Lace Items

はじまりに、ちいさなうきうきを、忍ばせる。

朝はいつだって、あたらしい。そして、わたしの “今日”もいつだって、あたらしい。
カーテンをあけ、生まれたての光を浴びたら、からだもこころもいつもより軽やかで、レースでやわらかに身を包むと、根拠のないわくわくが内側をほのかに刺激する。
昨日ともちがう、きっと明日ともちがう空を見上げ、頬を撫でる風を感じながら、ふと思う。
今日、あたらしいことしてみようかな。

Essential series

視線をあげてひと呼吸、感覚のままに、一歩。

わたしの真ん中にすっと通るものを感じてみると、そこにはチューリップの茎のように、みずみずしくまっすぐに伸びるものがあった。
いつもよりも少しだけフォーマルな一着に袖を通す日。その感覚を思い出せるように、クールなインナーをまとうと、わたしと社会の間を取り持つその一枚は、わずかな高揚と緊張を艶に変え、背中をそっと押してくれた。赴くままに楽しんで、と。

RESET series + ECO sanitary

わたしがわたしを、やわらかに抱き寄せる日。

月に寄り添い、からだの満ち欠けを感じる数日は、直感にしたがって、好きな色を好きなように身につける。
そして、わたしをとことん甘やかす。変化の渦にいるのだから、呼吸しているだけで十分。なにもしなくても、花丸をあげよう。
眠るときは、イマジネーションで凪の海にぷかり。
その感覚は、あたたかくて、穏やかで、安心感しかなくて。この感じ、生まれる前に知っていたかも。

ACTIVE series

かろやかにほどけて今、なんでもできそうな気分。

きゅっと結んでいた蕾がゆっくりゆっくりとほころびて、春の空気を含みながら花を咲かせていくように、無自覚に入っていた余計なちからをほどいていけそうな、握りしめていた手をひらくことができそうな、そんな気がする。
軽やかに可変するわたしを受け止めて、吸いつくようにぴったりと寄り添ってくれる。
そんな布のやさしさに包まれて、愛おしい裸のわたしになっていく。

Lyocel cropped bra camisole

なんとなくの“いい予感”を、背にそっと香らせて。

輪郭のないほわっとした“いい予感” は、けっこう当たる。
わたし調べだと、吹き抜ける風のように素早く、そよ風のようにほのかな予感をキャッチするアンテナは、頭でも心でもなく、からだのような気がする。
本当に予感が的中しているのか、それとも予感が引き寄せているのかはわからない。
でも、わたしはわたしのからだの感性を信じて、そんな日はさらり、Vのラインを背にまとう。

  • PHOTOGRAPHER : NOBUKO BABA (SINGNO)
  • MODEL : UNI (TWO PLUS ONE AGENCY)
  • HAIR : MIRAI UEJO
  • MAKE : ARINA NISHI
  • TEXT : Orika Uchiumi
  • ART DIRECTION : SAYAKA MAEDA ( MY.STUDIO INC.)
  • WEB : KEITA BABA ( BASTET LLC )