FRAMeWORK × Lee × Stylist Makoto Fukuda
special triple collaboration
「デニムを愛する人へ」
どんなに環境やファッションの価値観が変わっても、
デニムを好きな気持ちは変わらない。
カジュアル派の大人に向けて、
いつでも心地いいスタイルを共有してくれる
スタイリスト福田麻琴さん。
彼女の視点とセンスが光る、
デニムベースの特別なカプセルコレクションをご紹介します。
Inspiration from denim
・LIGHT BLUE DENIM
・INDIGO DENIM
・BOW BLOUSE
・BORDER MEXICAN HOODIE
・LINEN BLOUSE
・DENIM ANORAK
フレームワークと初めてのコラボになるという福田さん。
「私の中のブランドのイメージは、素敵な大人のためのリラックスカジュアル。私の中で素敵な大人って自分の“好き“と素直に向き合っていて、仕事もプライベートも思い切り楽しんでいる人。
そんな人達のリラックスカジュアルのアイテムを考えたら真っ先にデニムが思い浮かびました。大人になるとデニムが難しくなると聞きますが、それぞれ着やすくアレンジしています。
むしろ大人にしか出せないかっこよさを楽しんでほしいです」。
春に向けて楽しめるデニムと、デニムに合う服で構成したデイリーワードローブ。セットアップになったりレイヤードしたり、着る人のらしさを引き出せるようなアイテムが揃いました。
Profile
福田麻琴/ STYLIST
1978年生まれ。ファッション誌やウェブメディアを中心に活躍する人気スタイリスト。
パリ留学の経験を生かしたシンプルでベーシックなセンスの持ち主。
コラボ商品開発や著書も多数。今月YouTube「FUKUDAKE?」をスタート。
STAFF
styling/ Makoto Fukuda
photography / Shohei Kanaya
hair&make-up / Eiko Sato (ilumini.)
edit&text / Machiko Suyama
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LIGHT BLUE DENIM
メインとなるデニムパンツは、穿きなじみの良さで人気のLEEとのトリプルコラボ。
「どのアイテムにも共通して意識したのは、ヴィンテージっぽい素材感や風合い。ヘルシーなライトブルーデニムは裾が“映える”ようにラフな切りっぱなしを選択。シルエットは腰回りがすっきり見えるハイウエストで、ほどよいストレートです。デニムを知り尽くすブランドの技術で、大人が着やすい清潔感のあるフラットな色落ちに」。
「デニムが“映える”と、シンプルなトップス一枚でサマになるのがいいんです。シンプル好きな私は、デニムをさらっと着ていたいので、あれこれレイヤードせず、決まりやすいのはありがたい。なにげないカットソーとのワンツーにはシルバージュエリーやバーサンダルで自分らしく、女らしく」。
※アクセサリー シューズ 私物
this DENIM
INDIGO DENIM
「もうひとつのインディゴの裾は幅広ロールアップに。デニムに個性があるといいなと思いつつ、大人はそれも難しかったりするので、足首が少し見えるように折り返すことで抜け感を。身長に合わせて、お好きな幅とバランスを楽しんでください」。
セットアップ風に着こなせるデニムアノラックも。
「本格的なアウトドアブランドで愛用していたアイテムをありそうでなかったデニムで。個人的にレースアップデザインが好きなんです。 今ならインにタートルネックを。濃いインディゴはヴィンテージ感に加え、トラッドでハンサムな雰囲気も醸して。チェックとの相性もいいと思います。裾は好みの幅で折り返せるので、ショートブーツやソックスで遊んでも素敵です」。
※シューズ 私物
this DENIM
BOW BLOUSE
ライトブルーデニムに合わせたのは、デニムよりもワントーン明るいダンガリーブラウス。ボウタイ付きで、リボン結びしても甘すぎない長さが福田さんのこだわり。
「ダンガリーというと、カジュアルでメンズっぽいイメージがありますが、そこに女らしさも加えられたらと。ボウタイや袖のパールボタンなど、ちょっとアガるポイントを加えることで、カジュアルだけど華やかに。そのミックス感を狙いました」。
「デニムにインしてきちんとクリーンに着ることも。裾はシャツテールになっているのでアウトでもバランスを取りやすいです。軽やかなデニムブルーにブローチでワンポイント」。
※アクセサリー シューズ 私物
BORDER MEXICAN HOODIE
「ボーダーはずっと好き。カジュアル派の大人はすでにお気に入りを持っているかもしれないから、ちょっと変化球。コンチョボタンなどエスニックな要素を加えつつ、新鮮な一枚に。メキシカンパーカはアウターとしてもトップスとしても使えて、実は便利です」。
「ベースは生成りにすることでヴィンテージ感を。厚手のしっかりとしたコットンなので、洗うたびに柔らかくなる風合いを楽しんでもらいたいです。私はロールアップデニムと合わせて、色数を抑えた大人のマリンカジュアルに。インディゴブルーから白につながるカプセルコレクションはどのアイテムともコーディネイトしやすいのも魅力です」。
this KNIT
LINEN BLOUSE
デニムと相性のいいヘビーリネンのレースブラウス。
「顔まわりはできるだけすっきりと削ぎ落とし、袖にボリュームのあるレースを。甘いディテールについ躊躇してしまう人もこれなら大人っぽく。後ろ姿はバックオープンでリボン結びするデザイン。前後両面を楽しめて、羽織りのように着ることもできます」。
「自分自身も甘さが得意な方ではないので、白レースを着るときは黒頼み。ブラウス以外を黒でまとめると甘さ控えめに。今年ならロングブーツもおすすめ。旬のムードとかっこよさも漂って、私好みです」。
※アクセサリー パンツ 私物
this BLOUSE
DENIM ANORAK
ライトブルーデニムに近い色落ちのアノラック。
「大人は古着を探すのも着るのも難しくなってきますよね。Gジャンよりも軽やかで、シャツよりもタフな一枚はヴィンテージ感を楽しみたい大人にちょうどいいんです。お尻が隠れる丈のオーバーサイズも私たちに優しく、インにもアウトにも重ね着可能。季節をまたいで長く楽しめます」。
コラボ3アイテムをコーディネイト。アノラックの袖口からブラウスのレースを効かせて。
「普段着のデニムもレースでちょっと目を引く着こなしに。いずれもホームクリーニングできる素材だから、子供と過ごす時間にも。色々なシーンで着回しを楽しんでほしいです♡」。
this DENIM