素材解説|裏毛と裏起毛の違いを徹底分析|RELUME
一見、似ている「裏毛と裏起毛」。何が違う?
答えは「構造の違い」。
裏毛は裏地をループ状編みこんだ生地になっており、吸湿性や通気性があります。タオルの生地をイメージして頂くと分かりやすいかと思います。よく水を吸い、乾くとサラッとしてあまり保温性はありませんよね。
一方で、裏起毛はその名の通り裏地の毛を起こしています。毛を起こすとは、毛を1本1本立たせてふんわりさせているイメージです。そのためふんわりとした手触りで、生地の中には多くの空気が含まれるため保温性も高くなります。
裏毛(ウラケ)
裏起毛(ウラキモウ)
着用時期は「1枚着or重ね着」で変わる
裏毛と裏起毛の着用時期はザックリと上記のようなイメージに。
裏毛はいい意味で軽い着心地ですが、逆に言えばあまり暖かくはありません。
なので、1枚着では春秋が適していると言えます。ただ、薄手だからこそ重ね着もしやすく、シャツ等と重ね着をすれば冬でも着用可能になります(ネルシャツやウールシャツだとより暖かいです。)
一方、裏起毛は保温性がウリなので、1枚着でも冬に適しています。
本当に寒くなる真冬(1・2月など)には、裏起毛も重ね着すると暖かさは増します。
ただ、この場合はすこしモコモコするので、サイズ感には注意です。(また、少し暖かすぎるかもしれません。)
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