2023.5.10 Wed
5.16 Tue
About Men's Fashion

女性スタイリストが提案!
着てほしいメンズ服

Ayano Nakai
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Introduction

「ファッションは自由だ!」と、思いながらも、つい気になるのは異性からの視線。
とくに、アイテムに限りがあるメンズのスタイリングは、着こなしが大切。
今回は、JOURNAL STANDARD プレスの玉木さんとEDIFICE プレスの桂さんにコーディネートを披露してもらい、
スタイリスト 中井彩乃さんがスタイリングをアップデート!
異性だからこそ感じるエッセンスを加えた、それぞれのスタイリングをお楽しみください。

Introduction Introduction Introduction
Ayano Nakai 中井 彩乃
Profile

伊藤信子氏に師事し、2019年に独立。モード誌を始めとするファッション誌や、アパレルブランドのカタログ、俳優やアーティストのスタイリングなど幅広いジャンルで活躍中。

Ayano Nakai Ayano Nakai Ayano Nakai

Men's Voice

今着たいスタイリングを提案してくれるのは、こちらのスタッフ!

Men's Voice Men's Voice Men's Voice

Styling #01

Staff Cordinate
上品な組み合わせも、
ナイロンベストや小物使いで遊び心を。
Staff Comment

タックパンツにジャガード柄のニッポロシャツを合わせた綺麗めな着こなしに、ナイロン素材のベストを合わせてカジュアルなムードをプラスしました。柄物にカラーアイテムを組み合わせていますが、取り入れる色を絞ることで、統一感のあるスタイリングにしています

Staff Cordinate Staff Cordinate Staff Cordinate

それぞれが主張の強いアイテムなのに、うまくまとまっています。

ベストに存在感がありますが、スラックスや、ニットポロがベースになっているので、大人っぽいムードをちゃんとキープしているのが素敵。カジュアルとシックがきちんと共存したバランスがニクいです。

スニーカーやキャップの小物使いなど、「足し」のスタイリングですよね。

ナイロンベストに、キャップやスニーカーなどのテック系のアイテムを足すと、スポーティさが加速してしまうので、靴をレザーにしたり、キャップをオフしたりすると、ラフな雰囲気が抑えられるかなと思います。シューズで色を取り入れたいときは、洋服はモノトーンでまとめて、メリハリを出すのも素敵ですよね。

Stylist Cordinate
アウトドアアイテムも、
色味や小物で洗練された装いに。
Stylist Comment

リネン素材のパンツに、ポロシャツを合わせた爽やかな着こなし。ホワイトベージュのワントーンでまとめて、明るい雰囲気に仕上げました。ナイロン素材のベストはカジュアルになりやすいので、シューズやバッグなどはレザーでまとめて、コーディネート全体の引き締め役に

Stylist Cordinate Stylist Cordinate Stylist Cordinate

色味や小物を変えるだけで印象が違います。

普段着に落とし込むのがなかなか難しいアウトドアアイテム。取り入れたいときは、今回のナイロンベストのように1点に絞ることが重要。思いっきりアウトドアやカジュアルなスタイルに振るのは簡単だけど、シックな印象にまとめるなら小物使いや、色使いがキーになってきます。

オールホワイトでのワントーンコーデはハードルが高めですが、おしゃれ度があがりますよね。

明るい色でのワントーンコーデは、なかなか挑戦しづらいですよね。けど、グッと洗練された着こなしになるのでおすすめです。ただ、野暮ったくなってしまう危険もあるので、このようにベストをレイヤードするなどで、メリハリを出すのがおすすめです。

足もとはグルカサンダルで、抜け感を出したのもいいですね!

レザーシューズだと重たくなってしまうし、サンダルだとラフな印象に。ほどよく肌感のあるグルカサンダルは、カジュアルから綺麗めのスタイルまで幅広くマッチする万能アイテムです。キメすぎると近寄り難い印象になってしまうので、程よい抜け感を加えるのは大事なポイント。

Styling #02

Staff Cordinate
ネイビーのワントーンで仕上げる、
アーバンリゾートスタイル。
Staff Comment

リゾート感のあるトロピカルプリントのシャツは、カジュアルになりすぎないようにまめるのがポイント。ボトムはデニムですが、ネイビーのワントーンにまとめることで、どこか品のある着こなしに。足もとはローファー型のサンダルで、抜け感を出しました」

Staff Cordinate Staff Cordinate Staff Cordinate

存在感のあるプリントシャツも、ネイビーのワントーンで大人な雰囲気です。

かなりのおしゃれ上級者のテクニック!強い印象を与えやすい柄のアイテムも、色をそろえたことで調和されています。パンツはスラックスではなく、ワンウォッシュのデニムを合わせて、綺麗めにまとめすぎないのもいい塩梅です。

カチッとしながらも、抜け感もきちんとありますね。

シャツのインナーにはTシャツを合わせて、首もとや裾からチラッと見せているのも着こなし上手。足もとはサンダルやレザーのシューズではなく、ローファー型のサンダルを合わせているのも、「抜け感」がしっかり考えられたスタイリングです。ただ、それが逆に完璧すぎるかも…? もっとカジュアルダウンしてもいいかもしれません。

Stylist Cordinate
シンプルなスタイルこそ、
アイテムのチョイスで差をつける
Stylist Comment

カチッとした雰囲気のバンドカラーのシャツは、あえてボタンを開けて羽織として着用。インナーには白Tではなく、グレーのTシャツを合わせることでほどよくシックな雰囲気に。ボトムはシルエットが綺麗な太めのパンツで、トップスとのバランスを整えました

Stylist Cordinate Stylist Cordinate Stylist Cordinate

一転してシンプルですが、太めのパンツやTシャツなどのセレクトにこだわりを感じます。

柄物で見せるおしゃれも素敵ですが、シンプルなアイテムこそ、自身の着こなしやセンスが問われるものですよね。肩肘張らないラフなコーディネートは、近寄り難い雰囲気も出ないですし(笑)。あえてパンツにタックインしたり、白Tを合わせたりしてしまうところをグレーなどに変えるだけで、いつもの着こなしをアップデートできます。

ステンカラーのシャツを羽織りで着るのも新鮮かもしれません。

ボタンを閉めて着るのも素敵ですが、少し綺麗めになりすぎてしまいますよね。ボタンを開けて羽織りで着ると、ラフすぎずほどよくきちんと感が出ます。シャツ選びはサイズ感が重要。大きめすぎると少しストリートなムードを添えてしまうので、ジャストサイズで着るのをおすすめします。

ひとクセあるメガネもキマりすぎずにいいバランスですよね。

全体のシルエットにラフさを出したことで、メガネやジュエリーなど、少し変化球のあるデザインの小物を取り入れてもうまく馴染むと思います。おしゃれ小物を取り入れたいときは、洋服の色味や素材がうるさくなりすぎないように、サラッとまとめるのが大事ですね。

Photo : Yuji Ueno

Styling : Ayano Nakai

Writing : Fumika Ogura

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ベイクルーズスタッフ50人が着こなす初夏のスタイル

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似合う色がわかれば、毎日がもっと楽しく!

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