10周年を迎えます。ここでも「気の利いた」スペシャルなモノを多数仕込んでいますのでどうぞご期待ください。って、これじゃくどくってまるで気が利いてませんね(笑)。

 よく「ジャーナル スタンダードとの違いは何ですか」と聞かれるのですが、もしかしたらオールエイジを意識しているところかもしれません。モノ作りとして男性と女性ともに受け入れられる「気の利いたもの」とでも言いましょうか。オリジナルでもバイイングでもそこを意識しています。男女同時に別注したり、素材調達をするアイテムも多いですし。
 スタート当時は、今も得意としていますが米綿といったオーセンティックな素材感のものが中心でした。で、そのときから考えていたのが「気の利いた」素材開発です。当初は東南アジアの生地なども視野に入れていましたが、レリュームとしてオーセンティックな雰囲気と上質さにこだわった結果行き着いたのが、日本は能登半島にある腕利きの生地メーカーです。

 人づてに聞いて初めて足を踏み入れたときはビックリしましたよ。だって工場の周りには何もないんですから。でも、ことモノ作りに関しては非常に信頼のおけるメーカーさんです。ビギンさんにはアルトリティモという素材の商品をよく取り上げていただいていますが、今回の能登ファブリックは開発に2年もかかっています。上質な雰囲気を持ちながら快適な着心地を求めた完成体と言っても過言ではありません。そうそう、価格も「気の利いた」と感じていただけるよう頑張っています。
 この9月にレリュームは10周年を迎えます。ここでも「気の利いた」スペシャルなモノを多数仕込んでいますのでどうぞご期待ください。って、これじゃくどくってまるで気が利いてませんね(笑)。

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  • ※クレジットの記載がないアイテムは入荷次第記載されます。

 ありがたいことに、ビギンさんでは「安くていいモノ」という切り口でご紹介いただくことが多いです。社内では「フェアプライス」が共通言語。商品を棚に並べる前に、出来上がってきたモノを手に取って、それがフェアプライスかどうかを皆で侃々諤々するんです。マーケットやショップスタッフの声に耳を傾け、元の値付けがフェアプライスを超えていれば、下げます。とにかくお客様の肌感覚やおサイフに適うかどうかが優先なので、結果的に原価設定をオーバーしてしまうことも。だから同業他社にウチの原価を話すと大抵驚かれますよ(笑)。もちろんそのための仕組み作りには工夫を凝らしていて、工場の閑散期を狙って発注したり、リーズナブルに入手できる残布に目を光らせたり。
 一方でファストファッションとの違いも当然意識しています。他社にはない旬なベーシックアイテムであるかどうか。そのためにオリジナルの柄を開発したり、素材を別注したり。ハードマンズリネンもそのひとつです。ルックは旬の麻素材ですが、実際はポリエステルをブレンドしていて、麻100%より取り回しやすい。いいとこ取りのハイブリッドです。もちろんアイリッシュリネンの大手メーカーという背景も採用の理由です。たまに「こんなに安いのなら、品質はどうなの?」というお声を頂戴するので、いい素材であるという説得力が大事なんです(笑)。417が考えるいいモノという条件のなかのひとつがプライスなんです。「品質と価格のバランスは417が一番」と胸を張れるかどうかが生命線ですから!

 ありがたいことに、ビギンさんでは「安くていいモノ」という切り口でご紹介いただくことが多いです。社内では「フェアプライス」が共通言語。商品を棚に並べる前に、出来上がってきたモノを手に取って、それがフェアプライスかどうかを皆で侃々諤々するんです。マーケットやショップスタッフの声に耳を傾け、元の値付けがフェアプライスを超えていれば、下げます。とにかくお客様の肌感覚やおサイフに適うかどうかが優先なので、結果的に原価設定をオーバーしてしまうことも。だから同業他社にウチの原価を話すと大抵驚かれますよ(笑)。もちろんそのための仕組み作りには工夫を凝らしていて、工場の閑散期を狙って発注したり、リーズナブルに入手できる残布に目を光らせたり。

 一方でファストファッションとの違いも当然意識しています。他社にはない旬なベーシックアイテムであるかどうか。そのためにオリジナルの柄を開発したり、素材を別注したり。ハードマンズリネンもそのひとつです。ルックは旬の麻素材ですが、実際はポリエステルをブレンドしていて、麻100%より取り回しやすい。いいとこ取りのハイブリッドです。もちろんアイリッシュリネンの大手メーカーという背景も採用の理由です。たまに「こんなに安いのなら、品質はどうなの?」というお声を頂戴するので、いい素材であるという説得力が大事なんです(笑)。417が考えるいいモノという条件のなかのひとつがプライスなんです。「品質と価格のバランスは417が一番」と胸を張れるかどうかが生命線ですから!

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  • ※クレジットの記載がないアイテムは入荷次第記載されます。

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