⼤⼈が着やすい上質さとこなれ感を追求し、⽣地からオリジナルで作り上げたこだわりのロンTは全3型。メンズライクなサイジングに、ウィットに富んだデザインを落とし込んであるから、⼿持ちボトムに合わせてシンプルに着こなすだけで、スタイリングが意思あるものに。レイヤードもしやすく、個性の強いニットやデニムの引き⽴て役にもなってくれる。

ブランドネーム×バンドフライヤーのプリントが施されたフロントロゴTは、メンズのMサイズ相当ながら、袖丈や衿ぐりを調整し、リブを付けることでややきれいめに昇華。まったく同じデザインで、さらに振り切ったオーバーサイズのXXLとの2サイズ展開。

同型の無地Tには、ギプスに友⼈がマジックでメッセージを書いたようなプリント＆刺しゅうを施し、クスッと笑える⼀枚に。

古着のTシャツをリプロダクトした⽣地を使ったダメージロンTは、くったりとした質感に本格的なダメージ加⼯をプラス。リッチなカシミヤニットからのぞかせ、そのヴィンテージ感を堪能したい。

特筆すべきは、その⽷の太さ。極太番⼿の⽷をオールハンドで編み上げた、どこかユニークで温かみのあるニットベストは、今シーズンらしいレイヤードスタイルを楽しむのに重宝。あえてアームホールを作らず、被って結ぶだけの仕様にしてあるため、ジャケットやアウターの上から重ねたりと、着こなしの可能性が広がる。

コレクションを代表する印象的なカーディガンは、メキシコのチマヨ織りベストからインスパイアされたもの。ラグのようなクラフト感を落とし込みつつ、ループ状に編んだ柔らかいウールを使うことで、⽇常で着られるしなやかさや軽さを実現。フリンジ⾵ディテールや、コンチョボタンなど、細部にまでこだわったアイコン的⼀着。

⼀⾒スウェットのようでありながら、実は素材にカシミヤを100％使⽤した、⼤⼈⼼をくすぐるリュクスなニット。裏側をループ状に編むことで、表⾯の⾊出しは杢グレーのように。さらに、衿ぐりに汗⽌めやリブを配してあるため、佇まいは“こなれスウェット”そのもの。カジュアルトップスがしっくりこなくなった⼈にこそ、選んでほしい逸品。

透けるような薄さと繊細さが、肌に優しく寄り添うタートルプルオーバーは、その製法に柔らかさの秘密が。カシミヤと⽔に溶ける⽷を使って編み、仕上げに洗うことで特殊⽷が溶けるので、ふんわりとした空気のような⾵合いに。⻑めのネックはアレンジ次第で様々な表情に変化し、スタイリングのさりげないアクセントとなってくれる。

『EXBIG』と名付けられたやり過ぎなまでのワイドシルエットが、潔いハンサムさを醸し出す、インパクトのあるビッグデニム。ヴィンテージのデニム素材をリプロダクトしたドライ感のある⽣地に、ダメージやペイントなどの⼤胆な加⼯を施しながら、あえて紙パッチに⽂字は刻印しないというこだわりが粋。国内⽣産による丁寧なモノづくりを味わえる⼀本。

同じく、生地から縫製、加工までを国内生産にこだわった、こちらはやや太めのストレート。濃淡のある2枚のデニムを重ねたような攻めたリメイク風デザインと、オーソドックスなシルエットとの対比が絶妙。このアイテムひとつで、カジュアルが鮮やかに更新できる。

ヘビーオンスのデニム地に、思い切ったダイヤ柄が描かれた、とっておきのカバーオール。フォルムは40年代のヴィンテージものをベースに、リラックスして着られるサイジングにアップデート。マニッシュなカラーリングのおかげで、総柄でも意外に合わせやすいのが魅⼒。デニムとセットアップ⾵に着るもよし、きれいめボトムのカジュアルダウンに取り⼊れるもよし。⾚ならぬグリーンの⽣地⽿⾵デザインやステッチが、このブランドのデニムラインを象徴する⽬印となっている。