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COMOLIのマスターピース達

今や不動の人気を誇る『COMOLI』
今回の19-20AWの新作コートを、
STAFF高村の独断と偏見で解説致します。

  • 皆様こんにちは。

    お目々の恋人です。(高村です)


    アフロから坊主に方向転換し
    数ヶ月が経とうとしている私ですが
    変わらず足蹴なく通うbarberがありまして。


    代官山 barber boys


    髪型もファッションの一部分、
    自分を表現するパーソナルなピースだと思っていて。
    そんなこんなで自分に合うbarberを探して探して、
    慣れない代官山の街中で見つけたお店。

    そこの島田さん。
    スタイルのある、すごいかっこいい人。

    最近新居に引っ越したらしいのですが
    家の中にお洒落じゃないものを置きたくないらしく、
    奥さんがバスマジックリンを買ってきて怒ったら逆ギレされたという。。。笑

    そんな島田さんとの会話の中で印象に残っている話が、
    『いい人』ってなにっていう話。

    島田さんは、
    自分の事を他人がまた他の誰かへ紹介するとき、
    『いい人』と紹介されることを嫌う人。

    確かに、いい人だよね、ってすごくぼんやりしているというか
    勿論本当に良い表現として使われることもあるんでしょうけども
    自分みたいな人間はむしろ
    『面白い人』とか、『変態だよ』
    とか紹介されたい。
    みたいな事をおっしゃっていて。
    自分も凄くそこに共感しました。

    他人と違うセンスだったり表現を。
    『自分』を売っている僕達は確かに
    自分の中のドロっとした部分を伝えることを生業としてるので、
    素直に共感できました。



    そして本日ご紹介させていただく
    COMOLI
    このブランドの洋服達もまた
    いい服、だけでは語れない、
    デザイナー、小森啓二朗氏の
    ある種変態的な部分と
    ストイック、エゴみたいな部分が
    投影されていると思っています。


    今回はアウター類をゴリっと。
    COMOLI
    の枕詞みたいになっている
    タイロッケンコート以外にも
    沢山、素敵なコートがあるので是非。



    それではまずはこちら

  • COMOLI
    『メルトン フーデッドコート』
    サイズ 1,2,3
    ¥
    78000+tax

    元ネタはカデットコートと呼ばれるもので
    海軍の士官候補生に支給されていた
    コートとのこと。
    ここらへんの深掘りは各々に任せるとして。。。
    少し自分の話を。


    所有しているコートの8割方フーデッドコートの私高村。
    その中でも、いやはや確かに、持っていなかったのがメルトン。

    そもそも自分はあまりウールコートを着ることがなく。
    自分は元々、ドレスから洋服屋のキャリアを始めたのですが
    スーツにも大抵軍モノのM-51N-3B
    (昔はアメカジ小僧でした。。。)

    コットンと違ってウールは
    毛玉とか、バックパックも気が引ける。

    ただ、この生地はかなり優秀。
    度詰したコシのあるメルトン生地は
    毛足も短く、案外雑にガシガシ着れそう。



    そしてサイズ感
    デザイナー小森さん曰く
    着るごとに身体に馴染んで柔らかくなっていくとのこと。


    これはコート全般にいえることなんですが、
    COMOLI
    のコートのサイズ感。
    身長180cm位の小森さんが、
    自分が着るサイズを“3
    としてサイズスペックを考えているそうでして。
    そんな中での小話。
    昨年もリリースされたこのフーデッドコートを
    実際に着ていたら固いメルトン生地がかなり馴染んできて
    むしろ大きいくらいになったそう。

    なので今回はサイズ4は無し。
    自分の作った服を着る。
    いや、自分の着たい服をストイックに作り続ける
    小森さんならではのストーリー。

    年々アップデートされているんですね。

  • そしてこのZIPというデザイン。
    我らが渋谷店の澁谷さん曰く

    普通のフーデッドコートだと、
    少し女性的に見えたり、カジュアルに見えすぎるところを
    フロントZIPにすることでミニマルな印象になって
    より男性的に、スタイリッシュに着こなせる。

    とのこと。
    確かに、首を縦に頷くを得ない。

    というか、ZIPって単純に楽。
    バッて羽織ってグッと締めるだけ。
    寒い冬。ギリギリまで寝たい朝。
    スウェット上下に適当に羽織って
    ZIP
    を締めれば様になる。

