


「例えばペインターの服に絵の具が散っていたり穴が空いてるのを見たりすると、物が人に馴染んでいてカッコいいなっていつも思うんです。質が良くて使いやすいものを身につけている、そういう作業人たちの格好にすごく惹かれます。だから、自分でもライフスタイルに合った長く使えるものを選ぶようにしていて。このサンダルは青みのある黒が好みだし、私の生活にはすんなり馴染みそう。画材探しもご飯に行くときも、常に履き心地の良さが最優先だから」。
IG @alia.sugawara- - 黒だけで絵を描くことに、制限は感じませんか?
- まったく感じないです。頭の中に思い浮かぶイメージが白黒なので、それをそのまま描いてます。
- - 今日のこの後の予定は?
- 骨董市に古い屏風を見に行ってきます。絵を描いて作品にできたらいいなって。
- - 今後の活動は?
- ⾹港のギャラリーで秋に個展を開く予定です。









「昔、バックパッカーをやっていて、その頃からビルケンを履いてました。当時ネパールで会ったのが、山の中でプリミティブな暮らしをしていて、物やお金はないけど幸せそうな人たち。それを見て本質的なものに触れたいなと思うようになって、ミコト屋を始めました。野菜を大事にしてくれて料理が美味しくなれば、より幸せな食卓に近づくと思うから。格好は相変わらず今もラフですけど、寝巻きみたいでもだらしなくなりすぎないようにと思うとビルケンには自然と手が伸びます」。
IG @micotoya- - 地元はどこですか?
- 横浜です。3歳まではロシアにいたけど、それからはずっとここ。
- - これからの季節におすすめの野菜は?
- そら豆とかズッキーニとか、美味しいですよ。春は苦味を盛れって言葉があるけど、人間がその時期に食べるべきものを、自然は用意してくれてるなって思います。
- - ズッキーニの美味しい食べ方は?
- 出始めは水分が多いから皮も柔らかいし、ピーラーで剥いてレモンサラダに入れると美味しい。走りのズッキーニは縦に切るとジューシーに食べられます。












「少し崩してもいい⽇は、スーツでも⾰靴じゃなくビルケンを履きます。⼀緒に働いているスタッフのひとりが靴屋出⾝で、“シドニー”を履くようになったのも尊敬してる彼の影響。今⽇のスーツは珍しいグレーの⿇が気に⼊って仕⽴てたダブルで、タイドアップと迷ったけどちょっとフザケたT シャツで。メリハリって難しいですよね。どこまでカジュアルでいいのかは、お客さんへの提案でもすごく考えるところ。責任は重⼤だけど、その緊張感がやっぱり楽しいんです」。
IG @shuhei_murakami_
- - 好きな生地は?
- ハリソンズ(・オブ・エジンバラ)のフロンティアっていう平織り生地です。遠くで見たときと近くで見たときで印象が変わっておもしろい。
- - ドレスの着崩しについての持論は?
- TPO を踏まえたルールを知った上での着崩しはアリだと思います。あとはバランス感と、どう楽しむかじゃないでしょうか。
- - 入れてるタトゥーの意味は?
- 右手の甲のは、“ナポリを見て死ね”。やりたいことがあるなら、生きてる間にやれっていう戒めで。首の後ろのは若い頃のおじいちゃんです。







「私の気分を⼀番表現しているのが靴。鏡を⾒ない限り、⼀番⾃分の格好で⽬につくのって⾜元だと思うんです。⽬に⼊ったとき、“今の空気感と違うかも”、“今⽇の陽射しに合ってないかも”なんて感覚になると我慢できなくなるので、1 ⽇に3 回も4 回も家に戻って、靴を履き替えたり着替えたりすることがあります(笑)。普段履くのはヒール靴ばかりだけど、このデザインは私のスタイルにも合わせやすいですね。今⽇はトップスを⿊にして、⿊サンダルに必然性を持たせました」。
IG @takakoshirasawa
- - ふだんの着こなしで重視していることは?
- シルエット。遠⽬から素敵な⼈、が私の理想です。
- - 初めてビルケンシュトックを買ったのはいつですか?
- 数年前に趣味の乗馬で骨折したとき。脚に優しくて、信頼できるブランドのものを選びたくて。
- - 思い入れのある国は?
- フランスです。20 代の頃は2 年半くらいパリで暮らしていて、その後も毎年フランスの地⽅に短期留学していた時期がありました。









「僕、昔野球をやってて膝の靭帯を1本切っちゃったんです。だから革靴がダメで、すっと履けるビルケンが厨房に立つときも自分の定番です。もう昔から、自分にとってのビルケンは仕事のときの足元という感じ。でも、それはさすがに“ボストン”みたいなつま先があるものを選んでるので、この“シドニー”は限られた日のおしゃれ向けです。やっぱり楽だし、黒のレザーはネイビーの服ばかりの僕のワードローブにもよく合いますね」。
IG @moto_ki318- - 店名の由来は?
- 自分の名前が幹樹(モトキ)で、めちゃくちゃ木なので、それにちなんだ言葉を探しました。フランス料理が長かったから、フランス語で。
- - Arbreのメニューはフレンチがベース?
- ジャンルではなくて、「Arbreの料理だね」と思ってもらえたら嬉しいです。“創作和食”とかって言われることも多いけど、もっと自由でいたいですね。
- - 料理にハマったきっかけは?
- ⾼校時代に友達にチャーハンを振る舞ったときかも。でも、実際は続けるうちにどんどん夢中になっていきました。









