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  3. ゆるり福岡ローカルひとり旅。
近年の福岡といえば独自に育まれたカルチャーの影響により、これまでにない盛り上がりを見せています。イラストレーターをはじめとしたアーティストの台頭や現地ならではのギャラリーやハブとして親しまれているカフェやホステルには多くの人々が訪れ、賑わいをみせています。そこで今回、一週間は無理でも1日の休日があれば楽しめる都市型トリップを提案します。気づけば2019年も残りわずか。日々の疲れを癒しにふらっと福岡へひとり旅をしてみてはいかがでしょうか。  

 

 

  • レンタサイクルやタクシーがあれば、スムーズに行き来できる福岡市内には洗練された衣食住のショップがよりどりみどり。自然に溢れた観光地もいいけれど、福岡ならではのご当地グルメや人気スポットに触れてみるのも一興です。
     
  • アクロス福岡
    住所:福岡県福岡市中央区天神1-1-1


  • 木々が印象的な外観のアクロス福岡。一歩中へ足を踏み入れると、そこは光の空間が広がります。ステップ状の個性的な建物のフォルムを活かして、ホールやイベント会場、ショップやレストラン、オフィスなどのさまざまな施設が点在しています。地下鉄天神駅から地下道で建物に直結しているアクセスの良さもポイントです。

  • そして、アクロス福岡のもう一つ注目したい側面が、外に設置された階段を上ると広がる屋上展望台。周りには高い建物がないので、福岡市内をぐるりと見渡すことができます。天気がいい日は遠くにそびえる宝満山や脊振山、福岡タワーやヤフオクドームを眺めることも。
     
  • THE LIFE
    住所:福岡県福岡市博多区祇園町8−13
    電話:092-292-1070
    thelife-hostel.com
    ※2019年12月9日(月)〜2020年1月31日(金)改装工事期間の為、宿泊・飲食ともに利用不可。2月1日(土)よりリニューアルオープン。


  • 福岡を代表する人気ショッピングモール、キャナルシティから徒歩2分の場所に誕生したホステル『THE LIFE(ザ・ライフ)』。『“働く”と“生活”をセットで』をコンセプトに、1Fがカフェ&バー、2Fが宿泊スペースになっています。また、コワーキングスペース『The Company』に隣接していて、出張や急な打ち合わせが入ってしまった時にも便利です。
  • 1Fのカフェ&バーは宿泊者以外の方も利用することができ、お茶をするもよし、ランチをするもよしという様々な使い方ができます。この日は、まろやかなコクが特長的なバターチキンカレーをチョイス。また、夜はバーとしてオープンしているので、美味しいお酒を飲みたい方にもおすすめ。
  • ドミトリーの宿泊料金は、18人部屋の場合、1泊¥2,800~(時期によって変動します)ほど。そのほかにも個室タイプ(エアコン、シャワーブース、トイレ、テレビ付き)などもあるので、女性のひとり旅にはぴったり!
     
  • Tlalli
    住所:福岡県福岡市中央区2-19-35
    電話:092-524-6577
    tlalli.jp

     

  • 福岡のファッションタウンである天神からクルマで約15分ぐらいに位置する平尾という閑静な住宅エリアに店を構える「Tlalli(トラリ)」。金網と蔦で覆われた外観と入り口に描かれたイラストレーターの花井祐介さんのグラフィティが目を引きます。かつては倉庫だった場所をフルリノベーションしたこちらのショップは1Fにコーヒースタンドとメンズ&レディースのウェアを展開。

  • また2Fには、アパレル以外に縫製スペースやサーフボードのシェイプルームが設置されています。「Tlalli」でフルオーダーできるボードは横須賀に拠点を構える「関澤製作所」のプロダクトを取り扱っています。オーナーの錦戸正志さんの原点であるサーフカルチャーをベースに、いまのトレンドもしっかりと内包したアイテムの数々に必ずや魅了させられるはず。
     

  • 福岡散策のひと休みにするには薬院がおすすめ。このエリアはおしゃれなカフェやレストランが多く集まっています。なかでも、今回ご紹介するカフェ「Pin Cafe&Bar(ピン カフェアンドバー)」は感度の高い人達が集うコミュニティショップ。店名の「Pin」の由来は、住所と同じの長寿と夫婦愛をテーマにした有名な能『高砂』に登場する「松」をフランス語で意味する「Pin」から取ったものだそう。ちなみに店内のカウンターに使用されている木材も松の素材を使っているんだとか。

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  • コーヒーは、中深煎りのブレンド(グァテマラ・ホンジュラス・ブラジル)スペシャルティコーヒー。サイフォンで一杯一杯丁寧に抽出しています。深夜23時まで営業しており、アルコールの提供もしています。
     
  • HIGHTIDE STORE
    住所:福岡県福岡市中央区白金1-8-28
    電話:092-533-0338
    hightide.co.jp


  • 「Pin Cafe&Bar」から徒歩5分圏内にある「HIGHTIDE STORE(ハイタイドストア)」はハイセンスな文具や雑貨を取り揃えるセレクトショップです。普段使う文房具をファッション的目線で捉えたプロダクトの数々は、ショップ上の本社で商品の開発やデザインを行なっているそう。

  • 広々とした店内には、ジャンルごとに分けられたアイテムがずらりと並んでいます。そして、一番注目したいのが、自分の好みをデザインを組み合わせるオーダーノートの作製。表紙、裏表紙、留め具などを選択して、世界にひとつだけのノートを作り上げることができます。時間も20分少々で完成するので、お土産にもちょうど良さそう。

     


     

  • また、外のカウンターから注文をして、テラススペースでコーヒーや自家製レモネード、ホットサンドなども堪能できます。 ショッピングの一息つきたい時にはぴったり。
     
  • 台風大飯店
    住所:福岡県福岡市中央区薬院2-2-24 チサンマンション第3博多 1F
    電話:非公開
     


     

  • 大阪で話題を呼んでいるアジア料理専門の居酒屋「台風飯店」の姉妹店が今秋、福岡にもオープンしました。「台風が通る道のりの国の料理」というコンセプトのとおり、台湾、タイ、沖縄などのアジア・南国料理を主軸としたメニューで構成されています。ショップのキャラクターは、福岡在住のイラストレーター・NONCHELEEEさんが描き下ろしたもの。店内の中央には廃バスを利用したカウンターテーブルが設置されたユニークな造りとなっています。

  • 台湾風のフライドチキン「チョキチョキチーパイ」(¥550)はトングとハサミを使って、切りながら食べます。オリジナルスパイスを塗したチキンは絶品!

     


  • 豚肉を塩漬けにして蒸した「スーチーカーの野菜巻き」(680円)というこちらの沖縄の伝統料理。酸味の効いたスパイシーなトムヤムソースをつけて、たっぷりの野菜に巻きながら食べるとさっぱりとした旨味を味わえます。

  • タイ料理を象徴する「パッタイ」(¥650)はもちもちとした太麺に、甘辛のソースがよく絡みます。上にのったパクチーが味のアクセントに。

  • 他では味わえないアジアの市場を彷彿とさせる熱気とリーズナブルかつ美味しい料理とお酒に浸りたいのであれば、一度は訪れて見てはいかがでしょうか。気さくなスタッフが出迎えてくれます!

     


    Photo_Yuki Aizawa
    Model_Yuki Yasuda