    こういうことこそが
    ベーシック、なのだと思います。

  • そしてこのコートの1番の特徴。

    襟が変形します。

    フーデッドではなくなるフーデッドコート。
    フーディを中に着れるフーデッドコート。

    これは画期的。

    渋谷店のフーディ狂。
    フーディを着たままこの世に生を授かった橋本くんも大喜びのディテール。

    これは是非、着て
    あれやこれやといじっていただきたい。

    今回のCOMOLIのコートの中でも
    1
    番合わせやすいんじゃないかなと思うこの型。


    自分的にも1発目から
    1
    番好きかもなこのコート。

  • 自分なら、
    こちらも19AW、ラスト1点残っている
    このジャンプスーツでワントーンが◎

    このミニマルさが、
    デニムのジャンプスーツという
    アク強な感じともマッチしてくれる。

    アーペンのモコモコ帽子で、
    ウケも抜かりなく。
    ここ、大事です。




    お次は、
    完売御礼しました今季のタイロッケンコートと同生地の
    こちらもフーデッドコート。

  • COMOLI
    コットン×ポリエステル×ナイロン
    フーデッドコート
    SIZE
    1,2,3
    ¥
    120000+tax

    昨日STAFF橋本が
    『今日の逸品』
    で紹介してくれたこちらのコート。

    2012AW
    よりアップデートを繰り返し
    これで4度目。

    今回は何より機能的。
    水捌けの良さはもちろんのこと
    防風性、ウールライニングによる保温性も高く、
    アウトドアブランド顔負けの
    ハイスペック系コートとなっております。

    まあその辺りは各々digしていただいて。

    今回はその色味や素材感の
    ファッションとしての部分にクローズしていきたいと思います。

    素材感。
    この三者混(コットン×ポリエステル×ナイロン)
    の素材合わせが成せる、独特のクタり感。

    フーデッドコートは勿論のこと
    ナイロンコート溺愛者でもある自分は
    このナイロンコートの使い込んでいったときのクタッとした生地感が大好きで
    雨の中でもわざと傘を差さずに着たりしているのでございます。
    (傘嫌いということもありますが。。。)


    そのクタッとした素材感に近く
    それでいて適度にハリコシのある生地。
    とにかく滑らか。これは触ってもらいたい。


    そして色味も絶妙で、照りがなく
    非常にマットな表情。
    柔らかく、優しい色味
    まるで何かから優しく守ってくれているような。(何からだよという感じですが)
    包容力のある1枚。


    そして形
    先程から耳タコな程自分の溺愛ぶりを語っているフーデッドコート。
    良さはもう自分的にただ1つ。
    その潔さ。

  • 前回RABBLOGでも触れさせていただきました、イギリスの気候。

    日本程の土砂降りはないにしても
    イギリスは1年でほぼほぼ雨。
    そんな気候なので、もはや逆にといいますか、
    あまりみんな傘って差さないんですよね。
    原宿周りに観光に来ている欧米人もそう。
    ただ、その人たちが何を着ているかというと
    マウンテンパーカーや、水に強そうな素材のフーデッドコートなんです。

    まさにそれって
    洋服の根本といいますか、
    衣食住の衣の側面みたいな話で
    体を外の何かから守るためのモノ。

    そういう潔さ。
    傘なんて差さなくても、フード被れば良くない?みたいなところが刺さって、今に至るのであります。

    そしてそれでいて、
    COMOLI
    さんお得意のAライン

    抜け目なし

    話長くなりました。
    では、スタイリング。

    橋本が昨日スタイリングを組んでくれたのですが
    これが橋本らしく、そしてWISMらしく
    ストリートと上手くmixされていて
    かなりカッコ良いので是非

  • お次に紹介致しますのは
    こちらは新型の、
    いわゆるM-51、モッズコート的なアイテム。

  • COMOLI
    W/C/P フーデッドコート
    SIZE 3,4
    ¥
    140000+tax

    COMOLI
    というブランドの
    今季のチャレンジ的なアウター。

    こちらも先ほどに引き続き
    ウール×コットン×ポリエステルの
    三者混の素材。

    ウールにコットンポリを混ぜることで
    独特の風合いに。

    元ネタとなる
    ミリタリーアウターのタフである程度雑に着れる部分を
    この混紡の生地で表現したかったのかなと思っています。

    いやはや、自分はかなり好きなコートですね。
    前述の通り、ミリタリーは一回通ってきている自分ですが
    今着ない理由は単純に気分じゃないということ。
    往年のミリタリーグリーンをストレートに着るのは
    新鮮味に欠けてしまう。。。

    そんな中でのこの逸品。
    単純にこの洗いがかかったように見える
    生地感でのモッズコートというのが新鮮ですし、
    なにより小森氏が着たい
    ミリタリーアウターがこれだと思うと
    単純に興味が湧いてきます。