「“お客さんに⾒せたい”っていうのが、私の靴や服選びの前提。だから、ただ楽してるだけに⾒えるようなものは絶対嫌。でも、ちゃんとチェックしてないと出会えないようなサンダルやスニーカーだったら別なんです。頑張って⼿に⼊れたお気に⼊りこそ、休みじゃなく仕事中に⾝につけたい。この別注モデルもそういう気持ちを満たしてくれます。内側の底まで⿊⼀⾊なので、形はカジュアルだけどスタイリッシュな感じがして、今の気分のモノトーンコーデによく合います」。
IG @rumi_kaneko

- - モチベーションが上がる、ヘアリクエストは?
- 昔の女優さんや古いモノクロみたいな、難しい写真を見せられたとき。それをヒントに今っぽくアレンジするのは、おもしろいし得意です。
- - サロンワークで靴は汚れませんか?
- 好きな靴を履くことで、汚さないで仕事ができるようになった気がします。
- - いちばん影響を受けた街は?
- 東京。海外の都市にもいろいろ行ったけど、“今”が詰まった東京のお店から刺激を受けることが多いです。








「『20センチュリー・ウーマン』というマイク・ミルズの映画で⺟親役のアネット・ベニングが履いていたのが印象的で、それを真似したのが私にとって最初のビルケンでした。2017年の公開で、その頃から “チューリッヒ”と“ギゼ”をソール交換しながら履き続けてます。私は普段、アトリエ作業が⻑いので、リラックスした格好が多くて。この“シドニー”は、⿊のフットベッドとジュエリーみたいに存在感のあるバックルがラフな服装でも引き締めてくれるから、それがすごく新鮮です」。
IG @chocochop2


- - 水彩で特によく使う色は?
- プリンターで出⼒するときに⻩⾊のインクが圧倒的にすぐなくなります。⻩味がかった⾊が好きみたいです。
- - イラストは今もハンドドローイングですか?
- はい。デジタルも始めてみようと1ヶ月前にiPadを買ったけど、まだ箱を開けてません(笑)。
- - 描くのが特に好きなモチーフは?
- おしゃれをしてる人を描くのがいちばん楽しいです。







「中学くらいで初めて“アリゾナ”を買ってから、ずっと同じものを買い直して履き続けてきました。それも、黒の表革。この“シドニー”はバックルがシルバーで、シボ感のある革が好き。自分がつくったイスとばっちり色味が合いましたね。元々内装施工会社にいて、端材を使うことが家具づくりをさせてもらう条件だったので、独立後はその反動で木を一切使わないイスがつくりたくなって(笑)。それでもやっぱり、経年変化が楽しめるものが好きなのは、ずっと変わらないです」。
IG @wataru_miyashita


- - このイスの名前は?
- “TONGUE(タン)”です。裏地を付けてないレザーのなめらかな曲線が、ベロみたいだなって。
- - 家具を意識するようになったのはいつ頃から?
- 元をただせば、僕の父が家具職人だったんです。子供の頃から、僕にとって家具は買うというより父がつくるものでした。
- - 服装の個人的な定番は?
- 真夏は黒Tに短パンにサンダル。ほとんど毎日一緒です。それが一番自分っぽいかなって思います。







「私、⾝構えたり着飾ったりすると空回りするタイプで。リラックスできているときの⽅が、パフォーマンスが上がる感覚があるんです。それでか、年々、⾃然と落ち着くものを⾝につけるようになってきた気がします。あとは、今持っているものをおばあちゃんになっても履いたり着たりしていたいな…っていう思いが強くて。だからビルケンシュトックの靴に惹かれるのかなぁ。この別注は、私が感じていたビルケンのいいところが残っていながら、もう少し洗練された雰囲気が好みです」。
IG @akarimimura



- - 自分らしくいるために意識してることは?
- ひとりで散歩をしてみたり、何もしてない自分だけの時間をつくるようにしてます。
- - よく履く靴は?
- 3日に1回くらいは、黒の“ボストン”です。
- - 今後叶えたいことは?
- 映画など、もっといろいろな作品に参加したいと思っています。








「『あの⼈の着てる洋服、どこのかわからないけどなんか雰囲気いいよね』っていう⼈に惹かれます。⾃分が⿊ばかり着るようになったのも、悪⽬⽴ちしないで街に⾃然と溶け込む、そんな⼈でいたいから。だからフットベッドまで⿊いこの“シドニー”は履きやすくて。個⼈的には、実は“アリゾナ”や“チューリッヒ”以上に⾜に合ってるかも。定番のフォルムはやっぱり安⼼感があっていいですね。ラフに履ける⿊い靴が、今の⾃分には合ってるなと思います」。
IG @classic_is_classic

- - 自転車は何台持ってるんですか?
- 3台で、全部リヴェンデルです。今4台⽬のパーツを集めてます。ガスブーツウィルセンっていう、最近廃盤になったフレームです。
- - 最近掘ってるものは?
- アメリカ製のマイナーブランドとかの古着です。「なんだこれ?」っていうディテールがおもしろくて。テーラードなのに、内側にポケット11個付いてたりとか。
- - 直近の活動は?
- THE DAYとは別に、シューズと革小物のブランドを始めます。



