おしゃれな人の、
おいしいはなし。
おしゃれな人の、おいしいはなし。
日常生活に密接に関わる“食”。
おしゃれなあの人は
どんなものを選び、食べているの?
食を通じたライフスタイルや、
こっそり聞いた「おいしいはなし」をお届けします。(FLAVORWORKS
プレス&VMD)#
03
星野 麻理子
生活の基本である衣食住。ベイクルーズでは、日々の暮らしに軽やかなたのしみを見つけてもらいたいという思いから、
ライフスタイルにまつわるさまざまなシーンの提案をしています。
この特集では「食」にフォーカス。おしゃれなあの人が、どんなものを選び、食べているのか教えてもらいます。
忘れられない思い出の味、偏愛している食べもの、ほんとうはひみつにしたいアレンジレシピ。
ここだけの「おいしいはなし」を、じっくりあじわってみてください。FLAVORWORKS VMD
星野 麻理子
「CITYSHOP」「しゃぶしゃぶ 山笑ふ」などのPRとVMDを兼務。商品企画から販促プラン、ヴィジュアルコーディネートなどに携わる。
しゃぶしゃぶ 山笑ふ:web storeOISHII OMOIDE
TOPIC
01
旅先の朝食
普段よりもなぜか特別に感じるのが、旅先での朝食。「朝食」という響きだけで、心躍る気持ちになります。たとえば、台湾の食堂のシェントウジャン、イスタンブールの鯖サンド、ロンドンのフードマーケットで食べた、できたてのきのこリゾット……。パリで泊まったホテルにて、毎朝可愛い紙袋に入った朝食がドアフックにかけてあったことも、くっきりと印象に残っています。朝食を思い出すと、旅の風景がよみがえってくる。私の旅の思い出は、美味しい朝食の記憶と共にあります。
#美味しい思い出
DAIDOKORONO AIBOU
TOPIC
02
料理を見守る猫たち
キッチンに立っていると、飼っている猫たちが必ず近くにやってきます。おこぼれを期待しているのか、かまってほしいのか?しばらく足元をうろちょろしたあとに、ダイニングの椅子でうとうとしたり、テーブルの上でサラダの葉っぱをつまみ食いしたり……。猫たちが何を考えているのか、本当のところはわかりませんが、なんとなく料理をする私に付き合ってくれている気がしています。包丁やフライパンなど台所の必需品は数あれど、相棒と呼べるのは毎日近くにいる猫たちかな、と思う今日この頃です。
#台所の相棒
OSHAMESHI GA TABETAI
TOPIC
03
フレッシュな野菜を添えて。
茹で豚のベトナム風フレッシュなハーブや葉物野菜をたっぷりと盛り合わせるだけで、テーブルの主役になる一皿ができあがります。この日は、塩糀に漬け込みジャスミンティーで茹でた豚肉を添えて、ベトナム料理風に。たっぷりの野菜とハーブで豚肉を包み、ニョクマムベースのたれをつけていただきます。エゴマの葉、ミント、香菜、ライムなど豚肉以外はあえてワントーンのカラーでまとめるのがポイントです。
#おしゃメシが食べたい
SPOT
好きなお店
L'AMITIE(ラミティエ) / 高田馬場
高田馬場にあるフレンチビストロ。路地裏のロケーションやファサード、内装など、パリの古き良きビストロにいるような雰囲気を楽しめます。肉料理が有名なお店ですが「鴨のコンフィ」が本当に美味しくて……! 表面はパリッと香ばしく、ナイフを入れるとほろっとほぐれる柔らかなお肉。これほど完璧なコンフィを、しかもこのお値段で食べられるお店はきっと他にはないだろうと個人的に思っています。マルコポーロという紅茶を使ったプリンも、芳醇な茶葉の香りがふわっと広がり、一度食べたらまた食べたくなるおいしさです。
FOOD
好きな食べ物
海木のだしいなり
“おいなりさん”に目がなく、好みの味を求めて、いろいろなお店のいなりずしを買い求めています。関東風の色の濃いものより、関西風の色白のものが好きで、その中でも「だしいなり 海木」の「だしいなり」は、忘れられない特別な逸品。「南開あげ」という乾燥の油揚げに鰹出汁をたっぷり含ませ、出汁を切らずに巻き上げる俵型のおいなりさんは、箸で持ち上げると出汁がしたたる圧倒的なジューシーさ。口に入れた瞬間、上品な出汁の香りとコクが、じゅわっと広がります。
ORIGINAL
私だけのアレンジ
パン泥棒「しらすのオイル漬け」
ストック料理として「しらすのオイル漬け」をよく作ります。刻んだにんにくをたっぷりのオリーブオイルで香ばしくなるまで熱して、しらすを入れてさらに加熱するという簡単な料理ですが、私はそこに刻んだアンチョビを少しと、大量のハーブを加えます。ハーブはシブレット、ディルなど、その日の気分で。アンチョビを入れると味に奥行きが出て、さらに旨みが増します。スチームした野菜にかけたり、パスタにしたり。ビネガーと合わせると、ドレッシングにも。ごはんの上に乗せて醤油をちょろっとたらす、なんていう食べ方もおすすめです。ワインのお供にこれがあると、パンがあっという間になくなってしまうので、密かに“パン泥棒”と呼んでいます。
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