    気になるディテール、、、

  • フードは有難くも脱着式。

    裾は元ネタそのままのフィッシュテールになっており
    裏にはウールのライニング。
    こちらも脱着式。

    このあたりのいい部分はそのままに
    ボリューミーなライニングだと
    シルエットが膨れてしまうからこそ
    ウールライニングなのかな。。。
    など、いちいち思いを馳せてしまいます。


    そしてシルエット。
    絶妙な肩の落ち感。Aライン。
    18
    番ながらもここらへんは流石の一言。

    サイズ感は
    他のコートよりも心なしか大きめな気がします。

    元々モッズコートといわれている
    M-51
    も、中にフィールドジャケット
    を着てその上から羽織るものとされていたので
    その部分のサイズ感に近いのかなという
    勝手なイメージ。

    ただ、このオーバーコート的なシルエットが
    本当にめちゃくちゃかっこいいんです。
    本当にかっこいい。
    着たら驚くと思います。
    ですので試着だけでもしにきていただきたい。




    そしてスタイリング。
    今回はなべさんこと渡辺さん。

  • 新スタッフのなべさん。
    元々古着だったりストリートアイテムに精通しているスタッフで、
    それを感じさせるスタイリング。

    インナーには
    お久しぶりなPOWERSのフーディ。

    ここらへんの解釈が
    他には無い、WISMならでは。

    是非、店頭にて
    ベーシックなスタイルから
    こういった『WISMスタイル』まで
    提案させてください。



    お次は、
    高村的に1番衝撃を受けたこのコート。

  • COMOLI
    ラムレザーコート
    SIZE 2
    ¥160000+tax


    こちらは、
    今季19-20AWCOMOLILOOKでのワンカット。

    この写真からも
    只者ならぬ雰囲気が感じられますね。

    そもそも『レザーのコート』
    秋冬にアウター買おうと思って
    まあ選択肢には上がってこないアイテムですよね

    レザーですから雨に決して強く無いですし
    ダウンに比べれば保温性も全然劣る。
    重さもややある。

    ただ、男とレザーは切っても切れない仲。


    小森氏とWISMのバイヤーの話の一幕にて、
    『秋だからとか、寒いからだとかではなく。朝起きてレザーが着たいと思ったらレザーを着る。』

    男です。

    クローゼットの中にあるだけで
    テンションが上がる服。

    着れば尚更。

    そんなコートだということを
    ご理解いただければ。


    では今回は
    私高村のスタイリングと共に解説していきます。

  • レザーの力に引っ張られる形で
    心なしか表現がキリッとしている私。


    レザーはラムレザーを使用。
    これ、本当に面構えからは想像できないくらい
    軽くて、柔らかい。

    そんな上質なレザーを今回小森氏は
    敢えて、古着屋のレギュラーヴィンテージの
    合皮のレザーのような表情を意識して作ったそうです。

  • ですから、なんというか
    少しビニールっぽい質感。

    そういう所に
    小森氏のこだわりというか
    ある種エゴの部分を感じます。笑
    あえてクラシックで重苦しい雰囲気にしない。

  • 締めるとこんなかんじ。
    LOOK
    では締めてましたね、たしかにこれも良し。

    襟を立てるのが自分的に好きです。

    形は80sのヴィンテージのカーコート的な。

    普遍的で、一生寄り添える形。

    こういった長く愛せる形という所にも
    小森氏の、自分の生み出した洋服への愛みたいなものが感じられます。

  • バックスタイル。

    ラムレザーの柔らかさも相まって
    肩の落ち感が非常に素敵。

    また、丈もミドルな丈感なので
    意外と重苦しくならないんです。

    この合わせのように
    aime leon dore
    のポップなカラーリングのアイテムとの相性も良し。

    コーディネートしがいがありますね。

    そして気になる保温性。

  • 高級感のある裏地。

    クラシックな見た目ですが
    機能素材、コモサーマを裏に付けていて
    これ、結構暖かいんです。

    こういう機能素材と
    クラシックなアイテムとの掛け合わせ。

    これがCOMOLIの、
    もっというとドメスティックブランドのうまさなのかなーと思っております。



    どうでしょう。
    欲しくなりましたか?笑

    こちらはサイズ2
    ラスト1点でございます。


    そして以上をもちまして
    COMOLI
    のアウター類の紹介となります。

    どれも今年の、
    勿論来年以降も長く長く
    マスターピースとなるであろう逸品の数々。


    大変長くなってしまい申し訳ありませんが、
    それほどまでに紹介したいアイテムなのです。

    長々とありがとうございました。

    では店頭にて、お待ちしてます。