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Caleと自由

  • 毎シーズン、僕らとタッグを組んでくれるCaleの別注。

    デザイナーの佐藤佑樹さんは僕が今まで出会った東京人の中で1番のシティボーイだ。

    ファッションは無論、アートや音楽にも精通していて僕も彼の美意識を参考にしている。

    そして知的でとてつもなくお洒落である。
    同年代で今、1番気になる存在だ。

  • 今回の別注では遡ること半年前、Caleのギャラリーで開催された展示会に遡る。

    いい生地ができたんですよ。と佐藤さんが言った。

  • ウールのヘリンボンの生地だった。

    英国生地好きの僕は代表格でもあるヘリンボンの生地が好きだ。その中でもネイビーは好物なのだが、実は成人式のスーツ以来ヘリンボンのジャケットやスーツを持っていないという矛盾。

    好きだけど、男臭すぎるというか、どこかユニセックスなエッセンスが欲しい。

    だが、Caleのオリジナルのヘリンボン生地は特殊な加工で毛羽立ちが少なく僕が懸念している「男臭さ」が良い意味で感じないのだ。

    しかも強引に生地を握ってもシワにならないという特性を持っている。

    この生地なら長年着てこなかったヘリンボン生地でセットアップを着てみたいと思ったのだ。

  • ジャケットは自分の気分ではあるが「カバーオールやハーフコートぐらいの軽い気持ちで着れる洗練されたジャケットが欲しい」だった。

  • 低いゴージラインは70年代のミュージシャンを思わせるかのようだ。

  • 袖も面白い。
    肘の関節で取られた2本のダーツは90年代のキャロルクリスチャン・ポエルに見られる仕様。

  • ジャケットに良く見られる切れ込み(ベント)がなく異様なほどに長くとった左右のダーツ。
    それなのにボックスシルエットというのが興味深くジャケットとは思えない不思議な面持ちだ。

    パンツは以前、L'ECHOPPEで別注したカーゴパンツが気にいってよく履いている。

  • 自分達でも名品と自負しているのだが地味好きの自分としてはシックな生地でも欲しいと思っていたのだ。

  • 以前の別注と違い張りがあるのでまた、シルエットが変わってくる。

    シックながらも圧倒的な存在感。
    やはり名作である。



    過度なカジュアル化やコロナ禍も相まってか年々ジャケットやセットアップは嗜好品になりつつある。

    だがCaleチームが制作してくれたヴィジュアルを見るとそうではないと感じさせてくれる。

  • 男性も女性もない。若いも、年寄りもない、カテゴリーもない。

    佐藤さんはこのセットアップは女性が男性的な装いを行う「マスキュリン」であると言っていた。

    まさにピッタリな表現だ。

    マスキュリンは僕の中で「自由」を意味する。

    昨今のTPOを気にせずカジュアルな服を着ることが「自由」ではない。

    ファッション対する矛盾や反骨精神を包括した「自由」がこのセットアップには混まれているのだ。



    9/17 (
    )より渋谷店、名古屋店、WEB STOREにて発売。


    是非、店頭でCaleのファッションに対する「自由」を感じてほしい。


    L'ECHOPPE
    名古屋店 小坂


    L'ECHOPPE
     渋谷店:東京都渋谷区神宮前6丁目2010号  MIYASHITA PARK SOUTH 2F
    TEL: 03-6712-5770

    L'ECHOPPE
    名古屋店愛知県名古屋市中区栄3-29-1 名古屋PARCO南館2F
    TEL:052-211-9342