THENIMEが理想とする、
VINTAGE DENIMを愛するMUSEたち。
そのMUSEたちのVINTAGE DENIMへの想いと
貴重なコレクションをインタビュー。
唯一無二のVINTAGE DENIM COLEECTIONを
ご覧ください。

#003

MIHO ENOMOTO [FASHION DIRECTOR]
[MIOSMOKEY・LIVINGTONE DIRECTOR]

#004

REIKO KOJIMA [FASHION DIRECTOR]

#003

MIHO ENOMOTO [FASHION DIRECTOR][MIOSMOKEY・LIVINGTONE DIRECTOR]

STYLE1

ALL IN ONE(40’s)

STYLE2

LEVI’S WW II MODEL(40’s)

INTERVIEW

―あなたにとってのデニムとは?

「私にとってデニムとは、素顔でいさせてくれて、背筋も伸ばしてくれる、自由と創造性を作るのに欠かせないパートナーです。」

―あなたのヴィンテージデニムコレクションを見せて下さい。

「1940年代のUS NAVYのものとされているオールインワンです。古いものなのに色が濃く残っていて状態も良く、メンズなので大きめですが、私は高身長なので、ヒールのシューズを合わせたり、ジャケットできちんと感を出してみたり、逆のテイストで外して着られる、好きな一着です。ワークウェアなので、深くて広いポケットが数多く付いていたり、40年代の特徴とされる襟元を留める月桂樹ボタンや比翼の裏や袖口のドーナツボタンがポイントで、メンズっぽい視点での主張になっていて気に入っています。バックスタイルも大きめですが、ベルトでウエストを締めることで女性らしく着る事ができます。」

「LEVI'Sのウエスタンのトップスに特化した「LONG HORN」シリーズのデニムジャケットです。角の生えた頭蓋骨のラベルの展開後期は短い角、こちらの長い角はおそらく1940年代から1950年代の前期のもので、展開時期の短い入手困難なタグです。また、こちらのジャケットはほぼ未着用で色が濃く残っています。ウエストが細めで、コンパクトな着用感も気に入っています。ボタンも貫通ではなく飾りボタンを採用していたり、LEVI’Sの本格的なワークウェアらしからぬ、トップスに特化したブランディングも気に入っています。」

―人生を共にしたいヴィンテージデニムを教えてください。

「LEVI’Sの大戦モデルと言われる大変古いモデルで、なかなか入手出来ない一着です。こちらを購入したオーナーさん曰く、おそらく囚人用のモデルだったのでは、と言うことで、大戦時の支給物なので、様々なあしらいを排除し簡素化されており、後ろのポケットやベルトループ、シンチバックさえも付いていません。大戦モデルの特徴であるドーナツボタンもウエストのフロント1つのみとなっており、コレクターの方でもあまり見たことがないと言われているような貴重なアイテムです。私の場合はコレクトしながらも穿くことを目的としていますので、必ず試着をして、サイズが自分に合っているか、綺麗に見えるか、抜け感を出せるか、というところを大切にしていて、こちらはジャストフィットでした。マリリン・モンローも穿いていたLEVI’Sの701の様なハイウエストで渡りがあり、テーパードが効いているこの形が、大戦時にも存在していたと言う事に驚きました。古いものなので、生地もかなり薄くなっており、何回もリペアをしているので、毎日穿く事はできませんが、人生を共にして、大事な時に穿いてゆきたいと思っています。」

#004

REIKO KOJIMA [FASHION DIRECTOR]

STYLE1

LEVI'S 501(50’s)

STYLE2

LEVI'S 507 XX(50’s)

INTERVIEW

―あなたにとってのデニムとは?

「洋服を好きになる最初のきっかけ、原点です。」

―あなたのヴィンテージデニムコレクションを見せて下さい。

「1950年代のLEVI’S 507 XX、通称セカンドと言われるデニムジャケットです。ダメージの具合と色の薄さが気に入っていて、少しずつ直しながら着ているので、色々なところに当て布がしてあります。色の薄いデニムが好きで、何にでも合わせやすいこちらのデニムジャケットが大好きです。購入したのは20代後半。それまでにもきれいな青色のデニムジャケットは持っていたのですが、自分のスタイルが確立されてきた時期に、この薄めの色が自分のスタイルに合っている事に気付きました。自分らしさを出すことができる、お気に入りの一着です。」

「LEVI'S 501 66後期と言われる、1970年代後半から1980年代にかけて作られていたモデルです。20年から25年前の購入時からすでにボロボロで、そこからまた自分が穿いてさらに破れたところを修理しながら、大切に穿いてきたものです。サイズは32インチと結構大きめなメンズサイズで、あえてゆったり、ズルっとメンズっぽく穿く事ができるサイズ感も気に入っています。」

―人生を共にしたいヴィンテージデニムを教えてください。

「私と同い年のLEVI'S 646です。状態が良く、きれいに縦に色落ちしている、フレアラインのデニムパンツです。オレンジタブと言われる若者向けのラインで、ヒップを小さく見せてくれたり、足を長く見せてくれるので、若い時から646がすごく好きで、その中でもこちらのデニムパンツは自分と同い年と言うこともあり、このまま一緒に歳を取っていけたらいいなと思っています。」

Put our DENIM on mood.

市場価値が年々高まるVintage denimの圧倒的な品揃えを軸に、コンセプターの長尾悦美が『今の気分』を反映したDenim styleを提案するショップ。

いつの時代も変わらず愛され、ベーシックアイテムとしてだけではなく、感度の高いスタイルを完成させる為に不可欠であり、誰もがワードローブに持っているべきアイテム“Denim”。

Vintage denimの知識や価値を女性にも広めるべく、Vintage denimのセレクトは老舗ヴィンテージショップ「BerBerJin」のディレクターを務める藤原裕氏が監修。

他ではできない価値のあるVintage denimの品揃えと、感度の高いDenim styleを完成させる為のアイテムを世界中からセレクト。モダンで洗練されたDenim Shopを目指す。

THENIME:Denim生地の誕生の地とされる南フランスのニーム地方の「NIME」とDenim styleが生まれたアメリカの雰囲気を表す「THE」を組み合わせて命名。

SHOP:東京都港区虎ノ門二丁目6番3号 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー3F