TICCAの「名品&別注コート」でつくる最旬8STYLES
2016年のデビュー以来、現代的なベーシックを体現し幅広い年齢層に支持されている日本ブランド・TICCA(ティッカ)。Spick & Spanでは昨年に引き続き、アウターをセレクト。人気のテントコートやPコート、新型のノーカラー、さらに今季は、カレッジエッセンスを添えた別注Pコートも登場。本格的な季節が始まる前に、名品ポイントやスタイリングサンプルとともにぜひチェックを!

TICCAの代表アイテム、テントコート。アームホールのハギをなくすことで丸みを帯びた肩周り、ゆったりとしたシルエットが特徴。上質なラムウールを原料にグラデーション糸を重ね合わせることで、奥行きのあるベーシックカラーを表現。大きめな襟は、そのままでもスタンドカラーとしても着られて表情豊か。

ネイビーのセットアップとブルーシャツのきちんとした装いに、グレーのテントコートを。まじめに見えてサスペンダーやスニーカーではずせるのも、コートの端正な雰囲気があってこそ。

やや赤みのある濃厚なブラウンコートを軸に、キャメル〜オフ白でグラデーション。迫力のあるロングコートだから、カーディガン×スウェットパンツのラフな合わせでも物足りなさはナシ。

テントコートの上質な素材とゆったりシルエットはそのままに、首元はすっきりとしたノーカラーに。シャツやタートル、ストールなど、どんなトップスにも合わせやすいバランスに設計。スナップボタン仕様で、前を開けても閉じても美しく、ハーフの丈感も含め、幅広い体型やコーディネートに似合う一枚。

コンサバ顔のノーカラーコートを、トレンドのレイヤードで今年っぽく。配色は黒×キャメルで落ち着かせるのがポイント。程よく詰まった首元からハイネックブラウスのフリルをのぞかせて。

定番のPコートは、テントコートに比べてややコンパクトな襟とシルエット。美しい毛並みのウール、基本に忠実なデザイン。長すぎないハーフ丈はボトムとのバランスもとりやすく、着回しやすさも魅力。首元のボタンをとめて顔周りに変化をつけることも。伝統的かつスタイリッシュな印象で、大人のためのPコート。

今季注目のブラウンは素材をミックスしてスタイリング。そでにも身幅にも程よくゆとりがあるので、スウェットやシャツを仕込んでももたつかない。リブのスカート×パンツでワントーンコーデにメリハリを。

Spick & Span別注のPコート。通常ラインのリッチなラムウール素材、本格的なデザインはそのまま、細部のディテールでよりトラッドなおもむきに。ネイビー地に馴染みつつ、ころんとマットな墨黒のボタン、3点セットのオリジナルピンバッヂは、さりげなくカレッジムードを演出。
Photography_Yoshitaka Mizuno
Styling_Kaori Higuchi(KIND)
Hair & Make-up_KATO(TRON)
Model_Ceren(STAGE)
Edit&Text_Aya Kobayashi